ヘラクレスの元ネタ
ヘラクレスの出典・地域
ヘラクレスの逸話
生い立ち
ヘラクレスはペルセウスの孫に当たるアルクメーネーとオリンポスの主神ゼウスの間に生まれた子です。
生まれたときから力が強く、少年時代から様々な武術や芸術を一流の師から学びました。
その中には、「Fate/Apocrypha」に登場した「ケイローン」もいたとか。
そうして、数多の神々や怪物を倒した半人半神の英雄ヘラクレスは、世界に知れ渡るほど有名な存在となります。
狂気と十二の試練
ある時、そんなヘラクレスを嫉妬し憎んだヘラ※から狂気を吹き込まれると、ヘラクレスは自身の子供を炎に投げ込んで殺してしまいます!
※ゼウス(ヘラクレスの父)の妻だが、ヘラクレスとは血が繋がっていない
後に、正気に戻ったヘラクレスは深く絶望しました。
そこで、罪を償うためにアポローン※2の神託を求めます。
神託で告げられた罪を償う方法は、後にヘラクレスの偉業として語り継がれる「十の試練」を果たすことでした。
ちなみに、何故"十の試練"が、Fateでは宝具名にもなって馴染みの深い「十二の試練」へと数が増えたのかと言うと、"十の試練"の内ふたつがヘラクレス自身の力のみで達成していないことなどを理由に、無効になってしまったからです。
※ヘラクレスと同じくゼウスの息子で、神託を授ける予言の神としての側面も持つ。
FGOでのヘラクレス
ストーリーでの活躍
ストーリー上では、第三特異点「オケアノス」で、「イアソン」のサーヴァントとして登場。
圧倒的な強さで主人公たちを苦しめましたが、主人公自身が命を賭けた作戦によって、討伐されました。
その後、亜種特異点Ⅱ「伝承地底世界 アガルタ」での登場に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新されました。
宝具
十二の試練(ゴッド・ハンド)
前述したとおり、罪を償うために行った"十二の試練"が元になっています。
簡単に言うと、12回殺されないと死なない蘇生スキルを持っているということ。
また、代替生命だけでなくBランク以下の攻撃を無効化し、既知のダメージに対して耐性を持つ効果もあります。FGOでは効力を失っていますが、自身の絆礼装を装備してマスタースキルなどを駆使することで、それに近い耐久性を得ることも可能。
射殺す百頭(ナインライブズ)
"十二の試練"のひとつ「ヒュドラー討伐」で編み出した万能攻撃宝具。
状況により様々な変化をするこの技は、どんな武器でも使用可能であり、攻撃がひとつに重なる程の高速の連撃です。
狂化している状態では、この宝具を使用することはできないため、「Fate/stay night」におけるヘラクレスの宝具は【十二の試練】のみとなっています。
FGOでは宝具として採用されていますが、これは、原作通りに【十二の試練】を宝具にしてしまうと、11回ガッツ効果が発動することになるので、それを防ぐ苦肉の策なのでしょう。
ヘラクレスの評価
★4 ヘラクレス
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・回避やガッツで継戦能力があるバサカ ・絆礼装込みなら全鯖トップクラスの耐久性能 ┗スキルマ&魔術礼装有りで最長8T単騎で戦い続けられる
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FGO以外のFateシリーズ登場作品
Fate/stay night
ヘラクレスを奉る神殿の支柱となっていた斧剣を触媒に、「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」のサーヴァントとして召喚されました。
神話上でも狂気を吹き込まれているため、バーサーカーのクラス適正は高いですが、キャスター以外のすべてのクラスで召喚することができる英霊です。
近接戦では、第五次聖杯戦争において最強クラスの力を所持していたとのこと。
狂化しているため、その人格をあらわすことはないものの、天敵※であるギルガメッシュに拘束されたり、間桐桜の操る泥によって黒化している中であっても、その強靭な意思までは侵食されず、イリヤを守ろうとし続けたところから漢気溢れるサーヴァントと言えるでしょう。
※ギルガメッシュの持つ「天の鎖」は、相手の神性が高いほどより効果的であり、半神のヘラクレスでは抗うことが困難なはずだった。
ヘラクレス&イリヤのコンビ
FGOでのイリヤは、
Busterをアップさせる概念礼装「
緑の破音」の絵柄として採用されており、ヘラクレスとの相性は抜群。
残念ながら上位互換の礼装「
リミテッド/ゼロオーバー」があるので、そちらを所持していたらイリヤ礼装を装備する必要はないかもしれません。しかし、
あえてイリヤ礼装のまま攻略していくのも、
原作再現として面白いでのはないでしょうか。
Fate/hollow ataraxia
イリヤを守るだけの存在としてアインツベルンの森の入り口に君臨。
Fate/strange Fake
真アーチャーとして召喚されていますが、マスターによってアヴェンジャーとしての特性も付与されます。
その結果、人としての幼名であるアルケイデスと名乗り、偽りの聖杯戦争に参戦していくように。
フェイト/タイガーころしあむ
虎聖杯の力で、なぜか口調も性格も紳士になったヘラクレスが登場します。
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