メビウス、それは終わりなき運命の理。
RPGの歴史を長年牽引してきたスクエニの「ファイナル・ファンタジー」シリーズですが、その新作『メビウスファイナルファンタジー』がついに本日リリース開始となりました!
やったー!
美しいグラフィックが荘厳なストーリーと世界観を表現しており、最初っからプレイヤーを美しきFFワールドにいざなってくれます。
最初、長めのデータダウンロードが入るので通信環境のよいところでスタートしましょう。
物語の始まりは、過去を失った若者達が「ヴォイス」と名乗る謎の導き手によって、絶望に蝕まれつつある世界【パラミティア】へと流れ着くところから。
【パラミティア】に生きる人々の支えは「この世、絶望に覆われし時、“光の戦士”現れん」という予言のみ。導かれた名もなき若者達は「光の戦士候補」として剣を抜き、それぞれ歩み始めます。
主人公もその内の1人。どうも、光の戦士と「同じ名前」のようですが、果たして「光の戦士」になるのは誰なのでしょうか・・・?
バトルはターン制ながら、テンポがよく臨場感バツグン
かくして歩み始めた彼ら。【パラミティア】には「戦わない者の名は、誰も覚えない」という戒めがあり、主人公の行く道には多くの戦いが待ち受けています。
戦闘にコマンドなどはなく基本的にタップ操作のみ。ですが、ちゃんとFFらしさが盛り込まれています。とりえあず画面を適当にタップして「たたかう」で基本攻撃を浴びせましょう。
体力ゲージの上にある数字分攻撃ができ、その後敵のターンとなります。
エレメントの加護があらんことを
もう基本攻撃の時点でかなり迫力ありますが、この「たたかう」によって上にエレメントが溜まっていきます。
これにより画面の端にピョコっと見えている「アビリティ」が使用可能になります。灰色の小さい四角は「発動に必要なアビリティの数」で、色は属性を表しています。例えば水属性だと・・・
ピキーン!ブリザガが決まりましたね。
基本属性は4つあり、〔火↔水〕〔土↔風〕という有利不利関係になっています。このほかにも回復用のエレメントなどが存在します。
エレメントはアビリティだけでなく、属性耐性を与えるシールド〔エレメントドライブ〕の発動にも使用できます。
〔エレメントドライブ〕は画面左下にあるエレメントリングを長押しして出現する属性マークから任意のものを選んで使用します。上の画像なら火属性を選んで火耐性を上げていますね。
この時、使う属性のエレメントは全て消費され、その消費数によって耐性の持続ターン数などが変わってきます。
バトルのトドメはやはり必殺技!
「アビリティ」や〔エレメントドライブ〕でエレメントの力を吸収すると少しずつ体力下のゲージが溜まっていき、これがマックスになると超強力な必殺技が使用できます!やり方は〔エレメントドライブ〕と同じように左下を長押しして必殺技を選択するだけ。
ジョブによって必殺技は様々ですが、どれも強力なダメージと追加効果を持っています。
ゲージを溜めるにはかなり時間がかかりますが、このゲージはステージをまたいで保持されるので、倒せない強敵がいる場合は1つ前で何回か戦ってゲージを溜めるのも大切です。
多彩なジョブを極めよう
本作にはジョブシステムも用意されており、最初は《たまねぎ剣士》《かけだしレンジャー》《みならい魔道士》の3つが使用可能です。
ジョブの成長は〔スキルパネル〕というシステムが絡んでおり、使用しているアビリティカードが戦闘後に生み出す「スキルシード」を消費して、様々な能力を解放していきます。
パネルは基本性能を上げるものから、なんと上位職まで封印されています。
《たまねぎ剣士》は火のスキルシード
《かけだしレンジャー》は風のスキルシード
《みならい魔道士》は水のスキルシード
を消費する傾向があり、最初のうちはあまり被らないのでスイスイ解放できるかと思います。
最高位ジョブを目指して頑張りましょう!
メビウスの輪は動き出した
有名タイトルの名がつくとどうしてもハードルが上がりがちですが、本作はスマホゲームに必要な手軽さ・ポチポチ感を維持しつつ、RPGに必要な没入感を画質や戦闘演出によって両立させており「FFのスマホゲーム」という意味で最高の仕上がりになっていると感じました。
そこに含みあるストーリーがついて、もう進めたくてしょうがない!
「ヴォイス」は何者なのか?集められた若者達が持っていたはずの「過去」とは?主人公に接触してくる「ガーランド」は何を企んでいるのか?
何かが動き始めつつある【パラミティア】と予言の真相を、その手で確かめてみてはいかがでしょうか?