自衛隊公認アプリとは
ついに防衛省は、広報活動の一環としてゲームアプリの配信を開始しました。
若年層を中心に自衛隊に対して親近感を持ってもらうことを目指して開発されたそう。
PVもやたらカッコイイです。
部屋に飾ってあった「自衛官フィギュア」が、留守中の一軒家で動き出す…という、映画「トイストーリー」あるいは「スモールソルジャーズ」のようなストーリー。しかしその任務は「家庭菜園をカラスから守る」など、結局は「留守中の一軒家を守る」というなんとも平和なミッション。なんだ自宅警備員か。
実態はミニゲーム集…しかし
プレイヤーは自衛官フィギュアを操って、陸海空のミニゲームをクリアして家の平和を守ることになります。しかしコレが超絶難度すぎてつらい。
ミニゲームも広報用ゲームアプリということで、実際の職種からステージが構成されています。
陸上自衛隊「普通科」
陸自の普通科は、“地上戦闘の骨幹部隊として、機動力、火力、近接戦闘能力をゆうし、作戦戦闘に決着をつける重要な役割を果たしています。(アプリより)”
ぜんぜん普通じゃねえ。
そんなかれらのミッションは画鋲(当たると死にます)が散乱する机の上をホフク、ジャンプで回避し目標地点までたどり着くこと。
横スクロールに合わせて隊員を操作します…が、やたらジャンプが高い上に隊員のヒットボックスが分かりづらいため思ったより数倍難度が高いです。
海上自衛隊「航海・船務」
海自の航海・船務は“艦艇の艦橋で航海に関する業務を実施します。船務はレーダー、電波探知装置等を活用し、戦術活動を実施します。”とのこと。すごいですね。
かれらはゲームでは湯船?のなかを航海していきます。時折現れるマグロ(ブリか?)をよけるため、イカリを降ろし航行スピードを調整します。あたると死にます。
イカリをずっと下ろしてぼやぼやしてると、後ろからクジラがやってきて食べられちゃいます。
航空自衛隊「航空業務」
空自の「航空業務」とは“航空機に搭乗し、警戒管制・通信・救援・空中輸送などの業務を行います。”とのこと。コレが3つのミニゲームの中で一番難しいと思われます。空自のパイロットはエリートだというようなことを聞いたことがありますが、そのためでしょうか。やたら難しいです。
部屋で扇風機による強風が吹き荒れ、ちり紙やらリンゴが吹き飛んできますのでそれを避けていきます。
クロスファイア!
なんなんだ、マジで。無理だよ!
ちなみに、この3つより難しいと言われる「衛生兵」「音楽隊」という併せて5つのステージをクリアしなければミッションクリアになりません。中断すると最初からやり直しです。鬼畜過ぎる…。
斜め上なコンテンツが満載!
他にも実際の自衛隊の職種紹介や、自衛隊の装備コレクション(可愛い擬人化した女の子たちのコレクションじゃあモチロンないよ)。今日の適職診断などやや斜め上のコンテンツがたっぷり。
ミニゲームのミッションも6月まで追加されていくそうなので、防衛省制作の斜め上アプリを楽しみたい方はぜひ。
↓しかしパブリッシャー名が浮きすぎてジワる。