『永遠の七日(とわのなのか)』レビュー
海外で高い人気を得ているNetEase Games開発の「永遠的七日之都」が、『永遠の七日(とわのなのか)』としてDeNAから配信決定!まもなく、CBTが行われる予定です。
そこで、本記事ではまもなく開催予定のCBTの内容をもとに本作のレビューをお届け!
キャッチコピー「終わらない終末がはじまる。」の通り、永遠に繰り返される7日間で実行する行動や、プレイヤーの選択によってシナリオが分岐し、異なる物語を楽しめるマルチエンディングRPGの雰囲気をいち早くチェックしましょう。
『永遠の七日(とわのなのか)』の概要
『永遠の七日(とわのなのか)』は、限られた時間の中で様々なリソースをやりくりする地域制圧シュミレーションとハック・アンド・スラッシュ系の戦闘システム、各キャラクターの個別ルートなどマルチエンディングのストーリーを楽しめるゲームです。
特に、いわゆるループ物に分類されるストーリーは読み応えがあり、周回ごとに誰が?なぜ?どうやって?といった謎が次々と湧き上がります。プレイヤーの行動によってルートが分岐しますので、起こるはずの事件を回避したり、あるいは異なる陣営に所属してみたりと、様々なパターンを試してみたくなること間違いありません。セーブして特定の選択肢に戻ることはできませんので、選択肢はしっかりと考え、計画を立てて選びましょう。
また、ストーリー以外でもCGのコンプリートを目指したり、キャラクターとの会話やプロフィールなどのコンプリートを目指したりと、やりこみ要素も満載です。
『永遠の七日(とわのなのか)』のシステム
『永遠の七日(とわのなのか)』の流れと目的
主なゲームの目的は、黒い霧に覆われた地域をモンスターから解放し、霧の発生源である黒核を浄化していくというもの。そのために、戦闘、巡回、建設、開発などのアクションを7日間行っていきます。
そして、ゲーム内の1日は、12回のアクションを繰り返すことで進行。7日目が終われば、エンディングの後、新しく1日目を迎えることになります。
ちなみに、1回のアクションを行うには行動力20が必要となっており、行動力はリアル時間の24時間で240回復(6分で1回復)するため、実質、ゲームとリアルの1日が近いかたちで連動するようになっています。
戦闘
戦闘は、主に新たな地域の解放に必要な行動で、ストーリー進行にも関わってきます。
ここでは、最大3人のキャラクターを連れて行けるので、出現する敵の強さ・相性などを考えて編成しましょう。ただ、各キャラクターが行動するには体力が必要となるので、あえて少ない人数でクリアを目指すのも大事です。
戦闘画面では、
・左側のバーチャルパッドで移動
・右側のアイコンで、スキルの発動や通常攻撃を行う
といった操作方法となっています。
また、自動的に近くの敵がロックオンされており、スキルボタン長押しで効果や範囲が確認できることから、簡単で直感的な操作が可能です。オート戦闘もできます。
他にも、ボスが大技を使うときはカメラが少し引いたり、“できるだけ離れろ”などの指示が出ることもあり、全体的にユーザビリティの高いシステムになっていると思います。
巡回
巡回は、いろいろなストーリー進行に関わる行動です。誰とどこを巡回するかも重要です。また、エリアが増えれば新しい出会いもあります。
ここでは、キャラクターの親密度も他よりたくさん上がります。
各キャラクターの個別エピソードにも関わっているので、条件や場所など、メッセージや手帳をしっかりと確認しながら進めるのがおすすめ。
ちなみに、このメッセージと手帳もかなり凝った仕様なので、読んでいるだけでも楽しいです。
建設・開発
建設では、次の戦闘エリアの解放や特定のイベントのために必要な都市のパラメータを上げることができます。
開発は、その地区で建設できる建物の数を増やす行動です。
パラメータ以外でも、親愛度を上げやすくする建物など、目的に合わせてゲーム進行を助ける建物もあります。
神器使い(キャラクター)の育成
初期の等級はキャラクターによって違いますが、アイテムを集めて強化すれば全員最高等級のSにできます。好きなキャラクターを使い込みたい人におすすめしたいポイントです。
また、神器や影装(装備)の強化など、こだわりたい人はとことんこだわれる要素があります。
他にも、戦闘力とは関係ありませんが、専用のアイテムを消費すれば服装を変えたり、色やデザインのカスタムもできますので、ひたすら愛を注ぎましょう。
エンディングのあとは……。
エンディングのあとは、その周回のスコアが発表され、報酬がもらえます。
達成項目を確認しておくと、次の目標になりますね。
※ストーリー、攻略に関するネタバレがあるため、画像にぼかしを入れています。
2周目からは、これからのエンディングや、次のおすすめルートとそのヒントが閲覧できるようになるので、あまり迷わず次の目標を立てられるのは嬉しいところです。
また、強敵に挑める戦闘コンテンツやアイテム・ゴールドを稼げるコンテンツなど、1周目にはなかった要素も解放されていくので、楽しみも増えます。
例えば、2周目の開始時に解放される記憶殿堂では、ステージをクリアしていくことで、そのキャラクターの断片(キャラクター獲得に必要なアイテム)やスキンが手に入ります。解放後はいつでも挑戦可能です。
まとめ
なんと言っても、ボリュームやクオリティの高さに驚きの連続でした。ゲーム性の高さはもちろんですが、読み物としても非常におすすめなので、ループ物やマルチエンディングストーリーという言葉にビビッと来る人は、是非プレイしてみてください。
また、登場キャラクターも非常に多いので、図鑑のコンプなどにもこだわってみるのも楽しいと思います。
本作はまもなくCBTの開催も予定されていますので、いち早くプレイできるように公式Twitterをチェックして、楽しみにCBTの開催を待ちましょう!