転職に一歩踏み出せない、そんな人のために
前回は、各職業の特色について紹介した。
次は、よく使われる典型的なパーティから、バラエティに特化したパーティの編成例を紹介しよう!
1.力こそが正義!パーティ
「戦士」、「武闘家」、「船乗り」の力に特化した職業だけで編成された、己の拳のみで敵をねじ伏せるパーティだ!
【ちから】に特化しているので、オートバトルの通常攻撃も十分なダメージソースになり、ゲージが貯まった暁には、スキルで敵を一層できる強みがある。
ただ一つの致命的な弱点は、回復に手が回らないこと……。
回復道具のみでも追い付ける序盤ならともかく、ストーリーが進むにつれ、敵から受けるダメージも段々と激しくなる。そうなってくると、回復役がいないこのパーティは、現実的ではないのかもしれない。
2.いのちをだいじにパーティ
回復に特化した職業をいれて、戦闘不能を徹底的に回避するパーティ!
「僧侶」は最低1人以上いれておきたい。また、「レンジャー」も回復スキルを持ち、【かいふく魔力】が「僧侶」の次に高いので候補になる。
もちろん、通常攻撃は力に特化したパーティとは比較にならないが、回復が追い付かなくて瀕死続出!何て状況にはならない安心感がある。
ただし、十分なダメージソースが期待できないので、敵が回復・蘇生させてきたり、仲間をよばれると、バトルがじり貧になって、辛い状況に陥るかもしれない。
3.勇者一行パーティ
勇者(プレイヤー)をサポートする、力担当、補助・回復担当、呪文担当がいるRPGの典型的なパーティ!
今回勇者の職はないので、力担当の「戦士/武闘家/船乗り」から一人、回復担当に「僧侶」、攻撃呪文担当に「魔法使い」を配置。これがバランスの良いパーティ編成だろう。
序盤の「魔法使い」の呪文威力は心許ないが、「僧侶」に攻撃も参加してもらえば、ダメージソースは確保できる。幸いにも、僧侶だからといって、攻撃力が高い武器やスキルを装備できないわけではないので、余っている強力な武器を装備させて攻撃に参加させよう!
4.お願い「助っ人」!パーティ
足りない箇所を「助っ人」に任せるというコンセプト。
本作は、自分のキャラクター3人と「助っ人」1人の4人パーティでバトルへ赴くので、自キャラのみでは穴がある箇所を、「助っ人」に補完してもらうパーティ。
今回例に上げた、1や2のパーティは意識しなくてもこの形になるパターンが多いかもしれない。ただし、表示される「助っ人」はランダムなので、その都度希望の「助っ人」が来るとは限らない。「助っ人」を当たり前の存在としてパーティ編成に組み込むのは難しいが、クリアが簡単なクエストなどでは一考してもいいコンセプトだ。
今一つ決め手にかける、そんな人のために
編成例ではいまいち絞り切れない人は、手持ちの武器から職業を選んでみよう!
今作は、武器の強さとスキルの性能に大部分が依存している。
いくら職業レベルを上げてステータスの底上げをしても、武器が弱いと与えるダメージは雀の涙ほど。
つまり、持っている強力な、端的に言えば高レアリティの武器から、その武器を得意としている職業に就くのが一番効率がいいのだ!
得意武器とマッチングしよう
各職業には、それぞれ得意武器が設定されている。
得意武器を装備すると、ゲージの回復が早くなったり、ステータスが上昇する。
序盤のうちは、レベルが上がりきっていないので恩恵は少ないかもしれないが、レベルが上がるに連れ、得意武器装備時における効果は絶大!
ただし、回復役は必ず1人はいれるなど、譲れない職業は予め決めておく。そしてその他は、手持ちの強力な武器を活かす編成と考えると、自ずと就くべき職業が決まってくるはずだ。
下に、得意武器一覧を掲載したので、持っている武器と照らし合わせて、マッチングした職業で使い勝手の良いパーティにしよう。
得意武器一覧表
| 剣 | 杖 | 短剣 | 鞭 | 槍 | 爪 | 斧 | 扇 | 槌 | ブー | 弓 | 棍 |
戦士 | ○ | | | | ○ | | ○ | | | | | |
魔法使い | | ○ | ○ | ○ | | | | | | | | |
僧侶 | | ○ | | | ○ | | | | | | | ○ |
武闘家 | | | | | | ○ | | ○ | | | | ○ |
船乗り | ○ | | | | | | ○ | | ○ | | | |
踊り子 | | | ○ | | | | | ○ | | ○ | | |
レンジャ | | | | ○ | | | | | | ○ | ○ | |
みならい | | | | | | | | | | | | |
※縦が職業、横が得意武器。
強い武器から導き出す方法は、その武器を持っていないと機能しないが、本作は武器の強化やスキルの付け替えで、戦っていくことも可能だ。
唯一無二の強力な武器を持っていないからといって諦めずに、
この武器で戦っていく!と決めた武器で戦っていくのも愛着が湧いていいかもしれない。
ただ、自分の好きな職業で自由にパーティを組むのも、RPGの醍醐味とも言えるので、思うようにいかなくても自分のペースで冒険に進んでいこう!
さぁ、転職の時間だ!好きなパーティを組んで冒険の旅へ!▲各職業の特色についてはこちら