文アルアニメを見た感想。OPから震えるほど感動した話

    文アルのアニメを見逃し配信で視聴・動画の世界に震えるほど感動した

    2020年4月~8月の4カ月間、テレビ東京を中心に他3局で放送されていた「文豪とアルケミスト 〜審判ノ歯車〜」

    わたしは元々、アプリのゲームをプレイしていて、絵柄や世界観が好みですっかりお気に入りになってしまったのですが、アニメはゲームのはるか想像のうえをいく世界観でした。

    2020年4月にアニメ化されたのは当然いなかに住んでる私ですら知っていました。

    でも悲しいかなテレビ放送がない・・・。私の地域では視聴しようにも放送されておらず動画配信サービスをつかって視聴しました。

    文アルアニメは毎回、先の読めないストーリー展開で、久々に次の話(配信日)を待ち遠しく感じるほど、文豪とアルケミストのアニメはおもしろく、また最終回までみた私は人生観まで変わってしまって・・・。

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    文アルはこんなストーリーあらすじをザックリ

    文豪とアルケミストは、太宰治先生や芥川龍之介先生など実在していた文豪をモデルにしたアニメ。

    本の中の世界を破壊しようとする悪と、アルケミストという特殊能力者が実在する文豪とともに本の中の世界を守るべく悪へ立ち向かうという内容。

    ストーリーは、史実上の出来事を絡めた内容も含まれていて、一般的にはわからなかった歴史上のできごとを知ることができるのは特に文学好きにとっては最高におもしろいアニメのひとつだと思います。

    たとえば、ストーリーのなかで文豪キャラクター同士の意外な関係性なども知ることができ「そういうことがあったのか!」と、その文豪の性格や出来事をくわしく知ることができるところにも面白味があるアニメだと思います。

    アニメ各話のオープニングから見どころ!OPから見どころしかない

    文アルのオープニングテーマ曲名は「グッドバイ」

    太宰治先生の未完の小説と同じタイトルなのは狙って付けたものなのかは分かりませんが、手掛けたのは主にニコニコ動画で活動している浦島坂田船(うらしまさかたせん)という音楽ユニット。

    アニメのオープニングって毎回、飛ばしがちですが、文アルのOPは表現がすごくきれいで丁寧なだけでなく、1話~13話まですべて違いがあるのが見どころのひとつ。

    たとえば、仲間が増えて演出が変わったり、最終回ならではの相応しい演出にするところも、こだわりが感じられて、オープニングから胸の高鳴りが止まらなくなります。

    1話~13話まで各話のオープニングには、一つ一つに意味が込められて「今回はどういう意味が込められているのか」最初からワクワク楽しめることができるのも、この文アルのアニメの楽しみ方のひとつだと思います。

    私のお気に入りは11話の「恩讐の彼方に」文アルのアニメの感想

    ストーリー性のあるオープニングと曲で最初から震えるほどの感動を覚えたというのが最初の感想。

    また、1話1話タイトルが登場文豪キャラクターの作品で、その作品の内容を加味した場面も出てくるので、その作品の本を読み返すきっかけになったり、読んだことのなかった文豪の本を新たに読むきっかけにもなりました。

    文アルのアニメのなかでも私のお気に入りは、11話の「恩讐の彼方に」

    アニメをみたあとで、菊池寛先生の本を図書館に借りに行き、読み終わった後にまたアニメを視聴しながら「ここがその舞台なのか!」と本の世界をリアルな視点から視聴することができ、何度も楽しめるストーリーでした。

    考察しながら多角的に視聴するとより楽しめる

    タイトルの作品を読んだ後、文豪キャラ同士の関係性や、その文豪にまつわる話を知っていると、より文アルのアニメを多角的に楽しむことができます。

    冒頭でお話したとおり、アニメのオープニングの部分だけでも情報量が多く、自分一人では考察しきれないくらいのネタが込められています。

    文アル好きな友人や他の人の考察をネットでしらべてみては(オープニングの途中のステンドグラスのような絵のところが芥川龍之介に関わりのある人物である、など)を自分から調べたり探したりするのも他のアニメでは楽しむことのできない、ワクワクする新鮮な感覚で楽しめました。

    最終回の13話のオープニングだけ演出が違うのが本当にずるいです。その細かいこだわりに、ますます文アルのアニメが好きになりました。

    第4話と5話から学んだ「文学のない世界にゾッ」とした私が印象に残ったシーン

    文アルの第4話と5話の「月に吠える」の前後編をみて、文学の喪失、芸術の喪失が与える影響にぞっとしました。

    文アルのアニメ全編を通して、現代風刺にもつながるところがあると感じ、私はいままでよりも現在、日本や世界で起きていることに関心を持つようになったように感じます。

    文アルのアニメをみてから読書する習慣が戻った

    実はわたし、この文アルのアニメをみてから、忙しさを理由に遠ざかってしまっていた読書を再開しました。

    いままで機会がなく、読んでいなかった文豪(キャラクター)の本を図書館で借りたり、自身の本として買ったりして読むことはもちろん、休みの日は記念館に行く計画も立てています。

    本を読んだあとは、必ず「もう一回、アニメで文アルを見よう」と何度もループしても楽しめるアニメは久々です。

    是非とも、今回登場していない他の文豪キャラも動いているところを見てみたい!

    「文豪とアルケミスト 〜審判ノ歯車〜」の続編がでることを首を長くして願っています。

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