レッツやらいでか
本作の舞台は覇権と理想を巡り多くの命が失われる戦国時代。プレイヤーは一城主となってその悲しみを繰り返さぬよう「やらいでか」という気持ちで刀をとります。
この「やらいでか」とは「やらずにいられるか、やってやろうじゃないか」という意気込みを表現した言葉で、戦場で意を決し、奮い立つという雰囲気が伝わってきます。
スクエニらしいムービーの中で、とある武者が矢を受け地に伏せる。
上限の月どころかなんか色々輝いてるんですけど・・・
どうもこれがプレイヤーらしく、命の危機に瀕していたところを非常にファッショナブルな女性「お天(てん)」に助けられます。どう見ても妖狐ですね・・・
その後出身地を決めゲームスタート。レッツやらいでか!
・・・信長とお天のファッションには何か近しいものを感じますね。
バトルはオートながら目が離せない
バトルは基本的にタワーディフェンス風のリアルタイムバトル。
武将達は、プレイヤーがあらかじめ編成したままの形で戦場に投入されます。
編成は、縦を「左列・中央列・右列」、横を「前衛・中衛・後衛」で区切っており、合計9マスの中に最大5人まで配置可能です。
さらに、武将は《スキル》という固有の能力を持っており、配置と深い関係にあります。
例えば、伊達政宗は《竜の咆哮》と《防衛増強・左(小)》というスキルを持っており、
《竜の咆哮》は〔前衛〕にいる時、《防衛増強・左(小)》は〔左列・中央列〕にいる時、発動されます。
このように《スキル》の発動は、武将の位置が条件となっているものが多く、なるべく全員が全ての力を発揮できるように配置する必要があります。
編成の際は、選択している武将の早見表のようなものが表示されるので、これを参考に武将の配置を考えましょう。
兵士によって微妙に違う?一般兵のこだわり
武将たちはそれぞれ〔騎兵・歩兵・弓兵・特殊〕という4つの兵科、いずれかに属しており、もちろん有利不利が存在します。
〔騎兵〕は〔歩兵〕に強く、〔歩兵〕は〔弓兵〕に強く、〔弓兵〕は〔騎兵〕に強く、〔特殊〕は〔特殊〕に強い。といったカンジ。まぁここまではお馴染みのヤツですね。
特徴的なのはここから。左画像の一番上の騎兵をよーくご覧ください。
騎兵でも微妙に姿が違いますよね?
さらにその下、中央列の特殊兵をご覧ください。
こちらも、同じ特殊でありながら忍者と鉄砲兵の姿をしています。
本作ではこのように、同じ兵科でも微妙に見た目や攻撃範囲が違う兵士が多数存在しており、スクエニらしい「ジョブ」的な面白みがあります。
騎兵で言うと一番左の「弓矢を装備した騎兵」は攻撃範囲が広いものの後ろを攻撃できず、
中央の「槍を装備した騎兵」は攻撃範囲が狭いものの周囲一帯をカバーできる。
といった違いがあります。
特殊兵に関しても、鉄砲兵は範囲が広く、忍者は手裏剣なので少し範囲が狭め。しかし攻撃速度は忍者のほうが速かったりと、それぞれ長所短所を兼ね備えています。
一撃無双の《奥義》で戦況を変えろ!
個性豊かな兵士を束ねる武将たちは、それぞれ《奥義》なる必殺技を持っています。
奥義ポイントを消費する事で、いつでも発動する事が可能ですが、一度奥義を使った武将はその戦闘中、もう一度奥義を使う事は出来ません。奥義ポイントはあらかじめ70の状態で戦闘開始となり、戦闘中たまに落ちる「奥義玉」をゲットする事で回復します。
強化と進化で、戦国無双の猛者を目指せ!
「敵が強くなってきたな・・・」と感じたら、武将達に強化合成を施しましょう。今やお約束ともいえるこの強化システムですが、本作では強化素材がいたるところでゲットできるので、とりあえず現時点で最強のカードをグングン育てちゃいましょう。
強化素材は〔経験の書〕〔奥義の書〕〔スキルの書〕の3タイプがあり、ノーマル~レアぐらいなら使っても使ってもすぐに溜まっていくはずです。
もちろん進化も可能。同カードを掛け合わせることで性能が上昇し、経験値も得られます。
本作はどの時点で進化を行っても最終的な性能は一緒のようなので、複数枚手に入れたらとりあえず進化させてみましょう。
ギルドでは、特殊な戦が楽しめる
本作では【ギルド】を結成する事も可能で、ギルドならではの戦が2種類用意されています。
1つは【乱舞戦】。こちらはレベル13から参戦可能なギルトVSギルドの対人戦で、総参加人数は20人×20人で最大40人!大きなところだとかなり激しい戦いになりそうです。
乱舞戦は期間中、決められた時間帯ごとに開催され、1日で合計5回。各ギルドはその中から2つの時間帯を選択し、同じくその時間帯を選んだ敵ギルドと戦います。時間帯は
第1合戦 7:30~8:00もしくは8:00~8:30
第2合戦 12:00~12:30
第3合戦 20:00~20:30
第4合戦 23:00~23:30
といったカンジ。ギルドの紹介ページには、そのギルドの「乱舞戦参加時間」も明記してあるので、自分のライフスタイルにあったギルドに参加しましょう。
もう1つは【攻城戦】。これはレイドボス的なもので、レベル10から参加可能です。
クエスト中たまに発見される敵の城に、皆で攻撃して破壊を目指すという戦が楽しめます。
これはギルドとか関係なしに、誰でも救援に行けるっぽいです。
なお、ギルドに所属していないプレイヤーも「独立ギルド」という事で、常に自分のギルドに入っている状態となります。なので、恐らく1人でも参加は可能でしょうが、本作はまだ始まったばかりなので、幸いまだ【攻城戦】も【乱舞戦】も始まっていません。
ギルドを探すならいまのうちです!
これからが本番か!?
ドラマティックRPGを豪語するだけあって、ストーリーでは史実を元にキャラ付けされた武将たちの人間模様が描かれています。バトルも2倍速モードなどでスイスイできますし、何より驚くほどSレアや貴重な素材が手に入ります。
この感じからして「ギルド戦開催前に素材をかき集め強化し、ギルド戦が始まったらそちらに注力する」といったゲームになっていくのかなという気がします。
ギルドで遊ぶ系のゲームは、ある程度経つと序列のようなものが出来上がってしまいますが、先ほども言ったとおり、本作は新作で、【攻城戦】は6月1日から、【乱舞戦】は6月3日からと、名乗りを上げるには十分な時間があります。
全くもってこれからのゲームなので、ぜひプレイしてみてください!