最近勢いを増す「ダークファンタジー」がスマホでも
「ファンタジー」。それは幻想的、空想的な世界、またはそういった設定を指す言葉で、古くからRPGと相性がよく、多くのプレイヤーを夢と冒険の世界に旅立たせてきました。
しかし「ファンタジー」は良くも悪くも人の想像が生み出す世界。様々な2面性を持っている我々人類がこのジャンルに触れる以上、恐ろしく凄惨なファンタジー世界もまた、同時に生まれていきました。皆ご存知「ダークファンタジー」ですね。
最近ではグラフィックの向上により、この世界観をより緻密に再現するゲームが増え「ブラッドボーン」や「ダークソウル2」などといったタイトルは、世界的に大人気となっています。
そんな「ダークファンタジー」の魅力をしっかり詰め込んだゲームがスマホに登場!その名も『Ire:BloodMemory』。どこか物悲しさの残るステージで、死ぬか殺すかのシビアな戦闘が楽しめる一作となっています。
隙を見てコンボを叩き込め
クエストからステージを選んでいざ怪物ハンティング。ステージではHUD(画面に薄く出てるボタンやライフゲージ)が表示され、これで操作を行います。
左の丸は、お馴染みの「移動スティック」で、残りが戦闘用のボタンです。
一番右下にある大きめの2つのボタンが「A攻撃」と「B攻撃」で、その攻撃ボタンのそれぞれ上に位置しているのが、左から「防御」と「回避」。
「回避」の上にある2つが、上から「回復」と「ターゲット変更」のボタンです。
「回復」ボタンは妖精が描かれていますが、回復方法が「妖精を手で握りつぶして血を浴びる」というエキセントリックな方法なので、極力使いたくないですね。
中央下にあるのが「必殺技」で、隙が大きいものの、大ダメージの一撃を繰り出します。
この「A攻撃」や「B攻撃」をどういった順番で繰り出すか。でコンボが発生し、特にフィニッシュはなかなか爽快。
コンボは決して難しくなく〔A→B→A→B〕ぐらいでなかなかカッコイイ動きをします。敵の攻撃の隙を見計らって連撃を打ち込みましょう。
画像で使っている武器は鋭い攻撃と近距離砲撃が可能な《ガントレット》という武器で、本作にはこれ以外にも《大剣》と《槍》が用意されており、武器によってコンボも微妙に変わってきます。
コンボはメインメニューの「ガイド」にて確認できるのでササっと覚えて使ってみましょう!
ステージごとのボスを倒すと、スッとゲーム終了。この淡白感・・・ダークです。
戦闘で得た戦利品などを確認し、メイン画面に戻りましょう。こういうゲームってたまにレベルアップ概念がなかったりしますが、本作はちゃんとキャラクターに経験値が入ってるのでレベルアップしていきます!
敵から得た強化素材で黙々と強化
強くなるにはレベル上げも然る事ながら、いい装備が必須。先ほど敵を倒して得た強化素材をふんだんに使って、武器のレベルを上げましょう。
やり方はとっても簡単。メイン画面の左下「インベントリ」で鍛えたい武器を選んで下に表示される「Reinforce」をタップ。
その後強化素材をどれぐらい使うか選択し、お金を払ってポチッと強化です。なんのエフェクトもなく、バンッ!と強化された武器が出てきます。この飾らない無骨感・・・ダークです。
強化が出来るなら・・・鍛造も出来るはずだ。
レベル5から解放される「Forge」では楽しい楽しい装備製作まで出来ます。
専用の素材とお金を使って作るわけですが、ただそれらを揃えればいいというわけではなく、大半の装備は「クエストの○○までクリアしている」とった感じでゲームの進行度によるロックがかけられています。
クエストをクリアし、その装備に見合う存在である事を証明する必要があるわけです。
また、この時左にあるボタンで表示を切り替えると、装備時のステータスや見た目などを確認できるので、貴重な素材を使う時は色々見てから判断しましょう。
近いうちに日本語化あるかも?
「死ぬかもしれない」という緊張が走るバトルと、それを乗り越え強くなっていく成長要素は十分ゲームの魅力となっており、英語が分からなくてもそこそこ楽しめるはず。
しかも公式曰く「なるべく近いうちに日本語対応します」とのこと。
これが全て日本語になれば晴れてストーリーも理解でき、「スマホで出来る無料ダークファンタジーRPG」として完璧なゲームになるのではないでしょうか!
現段階でやるやらないに関わらず、ひとまずダウンロードする事をオススメします!