『ドミネーションズ -文明創造-』- 傑作ストラテジーが日本上陸！スマホの中に文明を創れ！

名作ぞろいのスマホ向けストラテジーの中でも傑作と名高い『ドミネーションズ-文明創造-』が日本でもついにリリースされました。

本作の特徴は、単なる街づくりだけではなく、それを通して「文明」を作っていくという点。太古昔の名もなき村から現代の大都市に移り変わる中で、科学技術や建造物の見た目、人の生活様式、歴史が移り変わっていく瞬間を見届ける事となります。

西暦2015年まで歩んできた我々人類ですが、ここらで一旦最初からスタートしようではないですか！

というわけで賢者ポンポスさんに連れてこられたのは...ただの森だコレ！

こういうゲームだと「木材」や「石材」とか建設用の資源が設定されていますが、本作の建設資源は「お金」と「食糧」になります。その辺に出没している鹿やウサギを狩ったり、金山を掘ったりしてゲットしていきましょう。え？勝手に生産してくれる施設？

そんなものはないよ！

文明が進めばそういった自動の資源生産施設も登場するので、それまで手作業でゲットしていきましょう。ローマは一日にして成らずといったところですな。

やり方は、鹿や果樹など、狙いたいものをタップして、下に出るボタンを押すだけ。この時、ボタンの所に書いてある人の顔は、必要な「市民数」を表しています。

と言うのも、狩りや採掘といった作業は全て、村にいる「市民」を使って行われます。

「市民」とは、街に〔住居〕を建てる事で2人ずつ確保できる特殊な資源。初期の〔住居〕の建設上限は3なので、最初の頃は6人となります。彼らはいわば、本作での「行動回数」と言える存在です。

どういう意味かと言うと、本作では、「得られる見返りが大きい作業ほど、必要な市民数が多くなる」様になっています。なので、大規模な作業に市民全員を使う時もあれば、小さい作業を分担して、同時に複数の作業を行う事も出来るのです。

本来このようなゲームでは、「同時に進められる建設数は2回」とか決まっていますが、本作の場合は市民を上手く分担する事で、自由自在に作業のペース配分ができるわけです！

資源が集まったら、レッツ建設。建設でも同じく市民が必要となります。

とはいえ本作では文明のレベルが上がらない限り、各施設の建設上限や新しい施設などは解放されないので、建設に時間を取られる事はあまりありません。必要な施設を必要な数だけ、といった感じで少しずつ発展していきます。

建設が進めば少し狭さを感じるようになってくるでしょう。そんな時は森を切り倒すのです。

周りにある森も建設同様に資源と市民で開拓できます。開拓すると…

バァーン！なんだぁこの巨大な顔は！？

森には遺跡を筆頭に、食べ物が入った宝箱やお金が手に入る金脈など様々なボーナスが眠っています。開拓したら早速これらを回収しましょう。

ある程度のお金と食糧が集まったら、タウンセンターで時代を進化させましょう！

お金と時間が結構必要ですが、これによって時代が1つ進み、新たな施設、新たな機能が追加されていきます。

さらに、時代が「鉄器時代」に突入すると、ついに具体的な文明が選べるようになります！どの文明にも個別のボーナス&特殊ユニットが用意されているので、自分のプレイスタイルにあった文明を選びましょう。ラインナップはこの8種だ！

【中国】
ボーナス：市民が1人増加し、時代ごとにタウンセンターから守護兵が1人派遣される。
特殊ユニット：チュコヌ（射撃速度2倍）

【イギリス】
ボーナス：攻撃による略奪戦利品が10%増加する。
特殊ユニット：大弓射手（攻撃範囲+1）

【フランス】
ボーナス：軍隊の訓練時間が-20%短縮され、ギルドの最大兵力が+3される。
特殊ユニット：シュバリエ（HP+20%、ダメージ+15%）

【ドイツ】
ボーナス：兵士の「集結」の継続時間が2倍になり、クールタイムが5秒短縮される。マルチプレイに勝利すると、自軍に10%の攻撃ボーナスが発生する。
特殊ユニット：バンダル族（20%の追加ダメージ）

【ギリシャ】
ボーナス：アップグレード費用の5%が返金され、建設時、建設時間が15分未満になると無料で加速が可能になる。（時代が進むにつれ+5分される）
特殊ユニット：騎兵隊（HP+15%、ダメージ+20%）

【日本】
ボーナス：タウンセンターが射撃攻撃を行うようになり、平和期間が25%延長される。
特殊ユニット：武士（20%追加ダメージ）

【韓国】
ボーナス：攻撃を受けた後、低確率で戦利品を取り返えせるようになる。戦闘時、戦術が1つ多く使用できる。（戦術の開発には戦争アカデミーが必要です。）
特殊ユニット：花郎（40%追加ダメージ）

【ローマ】
ボーナス：最大兵力が10%増加する。
特殊ユニット：レギオン（HP+25%）

うーむ、とりあえず自分はやはり【日本】にしました！

このチョイスによって、ボーナスだけでなく街の見た目、建物の見た目も変わっていくので、そのあたりにも注目です。

▲〔農場〕が稲作になったり、市民が和風になったりという変化が起きます！

悲しきかな、人の歴史は戦いの歴史であるとも言えます。守るため、攻めるため、兵士を育成し街に防衛施設を建設しましょう。

兵士は〔訓練所〕にて生産可能ですが、同時に彼らの住処でもあるので、訓練所が収容できる数=兵士の上限となります。最初の頃はごく平凡な兵士を量産する事になりますが、〔鍛冶屋〕で新たな兵科を研究する事で、戦略に深みをもたらす事も可能です。兵士にもそれぞれ特徴があり、序盤では...

建物と騎兵に対して強い「兵士」
歩兵に強い「射手」
資源系の建物に強い「騎馬襲撃隊」

などがあり、〔鍛冶屋〕のレベルが上がってくると...

高いHPだが防衛施設に弱い「騎馬兵」
城壁などの破壊を得意とする「地雷工兵」
遠距離から建物にダメージを出せる「バリスタ」
兵士の体力を回復させる「補給カート」

など、特殊な兵士の研究も行えるようになります。

兵士を手に入れたら、ひとまず「シングルプレイキャンペーン」に向かいましょう。

全世界のプレイヤーと戦う「マルチプレイ」もありますが、「シングルプレイキャンペーン」は初回クリアの報酬がなかなか美味しく、各チャプターの全ステージをクリアすると課金マネーもゲットできるので、まずはこちらで戦いに慣れていきましょう。

バトル画面では、タップして兵士を出陣させていきます。兵士はそれぞれ「優先ターゲット」があり、それらの排除を一番に行いますが、画面左下の「集結」を使えば、全兵士をプレイヤーが狙いたい建物へ誘導する事ができます。

対して、街を略奪から守るのは「防御設備」となります。代表的なものとしては...

敵からの攻撃を感知して兵士を生産する「守備隊」
範囲内の敵に攻撃を行う「タワー」
敵に重い砲弾を発射し吹き飛ばす「投石機」

などの施設から

踏ませる事で大ダメージを与える「スパイクトラップ」
敵の移動速度を遅くする「鉄びし」
敵の攻撃を食い止める「城壁」
敵を通さず、こちらからの攻撃だけを与える「城門」

などといった設置物的な防衛設備まで様々。色々工夫して堅牢な街にしましょう！

王道ストラテジーなんですが、実際に狩りをしたり、森の開拓で宝や遺跡を見つけたりと、色んなところがシミュレーションゲーム的遊び心で溢れており、見る楽しみも組み込まれた傑作となっています。

今回紹介したのはあくまでスタートから鉄器時代の序盤程度であり、本作にはさらなる楽しみが眠っています。もちろん他プレイヤーとのギルド機能もあるので、大規模な戦いに参加する事も夢ではありません...！

プレイヤーの数だけ文明が生まれる本作の世界で、新たな歴史を創りあげてみてはいかがでしょうか？