【FGO特集】『Fate/Grand Order』登場サーヴァントの初出作品を紹介!~「Fate/EXTRA」&「Fate/EXTRA CCC」~

『Fate/Grand Order』にて登場するサーヴァントの初出作品を調査!今回は、「Fate/EXTRA」と「Fate/EXTRA CCC」を紹介します。

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posted by yabuki at 2016/01/30 12:00

「Fate」シリーズに登場する数々の英霊たち その2

『Fate/Grand Order』にて活躍中のサーヴァントの初出作品を紹介するコーナー!
今回は、「Fate/stay night(以下、SN)」と世界観は同一だが、"電脳世界の聖杯戦争"を勝ち抜くRPG「Fate/EXTRA(以下、EXTRA)」、そして「EXTRA」の外伝、結末を別にする"アナザーストーリー"「Fate/EXTRA CCC(以下、CCC)」を紹介します。

ここから先、物語のネタバレはありませんが、紹介しているサーヴァントの真名は作品内で徐々に明らかにされていくものです。これから作品を楽しみたいと思っている人は注意してください。

電脳世界の聖杯戦争「Fate/EXTRA」

2010年にPSPゲームとして販売された本作は、Fateシリーズ初のRPGです。
プレイヤーは、下記に記載した出現サーヴァントの中で、使役可能なサーヴァント3騎のうち1騎を選び、"電脳世界の聖杯戦争"を勝ち抜くのが目的です。

「EXTRA」の時間軸は西暦2032年と、「SN」(第五次聖杯戦争)の未来の時間にあたりますが、本作はある地点から分岐したパラレルワールドにあたるので、正式な後日談ではありません。
ただし、世界観や基本設定は一部意味合いを変えて踏襲しているのと、お馴染みのキャラが登場するので、「SN」をプレイしてから遊ぶとより楽しむことができるでしょう。

また、本作もFateシリーズお馴染み、選ぶとゲームオーバーになるデッド・エンドの選択肢があり、セーブデータを複数用意することが推奨されています。

出現サーヴァント一覧

クラス真名使役
セイバーネロ・クラウディウス
アーチャーエミヤ
キャスター玉藻の前
セイバーガウェイン
アーチャーロビンフッド
ランサークー・フーリン
ランサーヴラド三世
ライダーフランシス・ドレイク
キャスターナーサリー・ライム
アサシン李書文
バーサーカー呂布奉先
バーサーカーアルクェイド・ブリュンスタッド
セイヴァー
※初出サーヴァントは赤文字で表記。
※『FGO』に未登場のサーヴァントは青文字で表記。
※ゲームの根幹に関わるサーヴァントは未表記。

サーヴァント補足

■「ヴラド三世」はバーサーカーでは
本作ではランサークラスで登場しています。
また、「Fate/Apocrypha」にも登場していますが、そちらの刊行より先に本作が世に出ているため、こちらを初出作品としています。

■「アルクェイド・ブリュンスタッド」は月姫のキャラでは
いわゆるゲストキャラ扱い。

■"セイヴァー"とは何か
詳しく説明すると、ネタバレになるのでゲームをプレイしてみてください。

ライターの個人的戯言

個人的には、バトルやシステムは慣れないときついが、キャラゲーとしては優秀といったゲーム。

バトルやシステム面を説明すると長くなるので、ここでは詳しく記載しないが、本作でやることの大半が同じことの繰り返しなので、少々作業ゲー感があり、周回するのは大変かもしれない。戦闘のパターンを記録して、それを活かすといったデータが好きな人は本領を発揮できるだろう。

そして、『FGO』をプレイしていて、「ネロ」「エミヤ」「玉藻の前」が気になっている人は確実にやったほうがいい作品。むしろ、この3騎の中から選んだ1騎と最初から最後まで戦い抜くことになるので、愛着がないと辛いかもしれない。
また、他のサーヴァントも前述の3騎士ほどではないが、人となりを顧みることができるので、もっと理解が深まるかもしれないし、「ナーサリー・ライム」を所持していたら、カンストさせたくなるだろう。

ゲームが苦手だけどストーリーを楽しみたいという人には、シナリオ全集「Fate/EXTRA MOON LOG」(全2巻)、ろび~な氏が作画を担当している「ネロ」をパートナーに選んだ原作準拠のコミカライズ作品(全6巻)がそれぞれ絶賛販売中なのでチェックしてみるといいかも。

「EXTRA」の外伝的作品「Fate/EXTRA CCC」

2013年に販売された「CCC」は、「EXTRA」の外伝的作品であり、もう1つの電脳世界の物語です。本作は「EXTRA」の舞台である"電脳世界の聖杯戦争"の途中から分岐した世界であり、「EXTRA」と「SN」の関係のように、パラレルワールドにあたります。

相も変らず理不尽なデッドエンド選択肢が散りばめられており、随時セーブすることが推奨されていますが、「EXTRA」で不評だったシステム面や操作性の一部が改善され、遊びやすくなっています。

また、「EXTRA」と同じサーヴァントを使役できるだけでなく、前作で絆を深めたキャラや、生死をかけて戦ったキャラ達とさらにコミュニケーションをとることができるので、「EXTRA」のキャラが好きな人はより一層楽しめることでしょう。

出現サーヴァント一覧

クラス真名使役
セイバーネロ・クラウディウス
アーチャーエミヤ
キャスター玉藻の前
ギルガメッシュ
セイバーガウェイン
ランサークー・フーリン
ランサーカルナ
キャスターハンス・クリスチャン・アンデルセン
ランサーエリザベート・バートリー
アーチャーロビンフッド
キャスターナーサリー・ライム
アルターエゴパッションリップ
アルターエゴメルトリリス
ムーン・キャンサーBB
※初出サーヴァントは赤文字で表記。
※『FGO』に未登場のサーヴァントは青文字で表記。

サーヴァント補足

■何故「カルナ」が赤文字で記載されていないのか
前回紹介した「Fate/stay night」「Fate/hollow ataraxia」「Fate/Zero」と前述している「Fate/EXTRA」に登場していないのに、「カルナ」が何故赤文字で記載されていないのかと言うと、2012年から刊行された「Fate/Apocrypha」のほうで先に世に出たからです。

■「ギルガメッシュ」のクラスが"ー"な理由
『FGO』などでは、アーチャークラスに分類されていますが、本作では「ギルガメシュ」曰く、我にクラスなどないとのことなので、本作に限りクラスは"なし"です。

■"アルターエゴ"や"ムーン・キャンサー”とは何か
詳しく説明すると、ネタバレになるのでゲームをプレイしてみてください。

ライターの個人的戯言

「EXTRA」からさらにキャラゲー感が増し、そこに"淫靡さ"がこれでもか!とつぎ込まれた作品、それが「CCC」。
本作は、「EXTRA」で行われていた聖杯戦争の途中で分岐した世界となっているので、最初から前述した3騎のサーヴァントのデレデレ、ラブラブ、信頼関係が見れて、3騎が好きな人はより一層楽しめる。
初出サーヴァントの2騎も使役可能キャラと同じくらい場に出てくるので、それらのファンも必見!

また、使役しているサーヴァントの着せ替えができるようになり、不釣り合いな格好で戦わせられる。生死をかけた戦いをしている時に防御性も何もない水着を着せるのはどうかと思うが、水着はいいものだ、一見の価値がある。
さらに、主人公も着せ替えることができ、なんと"眼鏡"をかけさせることもできる!"水着+眼鏡"というありえない格好で移動させることもできるので、ダンジョン探索も苦じゃなくなる。性別を男性で選ぶと「ネロ」や「玉藻の前」との絆がより感情移入できるので、目の保養を選ぶか、感情移入を選ぶか悩むところだ。

『FGO』に未登場のサーヴァントというと、「パッションリップ」「メルトリリス」「BB」の3体になるが、サーヴァントと括るには扱いが微妙なので、もしかしたらサーヴァントではなく概念礼装の絵柄などに採用されるかもしれない。
しかし、これら3人の衣装はどれも扇情的すぎる!「BB」はともかく、他2体のデザインがそのまま採用されたら本当に凄いので、興味がある人は是非「CCC」をプレイしてみよう!

Fate/Grand Order詳細情報

価格 無料
メーカー TYPE-MOON
ジャンル ロールプレイング
©TYPE-MOON / FGO PROJECT