さいたま市を冒険できるゲームアプリ『ローカルディア・クロニクル』
ファッション雑貨の輸入卸業を行う有限会社井桁屋は、2016年5月3日(火)にApp StoreとGoogle Playにて、埼玉県さいたま市の10区と川越市をファンタジー化したロール・プレイング・ゲーム(RPG)のスマートフォン向けアプリ『さいたま市RPG ローカルディア・クロニクル』を配信開始しました。
本アプリは、「ゲームによる郷土理解」をテーマとし、日本初※1の“地方創生RPG”であると共に、地域経済の活性化をめざすO2O※2アプリの側面も持ち合わせています。
※1. 2015年10月有限会社井桁屋調べ。
※2. WEB上(オンライン)の情報が実店舗への集客・購買に影響すること、またその施策。
ゲーム紹介動画
ユーザーは、実在する市の地名をアレンジした10の王国からなる架空の世界「さいたま市」を冒険するうちに楽しみながらさいたま市の知識や理解を深めていくことができます。なお、ゲームの中では北区は「ノースノース王国」、大宮区は「ラージシュライン公国」、史跡である氷川神社は「アイスリバー大神殿」という名称で登場しており、ストーリーは市民だけではなく誰もが楽しめる内容となっています。
また、ゲームでは、実在する市内の店舗で利用できるクーポンを入手できるほか、実際にスマートフォンを持ってさいたま市の特定の場所を訪れたユーザーにはGPS機能によりゲーム内で“強力なアイテム”がプレゼントされるなどの仕掛けを施し、仮想空間と現実社会を結び付ける工夫をしています。
~配信後の反響~ ガチャなしの安心設計で課金率18.2%!参加企業「集客効果あり!」
本アプリは原則無料ですが一部アイテム課金をしても費用は最大1,500円。課金トラブルとして社会問題化しているいわゆる「ガチャ」もなく、自分のペースで安心してゲームを楽しめる完全オフラインゲームです。
『ローカルディア・クロニクル』の課金率は18.2%(2016年5月10日時点)で、スマートフォン向けアプリゲームの一般的な課金率といわれる約3%~5%と比較しても高い数値を出しています。なお、制作の大半を自社スタッフ2名で行い、開発費は全額、井桁屋の主事業である雑貨輸入卸業の利益で賄っているため、本アプリには市税や交付金などの公的資金は一切使われていません。
また、インターネット上には「スマホ活用と地域創生に工夫がなされ面白い」といった書き込みがある他、すでにゲームをクリアしたユーザーからは「さいたま市と川越市に親近感をもてた」「エンディングに感動した」などの感想の声が寄せられています。クーポンを提供する飲食店やアパレルショップ等の参加企業からは「5月の大型連休中にクーポンによる集客効果があった」との喜びの声も届き、徐々にO2O効果が表れ始めています。
井桁屋では、「郷土への誇りを大人から子どもへ、そして次の世代へ語り継ぐこと」を本当のゴールとし、引き続き『ローカルディア・クロニクル』における地域企業との連携強化に努めるとともに、今後は続編・英語版アプリの制作、他地域版への展開も視野に入れサービスの企画・開発に取り組んで参ります。
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