posted by 矢吹 at 2016/06/07 18:00

【FGO特集】女王メイヴの元ネタ紹介!不特定多数の男性と関係を持ったスーパーケルトビッ◯だけど、本当は一途な恋する少女?

【FGO特集】女王メイヴの元ネタ紹介!不特定多数の男性と関係を持ったスーパーケルトビッ◯だけど、本当は一途な恋する少女?

『Fate/Grand Order(FGO)』に登場するサーヴァント達の特集。第五章で活躍した、ケルト神話に登場するメイヴを紹介します。不特定多数の男性と関係を持っていた彼女ですが、実は一途な少女だったのではという疑惑が……。

スーパーケルト◯ッチ・メイヴちゃん!

さて今回紹介するのは、Fate原作者の奈須きのこ氏にスーパーケルトビッ◯と賞賛された女性です。
ケルト神話と言えば、Fateでは多数のサーヴァントを排出している物語。そのケルト神話の中で、アルスターサイクルと呼ばれるクー・フーリンを中心とした英雄の物語に登場するのが、今回紹介するコノート王国の「女王メイヴ」です。
それでは、早速メイヴを紹介……の前に、ケルト神話アルスターサイクルといった、先ほどからちらほら出ている単語について簡単な解説をば。

※これより先「第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」のネタバレを含みます。

目次
ケルト神話
アルスターサイクル
史実とFate

ケルト神話

ケルト神話は、ケルト人たちが伝えてきたアイルランドやウェールズ地方の神話・伝承を指します。
この神話は、伝えられた地域、アイルランドもしくはウェールズ地方によって構成されている内容が異なり、どちらも主に4つの物語で構成されています。

メイヴが登場するケルト神話は、アイルランドに伝わる物語の中の「アルスターサイクル」で、メイヴの他に「クー・フーリン」や「スカサハ」なども登場します。
また、「ディルムッド」や「フィン」が登場するのも同じアイルランドのケルト神話で、こちらは「フェニアンサイクル」と呼ばれています。

"サイクル"というのは、数あるケルト神話にまつわる物語の中から、アルスターサイクルならアルスター関連フェニアンサイクルであれば、フェニアン関連の物語で構成された物語群になります。

閑話休題。
それでは、メイヴが登場するアルスターサイクルについて、もう少し詳しく紹介していきましょう。
※中央アジアからヨーロッパに渡来したインド・ヨーロッパ語族ケルト語派の民族。

アルスターサイクル

アルスターサイクルは、アルスター国の王や戦士と言った関連人物が登場する物語で構成された物語群です。先ほど紹介したように、クー・フーリンやスカサハが登場します。

その中心の物語が、「クーリーの牛争い」と呼ばれる、メイヴとメイヴの夫・アリルのしょうもないいざこざが原因で起こる国家間の戦争の話です。

クーリーの牛争い

発端
メイヴは夫のアリルと、互いが保有する財産を競い合っていましたが、夫が所有する牛、フィンドヴェナハにはどうしても勝てそうにはありません。
そこでメイヴは、夫が所有する牛と同価値の牛、アルスター王国のクーリーにいるドン・クアルンゲを借りようと考えます。
早速メイヴは、ドンを貸してくれるように使者を出しますが、交渉は上手くいかず、結局ドンを借りることは叶いませんでした。

しかし、メイヴはそこで終わりません。
借りられなかったことに怒ったメイヴは、牛を奪うためにアルスター王国に侵入し、戦いを引き起こします。これが、7年にも渡るクーリーの牛争いの発端です。
クー・フーリンとメイヴの関係
紆余曲折あり、メイヴはアルスター王国の戦士、クー・フーリンに捕らわれます。しかし、クー・フーリンの「女は殺さない」との姿勢から釈放
そんな慈悲深さから感謝するかと思いきや、メイヴはそれを屈辱と受け取りクー・フーリンに復讐を誓いました。逆恨みもいいところですが、その復讐はやがて実を結び、クー・フーリンをに至らしめる原因に。

ちなみに、争いの元となった牛のドンですが、戦いの途中で死に絶えました。
さらに、メイヴも戦争終結後、投擲されたチーズが頭にぶつかり死にました。

夫婦間のいざこざが原因で多数の戦士が散り、起こした本人も死因=チーズという衝撃的な最期を迎えたこの戦いの末に得たものとは……。
さて、そんな最期を迎えたメイヴですが、彼女は一体どんな人物だったのでしょうか、ようやくこの記事の趣旨に入っていきます。
※乾燥した石のように硬いチーズなので、凶器としては十分。

女王メイヴとは

自分の欲望に一切逆らうことなく、生前には数多くの男たちを我が物とした、コノート王国の女王様。
ちなみに、『FGO』にも登場している「フェルグス」も数多くの男たちの一人だったとか……。

そんな彼女ですが、男なら誰でも良いというわけでもなく、自分の元に集まってくる戦士たちから気に入った者を見つけると、通過儀礼を課すといった、より好みをしていたそうです。
通過儀礼というのが、何をするのか何をされるのかとても気になるところですが、それを受け入れた戦士を自分の男妾として囲って侍らせていたとのこと。

前述したように夫がいる人妻なのですが、性に奔放だったようで、スーパーケルトビッ◯と呼ばれるのも頷けます。
▲フェルグスからは、このような評価を受けています。

『FGO』の第五章にて

そんな性に奔放な女王様ですが、ただ一人手に入らない男性がいました。それが、敵対していたクー・フーリンです。
自分が「欲しい」と望む男を都度囲ってきたメイヴにとって、唯一なびかなかったクー・フーリンは憎悪の対象であり、憧れの対象でもあったようで、その表裏一体の感情が第五章で「クー・フーリン〔オルタ〕」を生み出す要因になったのでしょうか。

最期には、生前に気にも留められていなかったクー・フーリン(オルタですが)に、「よくやった」と言葉をかけられ、満足して消滅していきました。
ただ一人自分を認めて欲しかった男に、聞きたかった言葉をかけられただけで満足するなんて、健気な少女らしいとも思えますし、その拠り所を探すために男漁りをしていたと考えると評価が変わりそうです。

……あれ、夫は?
やはり、ただの男好きだったのかもしれません。

眼鏡っ娘が主要キャラクターにいるのは良いゲーム、いないのは悪いゲーム。非眼鏡っ娘に脱着可能なゲームならば、神、いわゆるゴッド。

攻略中のゲーム