【ゼノンザードイベントレポート】配信日や世界観などの最新情報が公開!カードゲーム特化型AIを搭載したデジタルカードゲームの発表会の模様をお届け。

2019年2月19日(火)に行われたバンダイ【AI CARDDASS】の第一弾タイトル『ゼノンザード』発表会の内容をお届けします。本作の配信日、世界観や、クローズドβテストについてなど、最新情報をチェックしましょう。

※本ページはプロモーションが含まれています

posted by Miyazaki at 2019/02/20 20:00

『ゼノンザード』発表会の内容をお届け!

ゲームに特化したAI(人工知能)を搭載したデジタルカードゲームアプリ『ゼノンザード』の新情報が2月19日(火)に発表されました。

本記事では恵比寿アクトスクエアで開催された、「バンダイ【AI CARDDASS】『ゼノンザード』発表会」の模様をお届けします。

なお、本発表会の後半に行われたイベント「THE ZENON SHOW」の模様はアーカイブでも配信されています。

バンダイの新たなブランド【AI CARDDASS】の第一弾となるタイトル

▲バンダイ代表取締役社長の川口勝氏

『ゼノンザード』は、カードゲーム事業31年目を迎えたバンダイの新たなブランド【AI CARDDASS】の第一弾となるタイトル。配信は2019年の夏が予定されており、4月にはβテストも行われると発表されています。

本作は、カードゲームに特化したAI(人工知能)が搭載されており、プレイヤーのバディとなってプレイングのサポートをしてくれるというのが大きな特徴。カードゲームはルールの難しさや、後続プレイヤーの参入障壁といった課題がありますが、AIがそれらを解決し、誰でも一流プレイヤーと方を並べて気軽にプレイできるようになります。

また、「人間対AI」が大きなテーマとして掲げられており、全社を上げて盛り上げていきたいと、川口氏は意気込みを語りました。

AI業界で実績のあるHEROZと共同開発

▲HEROZ代表取締役の高橋知裕氏

本作のAIを共同開発しているのはHEROZ。同社は、将棋や囲碁のAI開発で実績があり、これまでも人間対AIの領域で話題になった戦いを繰り広げてきました。

しかしながら、お互いのデッキや手札の見えないカードゲームは、それらとは違うAI開発のチャレンジになり、いろいろな手法で膨大なデータを学習させることで新たにカードゲーム特化型AIを作り上げたとのこと。

これについて高橋氏は「『ゼノンザード』は非常に革新的なゲームになることを確信しています」と語りました。

原作は「バンダイ×上遠野浩平×ストレートエッジ」

▲ストレートエッジ代表取締役の三木一馬氏(左)/『ゼノンサード』プロデューサーの小谷英斗氏(右)

本発表会では初公開となる世界観設定も公表されました。
設定は、原案・世界観設定に上遠野浩平氏を迎えた、バンダイとストレートエッジの共同で制作されます。

この度の共同制作の話が上がった理由として、前職がライトノベルの編集者だったという三木氏は「担当タイトルが『ゼノンザード』と同じ近未来テクノロジーが題材であったことからではないか」と語り、それに対して小谷氏は「その通りです。1つの作品を広げるのがうまい編集者なので、カードゲームの枠に収めずに話を広げてほしい」と答えました。

そして、「ちょっとかっこよく、ちょっと怪しく、ちょっと奇妙、でも現代的なイメージがピッタリ」ということで三木市に指名された上遠野氏がここに加わったといいます。
▲会場では、上遠野さんからのメッセージも読み上げられた。近未来の世界観に「魔女」というオカルティックなワードの化学反応。この上遠野さん独特なワールドに期待してほしいと語られた。

また、世界観の重要なキーワードであるコードマンについても新発表がありました。
コードマンは、限られた数しか存在しない人間に近い性能を持った高性能なAIで、それぞれがなにかの職業に特化しているとのこと。

そして、これまで公開されていた「アッシュ・クロード(CV:梅原裕一郎)」「アイリエッタ・ラッシュ(CV:早見沙織)」に加え、追加で4体が公開されました。
▲コードマンについては、それぞれにオリジナルの楽曲が用意されており、今後も新情報を随時公開していくとのこと。
▲このあと三木氏が降壇し、『ゼノンザード』広報担当のAIミーナさん、女優やモデルとしてマルチに活躍する佐野ひなこさんがゲストとして登場。ゲームシステムの詳細や今後のロードマップを紹介してくれた。

ルールはリアルカードに近いものになる

本作はリアルのカードゲームに近いルールになっているとのことで、強力な効果を持つフォース、状況に合わせてバトルとコストを行き来できる移動型マナシステム、相手ターンでも動けるフラッシュタイミングといった特徴的な要素が動画で紹介されました。
また、AIを活用した技術として、「バディに選択したコードマンがゲーム中にアドバイスしてくれる」「対戦成績が確認でき、ターン毎の展開を評価してくれるほか、場面を再現し、練習としてそこからゲームをやり直すことができる」といった機能も紹介されました。

また、バトルログを共有するサービスなども検討しているとのコメントがあり、これによって今までは見ることしかできなかった大きな大会でのバトルを自分も体験できるようになるそうです。

配信は夏、4月にはβテストの予定も

2019年3月【リアルカードセット「ZENONZARD DECKCODE:01」発売】

初登場となる白と赤のデッキに、カードスリーブとライフ計算用のダイス、カードをアプリでも手に入れられるシリアルコードが入った豪華セットが1000円で発売決定。

4月【クローズドβテスト実施】

クローズドβテストの実施が決定。詳細は今後公式LINEにて発表されるとのこと。

6月【RAGE参戦決定!】

eスポーツイベント「RAGE」の参戦が決定。

夏【プロモーションアニメ公開】

TVアニメ1話分のプロモーションアニメが公開決定。コードマンだけではなく、人間の登場キャラクターの設定も公開されました。

夏【配信予定】

気になる配信日は今夏に予定されているとのこと。

さて、最新情報が盛りだくさんだった本発表会。より配信が待ち遠しくなるところですが、リアルカードの販売やアニメの公開なども予定されています。夏までの期間はそれらを楽しみながら配信を待ちましょう。

ZENONZARD(ゼノンザード)詳細情報

価格 無料
メーカー BANDAI CO.,LTD.
ジャンル カード
©BANDAI・STRAIGHT EDGE