擬人化美少女兵器が大量生産大量消費されるハードコアな世界観のミリタリー戦略ゲーム『アッシュアームズ‐灰燼戦線』をレビュー

『アッシュアームズ‐灰燼戦線(アシュア)』は、戦車や戦闘機が美少女(DOLLS)に擬人化されたミリタリー戦略シミュレーションゲームです。やりごたえのある難易度と、人類の戦況が悪化して追い詰められた世界設定がハードな『アッシュアームズ』をレビューし、本作の面白いポイントをご紹介します。

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posted by Miyazaki at 2019/11/10 12:00

『アッシュアームズ‐灰燼戦線』をレビュー!

『アッシュアームズ‐灰燼戦線』は、戦車や戦闘機が美少女(DOLLS)に擬人化されたミリタリー戦略シミュレーションゲームです。

やりごたえのある難易度と、人類の戦況が悪化して追い詰められた世界設定がハードな『アッシュアームズ』をレビューし、本作の面白いポイントやおすすめポイントをご紹介します。

人類が滅亡しゆく世界

世界観は、謎の敵「災獣(リセッター)」による侵略によって、人類は滅亡の縁に立たされ、絶望的な状況。人類は少女型の兵器「DOLLS」で対抗します。
プレイヤーは記憶喪失の指揮官となり、「DOLLS」を指揮運用して「災獣(リセッター)」を殲滅します。
▲登場するDOLLSは、戦車、火砲、爆撃機など様々。ゲーム内ではさらに、戦車一つでも重戦車や駆逐戦車などに細かく分類される
▲ゲームが進めば、自室で資料を読むことができる。良い感じにヘビーな世界観が書かれているので、時々チェックしてみるとゲームをより楽しめる

本格的なシミュレーションバトル

戦闘はかなり本格的なシミュレーションバトル。

陸と空に別れ、前後の陣形を考えながら敵味方交互に攻撃します。

機体ごとにアクションポイントを使い、移動や戦闘形態切り替え戦います。
攻撃時は、アクションポイントやパーティ共通の攻撃コストを消費してスキルを発動します。

攻撃範囲や攻撃可能な対象が違うほか、反撃など単純な攻撃するスキル以外もあるのでかなり奥深いと感じました。
さらっと説明しましたが、兵種や形態によって空中への攻撃可否が違いますし、前衛後衛など得意な立ち回りや得意な相手が変わります。
役割分担を考えつつも、ステージごとの敵編成も意識が必要です。

慣れないと覚えることも多いかもしれませんが、色々編成や運用をしっかり考える必要があるのは、攻略していて楽しいです。
ちなみに、本作では倒された(壊された)DOLLSや傷ついたDOLLSは、量産工場で生産された新品が補充されるという設定で耐久力を回復します。
これには資源が必要なので、被ダメージを少なくクリアしたり、計画的な運用が求められます。

ところで、他の兵器擬人化系のゲームでは轟沈した機体が本当にキャラロストという作品はありますが、そもそも使い捨て前提という世界観はなかなかハード。DOLLSはあくまで兵器なので、間違ってませんが……。
▲一応そのあたりの説明はされる……
▲バトル中のモーションや演出は臨場感があり、かなり作り込まれていると感じた

攻略要素や世界観がおすすめの本格ミリタリーシュミレーション

まとめると、『アッシュアームズ‐灰燼戦線(アシュア)』は結構難しい。だがそこが面白い!
ステージごとの編成や手持ちのDOLLSを効率良く運用する方法を考えるのは、シミュレーションゲームとしての純粋な面白さが詰まっていると思います。

引き直しガチャ事前登録報酬での最高レアリティDOLLSの配布など、ゲームを始めやすい環境ですし、世界観も作り込まれているのも高評価です。
ただ、そもそもゲームの難易度に加えて、アイコンで記載されてはいるものの機体ごとの軽量〜重量級といった区分や、誰が爆撃機でどれが攻撃機なのかといった実在兵器としての知識を覚えるのが難しいかもしれません。筆者も攻撃機と爆撃機と戦闘機の違いがわかりません……とりあえず戦闘機が前衛なのは覚えました。

このあたりはミリタリー好きでないと初見の情報が多いかと思いますが、これをきっかけに実在兵器に関する見聞を深めていくのも面白そうです。

アッシュアームズ‐灰燼戦線‐詳細情報

価格 無料
メーカー Cydonia Co., Ltd.
ジャンル シミュレーション
©Cydonia Co., Ltd.