ウィロー博士の調査レポートに追加情報が!
『ポケモンGO』にて、ウィロー博士がGOロケット団について調査を進めたレポートに追加情報が公開されました!
前回のウィロー博士の調査レポートはこちら本レポートでは、
ロケットレーダーの試作品や
GOロケット団のロケットリーダーに遭遇したことなどについて報告されています。
ロケットレーダーの試作品
日付:2019年10月24日
件名:[ウィロー博士の調査レポート]ロケットレーダーの試作品
「ふしぎなパーツ」の使用用途について少しずつ分かってきたことがある。「ふしぎなパーツ」を組み合わせて、ここでは「ロケットレーダー」と呼称するが、GOロケット団につながる新しいデバイスの開発を進めているが、まだ思った通りには動かない。
もし「ロケットレーダー」の試作品がきちんと動けば…GOロケット団の技術を使って、向こうのアジトを見つけ出せるはずだ。GOロケット団のしたっぱは色の変わったポケストップに潜んでいるので簡単に探せるが、GOロケット団のロケットリーダーたちやボスのサカキがどこに潜伏しているのかは、依然としてわからないままだ。
「ロケットレーダー」の完成は、「ふしぎなパーツ」の研究がカギを握っている。絶対にアジトを見つけ出せるはずだ。チームリーダーたちを呼び集めなければ…
―ウィロー博士
最初の邂逅
日付:2019年10月26日
件名:[ウィロー博士の調査レポート]最初の邂逅
今日、GOロケット団のロケットリーダーに初めて遭遇した。
「ロケットレーダー」の試作品のテストを進めるために、わたしはアシスタントとしてブランシェを選んだ。GOロケット団の追跡機能をテストしてみたが、試作品は誤動作をし続け、あてもなくランダムに無関係なポケストップを示すだけだった。ブランシェは、計画通り事が運ばないときにふと見せる苛立ちの表情を、一瞬だけ見せた。そして、予期せぬことが起こった。こちらがGOロケット団のロケットリーダーを探していたのに、先に向こうがわたしたちを見つけ出してしまったのだ。
モンスターボールのような形のヒゲを生やした大柄な男が、わたしたちに近付いてきた。わたしのパソコンに仕込まれていた画像の男、GOロケット団のロケットリーダー「クリフ」そのものだった。彼は口を開くと、まず「お前達はGOロケット団の縄張りを荒らしている」と警告してきた。
写真の通り見た目こそ恐ろしそうな風貌をしていたが、向こうに戦う気はなく、意外にも威圧感のない声でわたしたちに立ち去るように言ってきた。しかし、それはクリフがわたしたちに見せた唯一の優しさで、もしこちらからバトルを仕掛けたら絶対に引かなかったはずだ。わたしとブランシェは、ひとまず引き下がることにした。まだこちらはバトルへの備えができていなかった。
研究室に戻ると、クリフと遭遇した時に、どんな行動をとればいいのか自分には判断がつかなかったとブランシェも話していた。「ロケットレーダー」の開発進捗も悪く、珍しく目の前の状況をうまく飲み込めていないようであった。
冷静にならないとダメだ。わたしとブランシェには、まだ仲間がいる。彼らの力も借りることにしよう。
―ウィロー博士
影の中のシエラ
日付:2019年10月28日
件名:[ウィロー博士の調査レポート]影の中のシエラ
GOロケット団への対策は続いている。ブランシェは新たなモチベーションを見つけたようで、おかげで「ロケットレーダー」の開発は順調に進んでいる。だが、チームインスティンクトのリーダー、スパークによって…予期せぬ形でテストを行うことになった。
スパークがまだ試作段階の「ロケットレーダー」を勝手に持ち出していたことが判明した。そのことについて少し説教をしたあとに、彼の口から予期せぬ遭遇について聞かされた。スパークは、GOロケット団がポケストップから道具を盗み出していることから、彼らがポケモンのタマゴにも手を出しているのではないかと心配していた。タマゴからかえったポケモンが「シャドウポケモン」に変えられてしまわないよう、できるだけたくさんのタマゴを救おうとしていたのだ。
いくつかのタマゴを救い出した後、突如としてスパークの前に、わたしのパソコンに仕込まれていた画像に写っていた女性・シエラが現れ、彼の努力をあざ笑ったという。スパークはついカッとなってそのままバトルを仕掛けようとしたが、タマゴを守ることで頭がいっぱいで、バトルに向けて何の準備もしていなかった。シエラはスパークがモンスターボールを持っていないことに気づくと、鼻で笑い、影の中へと姿をくらませたそうだ。
スパークいわく、シエラの振る舞いは他のしたっぱたちとは一線を画すようだ。これまでGOロケット団のしたっぱに恐れを感じたことは一度たりともなかったが、シエラの前では今までにない緊張感を覚えたという。どうやらGOロケット団には、脅威になる人物がいるらしい。
スパークは試作段階の「ロケットレーダー」を返却した。ブランシェは、スパークが勝手に持ち出したことを面白く思っていないのは明らかだったが、スパークが使ったことで、不具合の原因を特定するきっかけを得られたようだ。今は2人で協力し、新たな課題に向き合っている。
チームリーダーにはそれぞれの強み(と弱み)があるが、協力することで、きっとこの壁も乗り越えられるだろう。
―ウィロー博士