【イベントレポート】『逆転オセロニア』- 最強のオセロニアンが決定!?熱戦が繰り広げられた「オセロニアンの戦 -2016 in TGS-」をレポート!

9月18日(日)より「東京ゲームショウ」にて開催された「オセロニアンの戦 -2016 in TGS-」をレポート!優勝の栄冠は誰の手に!?それぞれの出場者のプレイングも必見!

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posted by sugi at 2016/09/20 12:00

最強のオセロニアンは誰だ!東京TGSの熱戦をレポート!

9月18日(日)より「東京ゲームショウ」にて「オセロニアンの戦 -2016 in TGS-」が開催された。出場者は8月末に実施された「サマーシャイン杯」の上位6名。ゲーム内でもトップラスの実力を誇るプレイヤーたちが一堂に会して、幕張メッセの特設ステージで熱い戦いを繰り広げた。

今回は、そんな「オセロニアンの戦 -2016 in TGS-」の模様を徹底レポートする。

オープニング&大会概要

司会には、ちゅうにーさん(画像左)、みそしるさん(画像右)の2人。それぞれゲーム内キャラクターとしてお馴染みのメーティスマスティマのコスプレをして登場。そして、ルールや大会説明には「仁平プロデューサー(画像中央)」が登場した。

ルール説明

最初にも言った通り、出場者は8月末に実施された「サマーシャイン杯」の上位6名。注目なのは「コスト制限なし」「プレイヤーのオリジナルデッキ」というルール。つまり「オセロニアンの宴」「カップ戦」とは違い、制限のないデッキ編成が可能となる為、上位者たちが普段使っているであろうデッキにも注目したい。
▲ちなみに、優勝者には「オセロニア金メダル」が贈呈されるとのこと。

トーナメント表

▲予選通過1位の饅頭丸さん、予選通過2位のルンバさんはシード枠。
▲並びはトーナメント表通り。

解説は動画で“お馴染み”の「ファミ通Appオールスターズ」

解説には「ファミ通Appオールスターズ」こと、ターザン馬場園さん(画像左)、宮坊さん(画像中央)、タイガー桜井さん(画像右)が登場した。

ちなみに、試合開始前に“どんな展開になるのか”と予想を尋ねられると、「コストが左右してくるんじゃないか」「新たらしいキャラクターをどう使うか」などと言った意見が聞かれるなか、ターザン馬場園さんは「ぜひザキヤマさんを倒してほしいと思っている」と同じファミ通Appのライターである世界のザキヤマさんについて言及し、会場を盛り上げた。

第1回戦 Aブロック「‥(ツードット) VS やまちゅ」

先攻、‥(ツードット)さん、後攻、やまちゅさんで開始。また、バトル開始時、‥(ツードット)さんは「かかってこい!」とスタンプを送る気合を覗かせた。

デッキに関しては、どちらもリーダーに蘭陵王ムーニアを設定。共通するSキャラはアズリエルヴィクトリアの2体となっている。
バトルが開始されると、会場の注目は両者の初手に集まった。‥(ツードット)さんは先手向きのルサリィを打てたが、対象的にやまちゅさんは本来ならば後半に活きてくるマスティマを打たざるおえないといった手駒に苦しめられる展開に…。
その後も‥(ツードット)さんは手駒が上手くハマり、効果的にダメージを与え続けた印象。やまちゅさんも最初のアドバンテージをひっくり返そうと善戦するものの、最終的には序盤のアズリエルの毒と、終盤の織姫アルーシャの連携が決まり、‥(ツードット)さんの勝利!

初戦から、手に汗握る『オセロニア』ならではの試合となった。

第1回戦 Bブロック「世界のザキヤマ VS モカ」

1回戦のBブロックでは、先攻にファミ通Appのライターである世界のザキヤマさん、後攻には、そのファミ通Appの『オセロニア』動画を見て、ゲームを始めたというモカさんの対決となった。いつも動画で見ている人との対決に「めちゃくちゃ緊張している」と語ったモカさん。一体どのような一戦になるのか、より注目が集まった。
序盤は世界のザキヤマさんの手駒が悪く、なかなか効果的にバトルが運べない様子。しかもそれに追い打ちをかけるように、モカさんの打ったルキアによって、リーダーに設定していた蘭陵王を引きずり出されるという非常に苦しい展開に…。

しかしながら世界のザキヤマさんは、盤面の特徴を活かした回復マスを踏んでいくスタイルに切り替え、徐々にイーブンの状況まで持っていくというテクニックの高さを見せつけた。
最終的には、ファウストのコンボルートに竜属性のミューニを打ったモカさんが勝利!

ちなみに、まだ盤面には相手の特殊ダメージを返すことができるイヴェットが残っており、会場には一瞬緊張が走ったが、見事相手のHPを削り切ることに成功した。

第2回戦 Aブロック「饅頭丸 VS ‥(ツードット)」

2回戦目でいよいよ予選通過1位の饅頭丸さんが登場し、司会のちゅうにーさんから意気込みを尋ねられると、さっそく「優勝します!」と宣言。対して、‥(ツードット)さんは「饅頭丸さん用の対策デッキを作ってきた」と返答。このようにバトル前から熱い口戦が繰り広げられ、会場も大いに盛り上がっていた。

デッキはどちらも最大コスト200で編成されており、同じ条件。注目すべきは‥(ツードット)さんのリーダーが自身の毒ダメージ回復に変換できるベノムバジリスクという点。一見するとトリッキーな編成だが、この選択が勝負にどう左右するのか、会場の注目が集まった。
序盤から中盤にかけては両者共に譲らず、どちらが勝つのか全く読めない展開となった。

デッキの特徴としては、饅頭丸さんは攻撃的なアラジンアルンといったキャラクターが目立つのに対して、‥(ツードット)さんは回復デバフ防御といったキャラクターが目立つデッキ構成。がぶつかり合う対決になり、矛盾対決としての行方も気になるところに…。
戦いはなんと盤面が埋まるまでもつれて、‥(ツードット)さんがダメージマスBに、くしくもリーダーに設定したベノムバジリスクを打ち、最終的には饅頭丸さんが勝利!

‥(ツードット)さんが設定したリーダーのベノムバジリスクは活きなかったものの、会場が熱気に包まれる今大会屈指の名勝負となった。

第2回戦 Bブロック「ルンバ VS モカ」

2回戦のBブロックでは、今大会最高のランク176を誇るルンバさんが登場。饅頭丸さんと同じくシードの対戦相手ということで、モカさんは「とにかく精一杯やりたい」と謙虚にアピールした。
ルンバさんのデッキは、今大会初めてとなる魔属性のリーダー“フルカス”をリーダーにした魔属性中心の構成。初手からフルカスを打ち、5000を超える大きなダメージを相手に与えた。

対するモカさんも、ダメージBマスを周囲に出現させるクイル・クエンを打つなどして、バトルはゲーム内でもなかなかお目にかかれないテクニカルな展開に…。
最終的には、盤面に忍ばせていたイヴェットが発動して、ルンバさんの勝利!相手の駒を上手く利用したプレイングなども光り、ルンバさんが終始試合巧者っぷりを見せつけた形となった。

決勝戦「饅頭丸 VS ルンバ」

決勝戦は饅頭丸さんとルンバさんのシード同士となり、予選通過1位と2位の戦いということで、会場の期待値も上昇。

また、試合を前にして饅頭丸さんは「優勝しかない」と語り、ルンバさんは「楽しく、頑張って、やりたい」と、その対象的なキャラクターも印象に残った。
両者共に大まかなデッキの変更はなく、饅頭丸さんは特殊ダメージ系を活かした神よりのデッキ、ルンバさんはフルカスをリーダーにした魔属性中心のデッキを使用。

序盤から饅頭丸さんはアズリエルアルン、ルンバさんはフルカスなどの攻撃的なキャラクターを駆使し、非常に攻撃的な展開となった。

しかし、その後も攻撃の手を緩めない饅頭丸さんに対し、なかなかルンバさんはアズリエルを打たせてもらえないという厳しい展開に…。
その後もルンバさんはカウンターなどを上手く駆使して善戦するものの、最終的には圧巻のパワーと駒運を見せつけた饅頭丸さんの勝利!

ヴァイセの一撃で優勝が決まった瞬間は、両手でガッツポーズをして喜びを爆発させた。終始「優勝」という言葉を口にしていた、まさに有言実行という結果になった。

いちプレイヤーとしては、今大会を通して、アズリエルなどの強キャラをどう活かすか、またカウンターを相手に応じて、どのタイミングで仕掛けるか、などの重要性を再認識できた。今後も追加されるであろう新たなキャラクターにも目が離せなそうだ。
また、大会終了後は、司会の2人に『逆転オセロニア』公式Twitterでもお馴染みのリリアさんを加えた3名での撮影会が行われ、「オセロニアンの戦 -2016 in TGS-」は大盛況のうちに幕を閉じた。

今後の『オセロニア』について

イベント終わりに『オセロニア』関係者に話を聞いたところ、「被りキャラクターを解消する機能」が近々実装されるとのこと。

また、10月や11月にかけては、新たな強力なスキルを持つキャラクターが追加され、ゲーム内のデッキの主流も変化していくだろうと語ってくれた。さらに、こういった大会はまだ積極的に行っていく予定だということも語っており、さらなる広がりをみせるであろう『逆転オセロニア』に今後も注目していきたい。

逆転オセロニア詳細情報

価格 無料
メーカー ディー・エヌ・エー
ジャンル ボード
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