『Dark Echo』- 見えないものが一番怖い。暗闇の中で音だけを頼りにさまよう名作ホラーゲームを紹介

『Dark Echo(ダークエコー)』は、視覚以外の怖さにスポットをあてたホラーゲームです。暗闇の中に閉じ込められたプレイヤーは、エコーロケーション(反響定位)を利用して、「音」だけを頼りに脱出を目指します。

※本ページはプロモーションが含まれています

posted by sugi at 2019/04/29 12:00

迫りくる死の気配に耳を傾けろ『Dark Echo』

『Dark Echo』は、暗闇からの脱出を目指すという、シンプルかつ独特なセンスが光るホラーゲームです。プレイヤーはグラフィック化された「エコーロケーション(反響定位)」という音の反響により周囲の状況を察知する能力を駆使して、死なないように各ステージを進めていきます。

ゲーム自体に明確なストーリーがあるわけではなく、視覚から得られる情報量も限られているため、不気味な音に耳を傾けることでプレイヤーは恐ろしい想像を掻き立てられることになることでしょう。
また、「エコーロケーション(反響定位)」はグラフィック化されるものの、コンセプトとしては視覚よりも聴覚に訴えかけるゲームですので、言わずもがなですがプレイする時はヘッドホン推奨です。

『Dark Echo』トレーラー

タップで操作、足音の反響で周囲を知ろう

操作方法は基本的に進みたい方向にタップするだけでOKです。ただし最初は周囲の状況がまったく分からず、プレイヤーの足音を壁などに反射させることで周囲の状況を把握するということが重要になってきます。

序盤はその場でタップし、周囲の状況を確認しながら足を進めていきましょう。
暗闇の中、いつ何が起きてもおかしくない状況下というシチュエーションが、プレイヤーの緊張感を最大限まで膨らませてくれます。そんな極度の緊張感の中でも冷静な判断が下せるかどうかが、まさしくクリアの鍵となります。

意味深なタイトルもヒントの1つ

具体的にプレイヤーの生死が関わってくるのは「死」というタイトルが表す、3ステージ目からです。ここから先は安易な行動がそのまま死に直結してしまうので、常に死が隣り合わせになっている状況だと思ってプレイしていきましょう。
ステージを進めると、動いている“赤い何か”と遭遇します。ゲーム中にある赤いものは基本的にプレイヤーにとって危険な存在だということを表しています。

中にはプレイヤーの発する足音に反応して襲ってくるものもおり、追いつかれたが最後、ゲームオーバーです。
ステージを進めるごとに状況が変化し、若干ストーリー性を感じられるようになります。

また、ステージごとに設定された意味深なタイトルはクリアするヒントになり得る場合もあり、そこを意識してプレイすることで見えなかった“何か”が徐々に見えてくるかもしれません。

見えないものを見えるようにしたハイセンスなホラーゲーム

『Dark Echo』は、ホラーゲームでありながら洗練されたスタイリッシュな雰囲気もあり、オシャレさと恐怖が共存した不思議なゲームになっています。

また、ステージごとのクリア方法も良く考えられているため、ホラーゲームという枠組みでなくても非常に完成度の高い作品だと思います。

有料ではあるものの間違いなくそれだけの価値はあるので、興味が沸いた方は恐怖と謎がうごめいている暗闇の中へ足を踏み入れてみるのはどうでしょうか。

Dark Echo(ダークエコー)詳細情報

価格 240円
メーカー RAC7 Games
ジャンル パズル
© 2013 RAC7 Games