懐かしい!ゲームの進化をなぞる旅ACT『Evoland』

『Evoland』はゲーム自体を進化させるユニークなゲーム。(徐々に高画質になっていく)グラフィックをアンロックして、モノクロから3Dグラフィックへ、ラウンド制バトルからリアルタイムアタックへとゲームの歴史を辿ります。

※本ページはプロモーションが含まれています

posted by matsu at 2015/02/05 13:00

ゲームの進化をたどる旅

『Evoland』はゲームファンのためのゲームと言えるかもしれません。ゲームを進めながら、テクノロジー、システム、(徐々に高画質になっていく)グラフィックをアンロックしていきます。ゲームはモノクロから3Dグラフィックへ、ラウンド制バトルからリアルタイムアタックへと進化していき、最後には別ゲーへと変貌を遂げます。

さいしょは 8ビット の ピクセル から

ゲームをスタートすると、『ゼルダの伝説』へのオマージュを感じさせるピクセルグラフィックのレトロな世界から始まります。

ゲーム内で宝箱をゲットして、ゲーム操作やシステム、グラフィックの進化などを解放していきます。
ゲームを始めた当初は「みぎキーでみぎ移動」しかできません。フィールドも横一線のみ。
なので、宝箱をゲットして「ひだりキーでひだり移動」を解放します。機能解放時のコメントもニヤッとするものばかりで心憎い感じ。みぎばかりだと飽きてしまいますからね。

左右キーを解放すると…
ゲームは2Dアクションへと進化します。
こんな感じで宝箱からゲーム自体の進化をゲットして現代のゲームへと歴史をつないでいきます。

2Dゲームにつきものな仕様はなんでしょう?
そう!画面遷移です。
しかし、まだどこかゲームが寂しい感じ。そうです、SEが足りないのです!
サウンドまでもゼルダ風で懐かしい感じです。

…諸々の機能、システムを解放し、そしてついにゲームはカラーの時代を迎えます。
いや〜カラーの衝撃ってすごいですね。色が付いただけで感動しちゃいます。いまでは当たり前ですが、世界が一気にカラーに染まるのを目の当たりにすると、やっぱりその衝撃も色褪せてないことを再確認。
本作の「あらすじ」ももちろん宝箱から解放です。あらすじも王道のあるある感あふれるストーリー。
やることがなかったけどまた忙しくなるぞ!
ちょくちょく小ネタを挟んできて小気味良い感じ。たしかに勇者って平時はすることないよね。
その後もどんどんゲームは進化していき、画面が256ビットカラーになったり、戦闘が『FF』風のコマンドバトルになったり、過去の名作へのオマージュやニヤッとするような小ネタが満載です。
▲他人のプライバシーなんてお構いなし!いるわ〜こういう勇者いるわ〜
そんなこんなで最終的にはこんな3Dグラフィックスにまで進化しちゃいます。

なつかしさと小ネタ満載

『ファイナルファンタジーレコードキーパー』等、懐かしいゲームの記憶を辿るゲームが流行っていますが、本作からは作者のオールドゲームへの愛が伝わってきます。ゲームファンには分かる、あるあるネタや小ネタなどユーモアを込めたシニカルな距離感も心地良い感じ。
ゲームファンならきっと楽しめるはず…!

Evoland詳細情報

価格 500円
メーカー Shiro Games
ジャンル アーケード&アクション
©2012 Shiro Games