自分を変えたい!諦め癖だらけの俺が人生の転機となったハイジャック映画

    あいつ、サル顔なのになんでモテるんだろ。

    俺はそこそこイケメン。
    なんなら顔はジャニーズ。

    でも、なぜか全くモテないです。

    いや、モテないというか俺に話しかけようとしてくる人さえいなかった。

    それに比べて、サッカー部のあいつは年取ったサルみたいな顔なのに・・・。

    いつも周囲には、人が集まってくるし、女子からもモテる、男のオレからみても人を引き寄せる力というか、なぜか魅力がある。ということは感じていた。

    ただ嫉妬心もあり、あいつを認めたくない自分もいました。

    サッカーも流行してて、今は野生っぽい顔がブームなだけ。

    いずれ俺がモテる時代がくるさ。

    そう思っていたが、大学卒業しても俺の時代はきませんでした。

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    すぐ諦めることが俺の長所

    実は高校のとき、一度サッカー部に入部したことがある。

    サッカーしてスポーツができるようになれば、あのサル男みたいな魅力がつく。と思っていた。

    でも3日もたなかった。

    練習前に3キロも走るサッカー部なんて無理です。

    朝セットしたワックスが汗で落ちるし、べたつくし、日焼けもする。

    なんせ中学のマラソン大会も完走したことないし、本も一冊も読了したことがない、夏休みの宿題さえまともにやり遂げたことがありません。

    努力したくないので、高校も頑張らなくても受かるレベルを選び受験した。

    最初から無理と思ったことはやらない、さっさと諦める性格が俺の長所である。

    必死になってやらないのが俺の心理。

    外見さえ磨けばいい・・。

    どこかで自分を変えたいとは思いつつも、行動を起こさないし、人の目ばかり気にして生きてきた。

    あの映画に出会うまでは、女性と付き合ったこともなければ、友達もいない人生だった。

    自分を変えることができるきっかけとなったのは唇が分厚い店長のおかげ

    就活もあきらめた俺は、アルバイトを転々として家電量販店でバイトをしていました。

    上司に言われたことしかやらないアルバイト、いや言われたことさえ途中であきらめて、手抜きをするアルバイトという感じ。

    26歳になっても、人生に焦りを感じつつも諦め癖はなおらず、家でひとりDVDを見るのが日課でした。

    でもそんな生活のおかげで、ガラッと真逆な性格に自分を変えることができた。

    自分の顔がジャニーズではないことに気がつき、恋愛もできた。

    諦める癖は直り、今は結婚して、とあるベンチャー企業の役員。

    顔こそ違うが、中身はジャニーズのようにギラギラしている。

    きっかけは、バイト先の店長からもらった「エグゼクティブ・デシジョン」という映画のDVDです。

    当時、ハゲかかって唇が分厚くカツ丼が好きそうな店長に、おまえ髪型がセガールに似てるからこのDVDやるよ。といわれて差し出されたのを覚えている。

    うるせぇ!たらこカツ丼!俺はジャニーズ似だろ。と内心おもったが、今では感謝しています。

    主人公なのにすぐいなくなる映画

    ー週末の休みの日

    暇でやることがない時に、タラコ店長からもらったDVDを思い出し「エグゼクティブ・デシジョン」をみはじめた。

    いわゆる飛行機のハイジャック映画で見どころは2つ。

    1つは、俺に髪型が似てるスティーブン・セガールが序盤で死んでしまうところ。

    おまえ主人公じゃないのかよ・・

    こんな序盤でウソだろ!とポチッと消して、映画をみることも諦めようと思ったほどです。

    でも、セガールが出演している映画で彼がやられてしまうシーンを見たことがなかったので、その衝撃さが「これどうなるんだ?」と興味となり見続けることにした。

    もうひとりの主人公「グラント博士」が俺を変えた

    映画のなかのグラント博士の行動をみて、俺は自分を変える方法を知った。

    グラント博士は、俺と似て専門外のことは絶対にやらないタイプの性格。

    それにイケメンだけど序盤フラれてたとこも俺と似てる。

    セガールの序盤退場のせいで、彼は軍人でもないのに無理にゴリラみたいなコマンドー部隊と一緒にテロに立ち向かうことに。

    嫌々ながらも飛行機に乗り込む姿に、俺は「逃げてしまえ!」と叫びそうになった。

    グラント博士が「何で自分がこのようなことを!」などと漏らす場面では、俺も「諦めてしまえ!」と叫んでしまうほど。

    彼の無理してやりたくない気持ちに共感するものがありました。

    しかし、グラント博士はやりとげる男だった。

    奮闘して問題をひとつずつ解決していく姿がすごく魅力的な人間に感じていった。

    彼が専門外のことから序々に軍人たちと連携がとれていく過程こそが、この映画が伝えたかったテーマだと思っています。

    小さなことでも挑戦してやりとげることこそ自分を変える方法

    この映画で学んだことは、やりたくないことでも立ち向かえばできるということ。

    当時はまずバイト先で床のモップ掛けをひとりで最後までやり遂げる。

    そんな小さなことから意識しはじめた覚えがあります。

    そうしていくうちに、諦め癖はなくなり、自信を持つことができ、周囲の見る目が変わった気がする。

    彼女もでき、結婚して、今はあの同級生のサル男の会社の役員。

    大人になったサル男は、さらに磨きかかったサル顔。

    でも、あのときとは比べ物にならないくらいカッコよさも増していた。

    そのカッコよさがどこからくるのか、この映画をみて成長した今の俺ならよくわかる。

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