あくタイプのポケモン
『ポケモンGO』をプレイしていて
謎なタイプがあります。
それは、
あくタイプです。
『ポケモンGO』に
あくタイプのわざはありますが、
該当するポケモンが存在しません。
それなのに、何故
あくタイプというカテゴリーがあるのでしょうか。まさか、
ただ響きが格好良かったから?いえいえ、そんなわけはありません。
そもそも、
あくタイプは第二世代(
金・
銀・
クリスタル)から始めて登場したタイプであって、本来なら第一世代のポケモンとは
縁もゆかりもないはずなのです。
それなのに、既に
あくタイプのカテゴリーがあるということは、第二世代の実装が予定されているからでしょう。
ということは、今から登場予定の
あくタイプを把握して、どのような性能になるかを予想しておけば、
実装時にアドバンテージをとれるということです。
ということで、今回は第二世代に登場した
あくタイプのポケモンと、そのポケモンの性能を予想していきます。
第二世代に登場したあくタイプのポケモン
ブラッキー
現在『ポケモンGO』に登場する第一世代の
イーブイ。
今でも
3種類のタイプに進化することができますが、第二世代では
進化先が新たに2タイプ増えて、その一方がこの「
ブラッキー」です。ちなみに、もう一方のタイプは
エスパータイプの「
エーフィ」です。
ブラッキーは、イーブイの進化系の中では、
ぼうぎょに比重が置かれているポケモンです。また、後に紹介するポケモンは総じて、
あく+別タイプの二重タイプであり、純粋な
あくタイプはブラッキー1体だけです。
そのため、弱点を取られにくい
※ので、高いぼうぎょと合わせて
ジムの防衛戦に向いた性能になると思われます。
ポケモンの総合的な強さを表すCPの面でも、現在イーブイが進化可能な3体は総じてCPが高い傾向にあるので、ブラッキー、そしてエーフィもそれに漏れずCPが高い優秀なポケモンになりそうです。
ヤミカラス
あく+
ひこうタイプのポケモンです。
第四世代になると「やみのいし」で
ドンカラスに進化できるのですが、『ポケモンGO』で実装されるのはまだ先の話になりそうです。
ということで、第二世代のヤミカラスは
進化しないポケモンということになります。そうすると、
ノーマル+
ひこうタイプの
カモネギや、
いわ+
ひこうタイプの
プテラのCPが参考になりそうです。
とは言え、
プテラは遭遇率が低い
レアなポケモンであり、そこまでレアではないヤミカラスの参考になるのは、
カモネギかと思われます。
カモネギの性能はお世辞にも良いとは言えないので、ヤミカラスも同じく
愛玩系のポケモンになるかもしれませんね。
ニューラ
ニャースと五感が似ていますが、
進化系ではありません。
第二世代に始めて登場する、
あく+
こおりタイプのポケモンです。
こちらもヤミカラスと同様、第四世代で新しく進化可能になるので、第二世代では
無進化ポケモンとなります。
第二世代では、
あくと
こおりタイプに該当するわざが特殊わざしかなかったため、特殊こうげきのステータスが低かったニューラにとって
不遇な時代でした。しかし、物理・特殊の区分がなさそうな『ポケモンGO』では、大きなダメージを与えられるでしょう。また、こうげきとすばやさが際立っていたポケモンなので、
DPS・EPSが良いわざを覚えられそうです。
デルビル&ヘルガー
ほのお+
あくタイプのデルビルは、
ヘルガーへと進化します。
犬っぽいポケモンで1段階進化する、そして
ほのおタイプでもあるので、
ガーディ&
ウインディと共通点があります。
ということは、ヘルガーも
ウインディと同じく
高いCPの持ち主になるのでは、と思う人もいるでしょうが、個人的な予測では
ウインディほど高いCPにはならないと思います。
その根拠としては、ポケモンの種族値にあります。
以前、
こちらの記事でもご紹介した種族値というのは、簡単に言うと
ポケモンの種族毎に設定してある基礎ステータスです。この種族値が高ければ、高いほど強いポケモンと言われています。
さて、ここで
ウインディの種族値を見てみましょう。
ウインディの合計種族値
※は
555と高水準ですが、ヘルガーの合計種族値は
500と
ウインディに比べると少し劣っています。
合計種族値が高いほどCPも高くなるとは一概には言えないのですが、合計種族値
600の
カイリューが、CPランキングトップにいるというのは、"
合計種族値高い=CP高い"の相関関係もなきにしもあらずかと思われます。
そのため、ヘルガーのCPは
ウインディには劣ると個人的には思うわけです。しかし、
あく+
ほのおタイプの新しくてかっこいいポケモンなので、捕まえられることができたら是非とも育成したいですね。
※こうげきやぼうぎょなど、6ステータスに設定されている種族値の合計値。
バンギラス
最後に紹介するのは、
あく+
いわタイプの
バンギラスです。
ヨーギラス→
サナギラスと2段階進化を経てバンギラスになります。ちなみに、進化前の2体は
いわ・
じめんなので
あくタイプではありません。
バンギラスは、この2段階進化に必要なレベルが
カイリューと同じなので、
第二のカイリューと呼ばれています。また、同じなのは必要レベルだけでなく、先程紹介した
合計種族値も同じ600です。
そのことから、バンギラスも
カイリュー同様、
高CPを持つポケモンになるのではないかと予想されます。ということは、
カイリューだらけだったジムが今度は
バンギラス祭りになるかもしれないということです。
『ポケモンGO』がリリースされた当時は、
カイリューを持っているだけでヒーロー扱いだったので、今度はバンギラスをいち早く手に入れて、優越感に浸りたいですね。
はがねタイプにも期待!
さて、ここまで第二世代から登場する
あくタイプのポケモンを紹介してきました。
ところがどっこい、新しく追加されるのは
あくタイプと、せいぎ…ではなく
はがねタイプもです。
第二世代に登場する
はがねタイプのポケモンも特集予定なので、お楽しみに!