回復耐久デッキの作り方&対処法を紹介!
『逆転オセロニア』にて、圧倒的な持久力を持ち相手を苦しめる回復耐久デッキ。倒しきれずに終盤まで持ち込まれ、気付いたらひっくり返せないほどの回復アドンテージを取られており、最終的にはHP負けしてしまうという苦い経験をしているオセロニアンの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな回復耐久デッキの種類や作り方&対処法を紹介していきます。
回復耐久デッキの種類
回復耐久デッキといってもいくつかの戦術があります。最初に、主にどんな種類のデッキがあるのかを把握することで、デッキへの戦術理解度を高めていきましょう。
シーラーザードデッキ例
【リーダー候補となる駒】シーラーザード
回復耐久デッキの中では、一番ポピュラーなデッキ。最大の利点は、リーダーに設定しているシーラーザードの回復力と、回復マス生成のアドンテージになっており、相手の攻撃力を上回るほどの回復量でHP勝ちを狙っていきます。
神染めデッキなら、最初にひっくり返されにくいマスにシーラーザードを打ち、以降はフィローギスなどが持つHPの最大値を増やすスキルを生かしながら、回復量を徐々に増やしていきましょう。
フレデリカとアルキメデスを合わせて終盤も安定
シーラーザードデッキの中でも特に最近多いのがアルキメデスとフレデリカの組み合わせになります。
終盤にアルキメデスのスキルなどで通常マスを回復マスに変換。その後フレデリカを打てば、スキル「つるのむち♡」の効果で相手は3ターンの間、ダメージBマスを踏んでいる状況とほぼ同じになります。回復耐久デッキ同士のミラー戦でも非常に強力です。
また、シーラーザード系の回復耐久デッキの天敵であるダメマスですが、フレデリカのコンボスキル「痛いの痛いの飛んでけ」は、ダメマスに上書きして回復マスを生成できるので、対策駒として使えることも覚えておくと良いでしょう。
デバフデッキ例
【リーダー候補となる駒】織田信長(進化)、アヌビス
織田信長(進化)をリーダーにして、回復よりも相手のATKを大きく下げることを主軸にしたデバフ系の回復耐久デッキも存在しています。竜デッキ対策として、アヌビスをリーダーにしている場合もあり、その場合は効果的にコンボスキルを封じて盤面の有利を取れるように動きましょう。
また、ひっくり返されにくい辺にはデバフ駒を打ちたい為、継続して回復できる駒はあえて組み込んでいません。その分、シーラーザード型のデッキと比べると回復力では劣るので、終盤のアタッカーとしてアンドロメダ(進化)やレムカ(闘化)などの盤面の駒の総数に応じてダメージを与えるキャラクターを採用すると良いでしょう。
また、デバフでは毒は防げない為、ベノムバジリスクや孫尚香などの対策駒も1体入れておくのがおすすめ。
毒デッキ例
【リーダー候補となる駒】ヘイラン、スパルム(闘化)
ヘイランやスパルムなどが持つ、ターン経過に応じて毒ダメージが上昇していくスキルを利用した耐久デッキになります。リーダー駒の毒スキルが1番のダメージソースになるので、このタイプのデッキでフレデリカを採用するのはやめたほうが良いでしょう。
主に採用候補となるキャラクター(駒)
ここからは回復耐久デッキで採用されやすい駒の特徴を紹介していきます。デッキ例にはない駒も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
回復スキルを持つ駒
回復耐久デッキの編成は、大半が回復駒になります。デッキのコンセプトに合わせて様々なタイプの回復駒を組み込みましょう。また、盤面で表になっている間回復するものと、盤面にある駒の総数に応じて回復するものとは、バランス良く採用するのがおすすめです。
【この系統の主なキャラクター】
・[砂漠の姫君]シーラーザード
・[博医の女神]サルース
・[恵みの精霊]ドライアド
・[夢見る白鳥姫]オデット
・[微笑みの花精]スイ
…etc
デバフ&防御を持つ駒
相手のダメージを軽減させる為に、デバフ&防御も組み込んでおくのが良いでしょう。特にヒアソフィアやオーフェルなどの1ターンのみ強力なデバフを発動する駒は、HPを削りきられる危険性を大きく減らしてくれるのでおすすめです。
【この系統の主なキャラクター】
・[地を清める者]オーフェル
・[双奏の星琴]ベガ
・[氷塊の硬壁]メルノガイス
・[叡智の書]ヒアソフィア
・[魂の簒奪者]テラーナイト
…etc
オーバーロード系のスキルを持つ駒
シーラーザードをリーダーにしている回復耐久デッキなら、オーバーロード系のHPの最大値を増やしてくれる駒を組み込むのが良いでしょう。特にフレデリカを採用しない神染めデッキならフィローギスなどのB駒も組み込めるので、S駒枠を確保しやすくなるのが特徴です。
【この系統の主なキャラクター】
・[豊穣の神]デメテル
・[戦乙女]ブリュンヒルデ
・フィローギス
・[万緑樹神]アルベ
…etc
盤面にある駒の総数に応じた効果を発揮する駒
アンドロメダ(進化)や天照大神などの盤面にある駒数に応じた効果を発揮する駒は、デッキに1〜2体あれば充分ですが、終盤の安定性を高める為にもぜひ組み込んでおきたい存在です。終わり間際までなるべく盤面には出さず、最後の最後にトドメとして打ちたいところ。
【この系統の主なキャラクター】
・[聖贄の鎖]アンドロメダ
・[日帝]天照大神
・[裂天雷脚]レムカ
…etc
意識しておきたいポイント
盤面負けしない打ち方を心掛ける
回復耐久デッキでは、相手に盤面を取られないオセロ力が非常に重要です。勝ち切る大前提として、大きく盤面負けしないように立ち回りには充分気をつけましょう。
回復耐久デッキに勝つためのコツ
回復耐久デッキは、盤面勝ちを狙った長期戦タイプのデッキなので、相手にすると非常に厳しい立ち回りを強いられることが多いですが、きちんと対策していれば全く勝てない相手ではありません。ここからは回復耐久デッキに勝つためのコツを紹介していきます。
アタッカーにはHP依存のない駒をチョイス
デッキ内にHP依存を持つ駒を複数組み込んでいるのは非常に危険です。
例えば、ヴィクトリアとエンテガの2体とも組み込んでいる場合は、こちらのHPが50%をなかなか切らないので、手駒に来ると高確率で腐ってしまいます。HP依存のキャラクターは1〜2体までに留めておき、様々なタイプのアタッカーを準備しておくのが良いでしょう。
おすすめとしては、忍竜やノイレ(闘化)などの代償ダメージを持つ竜属性のアタッカーたち。神染めデッキで行きたいなら、ヴィクトリアの代わりにレムカ(進化)を編成しても良さそうです。
これらの駒を味方のコンボスキルと繋げることで、一撃で大きなダメージを相手に与えていきましょう。
コンボが繋がりやすいマスにはHP依存のないスキルを
2枚返しでATKに応じて強力な特殊ダメージを与えられる、アンドロメダ(闘化)やアズリエルなどの駒はコンボスキルの繋がりやすい辺に打つのがおすすめ。逆にHP依存のあるコンボスキルは発動できないことが多いので、ほど良いタイミングで手駒から捨てるのが良いでしょう。
また、終盤になるほど相手の回復量は上昇していくので、時には早い段階で盤面の有利を捨ててでも思い切った立ち回りをすることも重要。倒しきれると思ったら、ATKの高いアタッカーで積極的にコンボスキルを繋げていきましょう。
毒中心のデッキ構成なら良い勝負に持ち込める
ヘイランやスパルム(闘化)などをリーダーとした毒デッキなら、回復耐久デッキと同様に終盤になるほど威力を発揮します。盤面負けしない打ち方が求められるものの、盤面を取られないように注意しながら立ち回ることで、接戦に持ち込むことができます。
ダメージBマスを生成できるマス変換を利用
ダメージBマスを生成できるマス変換を持つ織田信長(闘化)やクイルクエンなどもおすすめ。
回復耐久デッキはHP量が多いため、ダメージBマスを踏ませることで効率的にダメージを与えられます。特に、オーバーロード系のHP最大値を上昇させる駒が多く組み込まれているタイプのデッキに対して有効で、HPの最大値が上昇して回復量が増えても、ダメージBマスを踏んだ時のダメージも大きくなる為、相手の動きを制限しやすくなります。
注意点としては、アルキメデスやフレデリカなどの同じくマス変換を持つ駒。序盤から回復マスを生成されてしまうと、こちらのマス変換の影響力が下がってしまいます。また、フレデリカが持つコンボスキルは、通常マスまで上書きして回復マスに変換してしまう為、せっかく盤面に生成したダメージBマスが消えてしまう可能性もあるので気をつけたいところ。
フレデリカをデッキに1体組み込んでおく
攻撃力のある竜デッキや強駒デッキなら上記のキャラクターで対策が可能ですが、これらの駒がデッキのコンセプトに合わなかったりする場合は、相手の回復を毒に変換するフレデリカを1体組み込んでおくだけで対策になります。
残り3ターン前にひっくり返せないマスにフレデリカを出すことで、相手にHP勝ちをさせずにバトルを終わらせやすくなります。回復デッキと当たった場合は、残りのターン数を逆算して、フレデリカを打てるマスを確保しておくのが良いでしょう。