すべての戦場に魂、宿る。
遠い昔、確かにこの日本で起きていたとされる戦乱の世、「戦国時代」。
各地域の大名がそれぞれの旗の下に、数々の「戦」を繰り広げた訳ですが、本作はそんな「戦国時代」と「戦」を取り扱ったシミュレーションゲーム。
プレイヤーはとある国の城主となって、頼れる武将たちと共に時代の渦に飛び込んでいくこととなります。
なんか・・・カッコイイ!
内政で豊かな街を目指そう
早速、バトルパートを紹介したいところではありますが、まずは内政パートから
内政では、自国の城下町を発展させる事が目的です。「木材」と「銅銭」を生産・消費して、施設を建設し、賑やかな国を目指しましょう。
武将の強化、覚醒。また彼らの編成などといった事は右下の軍配マークから行えます。ガチャもここからですね。
と言っても、ホイホイ施設を作れるわけではなく、町にある空き地は左上にある「ランク」が一定数に達すると解放されるという仕組みになっています。
しかし決してテンポが悪いわけでなく、そのランクにあった機能が少しずつ解放されているといった感じで、むしろどんどん進めたくなります。
では、ランクを上げるために出陣しましょう。
名将たちの戦を追体験しよう
戦では、史実をモチーフとした戦場に出陣していきます。バトル前にはちゃんとボイス付きでストーリー解説があり、「なるほどねぇ・・・」と勉強になる一面も。
臨場感溢れるスリーマンセルバトル
戦場は基本マス目風の形をしており、この中で、「上に出る勝利条件を右上のターン数以内に達成」できれば、クリアとなります。
この時ポイントとなるのが、敵がいるマスにこちらから突撃したら「戦闘時に先攻」、突撃されたら「戦闘時に後攻」という点です。いかに先攻を取れるかが攻略の鍵となります。
敵と出会ったら、戦の始まり!武将を3人出し、どちらかの兵が全滅するまで互いに攻撃を繰り返します。この時、先攻側が常に先に攻撃し、後攻はその後となります。
武将は《槍・鉄砲・弓・騎馬》という兵科のいずれかに属しており、有利な兵科をぶつける事で、かなりダメージが上がります。
槍は鉄砲に強く、弓に弱い
鉄砲は騎馬に強く、槍に弱い
騎馬は弓に強く、鉄砲に弱い
弓は槍に強く、騎馬に弱い
という関係は画面上に相関図として出ているので、確認しつつ戦いましょう。
迫力ある武将達の一撃を見よ!
武将が選択画面で青色に光ったらタップではなくフリックで投入しましょう!敵を倒して得た闘気を消費して、「戦技」を繰り出します。
「戦技」によっては特殊効果を付与したり、ターンの攻撃順に関わらず先だしする事も可能で、上手く使う事で反撃を許さず勝利する事だって可能です。
画像でいうと「加藤清正」の放った「疾風騎突撃:恐慌」は、高確率で「恐慌」を付けるだけでなく、「疾風」でもあるので、後攻だったとしてもこの技からターンが始まります。
武将を強くして、一騎当千にしよう!
敵が強いのなら、こちらも強くなればいいだけの事。武将は育成でレベルアップ、覚醒でもう一段階レアリティを上げ、育成できるようになります。
たとえ★2とか★1とかでも諦めないで!低レアはレベルマックスが低い分覚醒しやすく、序盤は大きな力になってくれます。
なにより覚醒すると絵柄が変わったりして、見ていてもなかなか楽しいものですよね。え?左の画像?なんとなくですよ、えぇ。
強い武将はガチャでゲットしよう
強い武将が欲しいならガチャを回すしかないんだよ!
本作には課金マネーで回せる「宝玉ガチャ」とステージクリアなどで貰える「金」を消費する「金ガチャ」の2つがあります。
嬉しいことに「金ガチャ」は、10回置きに必ず★3以上が確定するようになっており、最高レアである★5武将も出る可能性が十分にあります。
ステージをクリアしてドンドン回してみましょう。
何もかもが程良いゲーム
シミュレーションは「やる事多すぎて分からん」という声や、逆に「できる事少なすぎてつまらん」という声がでたりと、コンテンツの加減が非常に難しいゲームジャンルではありますが、そういう意味では本作は非常に程好い感じに仕上がっていると感じました。
内政は必要な施設だけを小出しにする事で、分かりやすくなると同時に次のアンロックへの期待を高めますし、戦ではシミュレーションとしての奥深さはそのままに、ボイスや演出、音の臨場感で、単純に「次のステージをプレイしたい」という気分になります。
「手軽に始めて長く楽しめる」ゲームになっているので、ぜひプレイしてみてください!