「平成最高のアプリゲーム」を紹介!
いよいよ平成も残すところあと4日。平成の30年で、ゲーム業界では様々なことがありました。
家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機の進化、スマホのアプリゲームやVR技術を活用したゲームの登場など、現在でも日々進化をしています。
その中でも、アプリゲームはここ数年で世間に台頭し、様々なトレンドを生み出してきました。
現在までに数多くのアプリゲームがリリースされ、『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』や『モンスターストライク(モンスト)』『Fate/Grand Order(FGO)』などといった大ヒットタイトルも生まれました。
そこでBoomAppGamesでは、今までリリースされたアプリゲームの中から、編集部ライターが独断と偏見で選んだ「平成最高のアプリゲーム」を特集。
5人のライターそれぞれが「これぞ平成最高の1本!」と思うアプリゲームを熱量高め(?)に紹介していきます!
あなたなら「平成最高の1本」に何を選びますか?
ライター kazが選出:グランブルーファンタジー
『グランブルーファンタジー(グラブル)』は、アプリゲームをしない人でも、多くの人が知っているゲームなのではないでしょうか。
本作は、Cygamesによる正統派ファンタジーRPGで、登録者数が2300万人を突破(2019年4月時点)している超人気作。
「FFシリーズ」を手がけた植松伸夫氏による音楽と、皆葉英夫氏のイラストを中心として世界観が構成されており、メインストーリーは豪華声優陣によるフルボイスとなっています。
『グラブル』には、音楽やイラスト、豊富なキャラクター、ストーリーなどの魅力がたくさんありますが、筆者が「平成最高の1本」に選ぶ理由としては、圧倒的なやり込み要素があります。
キャラクターや武器の育成、マルチバトル、クエストなど、やり込み要素が多数存在し、一度ハマるといつまででも遊ぶことが可能です。
始めのうちは、やり込み要素の多さに挫けそうになることもあるのですが、このやり込み要素こそが『グラブル』を最高のコンテンツとして成立させている理由だと思います。
話題の尽きないゲーム!
『グラブル』は、ゲーム内でも外でも何かと話題になるゲームです。つい先日も「無料ガチャ」が実施されており、広告などを目にした人も多いのではないでしょうか。
公式から発表される情報には驚かされるものが多く、その度にTwitterのトレンドを賑わせてくれます。
また、新たな情報がなくとも、定期的に開催されるイベントのことで盛り上がったりと、常に話題が尽きません。
このように、何かと話題になる『グラブル』を、筆者は「平成最高の1本」として選ばせていただきました。
様々な話題を提供してくれるグラブルが、この先私たちにどんな空の景色を見せてくれるのか、とても楽しみです。
ライター クロカワが選出:誰ガ為のアルケミスト
平成も残すところあとわずかですが、平成最高の神ゲーと言われたら『誰ガ為のアルケミスト』でしょう。異論は認めますが、本ゲームは全世界で900万ダウンロードを達成している知る人ぞ知る神ゲーです。
日本だけでなく海外でも人気の本ゲームはタクティクスRPGとなっており、ほかのアプリゲームには無い独特なバトルを楽しむことができます。
オープニングアニメーションは、マクロスシリーズやアクエリオンシリーズを手がけた「河森正治」さんが監督を担当しており、2019年の6月に映画も公開予定です。
さらに、OP主題歌やゲーム内の音楽には「下村陽子」さんが担当しておりストーリー中のBGMや戦闘BGMも良曲揃いとなっています。
なにより、登場するキャラクターがとても魅力的で主人公キャラクター以外にも季節イベントやキャラストーリーなどで深掘りされるため感情移入しやすいのもポイントです。
こだわりのバトル演出や3Dキャラクターが魅力のゲーム
『タガタメ』の戦闘では、特定のアイテムを装備したり、専用の武器を装備することでヴィジョンアビリティやマスターアビリティを発動できます。この2つのアビリティは、特別なムービーが挿入され3Dキャラクターがとにかく動き回ります。
映像のクオリティやキャラクターの3Dモデルのデキで言えば、『タガタメ』を超えるアプリはないでしょう。
▲動物を引き連れて戻ってくるニーナ。ニーナメインの攻撃となっているが、ヴィクター(1枚目左の青年)のヴィジョンアビリティです。
キャラスキンや季節スキンが豊富!
魅力的なキャラクターを彩るスキンが豊富なところも推したいところです。筆者が2年間使い続けている「スズカ」はとくにスキンの量が多く、1番印象に残っているのはプライベートで2周年イベントへ参加した際、サプライズとして配布された「女子力スキン」です。
これは、とあるキャラクターの衣装をスズカが着用するというもので、恥ずかしがるスズカがたまりませんでした。
また、ソシャゲアプリでは、古いキャラクターは弱くなる傾向が多いですが、『タガタメ』はクラスチェンジイベントで、旧キャラをピックアップし大幅な上方修正をしてくれます。上記で説明したスズカも2月に実施された「バレンタインイベント」でクラスチェンジが行われ強化されました。
今後も、キャラクターの上方修正は行われるようなので、お気に入りキャラクターでクエスト攻略を楽しめるアプリとなっています。
運営スタッフとユーザーの距離感も近く、オフラインイベントなども積極的に開催されているのでそういったことに興味がある人にもおすすめです。
▲ユニット画面では3Dキャラクターをじっくり見れる。モーションの再生やボイスを聞くことができるので気になる人はぜひプレイしてほしい。
▲2周年イベントで配布された女子力スキン。スキンに応じて1枚絵やカットインも変化する。恥ずかしがるスズカの表情がたまりませんね。
ライター ギースが選出:逆転オセロニア
平成最高のアプリゲームの1本には、
『逆転オセロニア』を選出させていただきます。
本作は、
新感覚のオセロバトルが楽しめるスマホ向けゲームで、昨年は2000万ダウンロードの大台を突破し、名実ともに人気アプリの一角として存在感を増しています。
個人的にもリリース初日からプレイしており、3周年を迎えた今でも毎日プレイするほどで、もはや
人生の中で一番ハマったゲームと言っても過言ではありません。
ゲーム外での盛り上がりも目立ち、
毎年複数のリアルイベントを全国で開催され、年々規模も大きくなっています。
実ははじめて対人形式のリアルイベントに参加したのもこのタイトルで、正直『逆転オセロニア』に対する思い出を語ればキリがありませんが、ここでは私が
一番面白いと思っているポイントを掻い摘んで紹介していきます。
負けてる時ほど面白い!奥深い戦略性のPvPが最大の魅力!
テンポの良いバトル、ガチャのハードルの低さ、キャラ育成のしやすさ、やりごたえのある高難易度ステージなど、良いところを1つ1つあげていくと長くなりますが、本当に言いたいことは1つだけ。とにかくPvPがめちゃくちゃ面白いということです。
やはりリリース当初からPvPの面白さだけ際立っていた印象で、個人的に他のイベントやクエストはPvPで勝つための布石というスタンスで今もずっとプレイしてます。
そして、ゲーム名にも入っていますが、「負けてる時ほど面白い」という公式のキャッチコピー通り、“逆転”というコンセプトへのこだわりは今も根強く、リアルイベントでは名勝負と呼ばれる数々のバトルを生み出し続けています。
また、キャラクターの数は進化前を含めると3000体をゆうに超えており、各駒ごとに持っている特殊能力も非常に膨大です。
そのため、軸とするデッキタイプが違えば、編成できる16体のキャラクターが全て変わっちゃうような幅広い戦術と奥深い戦略性は他のゲームではなかなか味わえないのではないのではないでしょうか。
興味が沸いた方は、ぜひゴールデンウィークのお供として遊んでみてください。
ライター Shikiが選出:ファイアーエムブレムヒーローズ
『ファイアーエムブレム ヒーローズ(以下、FEH)』は、ファミリーコンピュータから始まった「ファイアーエムブレム」シリーズを元に作られ、全世界70ヶ国以上で配信されているシミュレーションRPG(以下、SRPG)です。
青春時代を共に過ごした英雄たちが集結し、当時の興奮と感動を思い出しながらプレイされている方は多いのではないでしょうか。
『FEH』のゲーム性が面白いのはもちろんのこと、立ち絵では凛々しく描かれているキャラ達が、戦闘マップでは可愛くデフォルメされて戦う姿は魅力のひとつです。
そんな本作の特徴として挙げたいのが、ゲームをする上でストレスになりやすい“長いロード時間”やもっさりとした感覚の無いゲームの「軽さ」。
高性能な端末を持っていなくても遊べるのはユーザーにとって嬉しいポイント。
そして、筆者が『FEH』をプレイして感銘を受け「平成最高のアプリゲーム」に選んだ理由は、アプリの「操作性」です。
スマホSRPGでありながら高い「操作性」
一般的なSRPGであれば、まずキャラを動かすのに、
・移動する場所を選択→選択した場所へ移動を行う
・攻撃目標を選択→攻撃、スキルを使用する
以上のような複数の操作を求められることが多いですが、本作ではキャラが使えるスキルをあえて少なくし、スワイプ操作“1回”のみで移動と攻撃(スキルの発動)ができるよう工夫されています。
そのため、シミュレーションゲームでありながらシンプルな「操作性」を確立し、1キャラの役割を熟慮して編成、戦わせる「戦略性」が生まれます。
様々なSRPGをプレイしてきた筆者にとって、マップをスマホの1画面の中に収め、優れた「操作性」と「戦略性」を併せ持ったゲームは他に覚えがありません。
本作がリリースされ2年が経ち、SRPGのアプリはいくつか出ていますが、本作を超えているものはないでしょう。
考える楽しさいっぱい「クイズマップ」
また、特に気に入っている要素として、2018年7月に実装された「クイズマップ」。
決められた状況を規定の手数でクリアする詰将棋のようなもので、スキルや相性を意識し、キャラを効率良く運用する知識が試されます。
非常にやりがいのあるマップがたくさんあり、本作の奥深さを存分に体験できます。考えることが好きな筆者にとって待望の機能でした。
SRPG初心者も上級者も楽しめる『FEH』、ぜひ遊んでみてください。
ライター Miyazakiが選出:アイドルマスター シンデレラガールズ
私が平成最高の1本として挙げたいタイトルは今なお現役でサービスが続いているアプリ『アイドルマスター シンデレラガールズ』、通称『モバマス』です。
現在はスマホアプリとして配信されている本作ですが、もともとはモバゲーで配信されていた、本来の意味でのソシャゲーと言われるものでした。
この、スマートフォンが普及し始めた時期と重なるタイミングでサービス開始されたモバマスは、筆者がソシャゲーやスマホアプリ、ひいてはアイマス業界にのめり込むきっかけとなり、その後の人生に大きく影響を与えた作品と言っても過言ではありません。
すでに7周年を超えた本作、筆者自体すでにプレイは現役を退いていますが、未だリアルイベントなどでアイマスシリーズのコンテンツを追い続ける1人のアイマスPとして、未来のP候補へ、平成の最後に個人的な趣味全開で『モバマス』を紹介したいと思います。
190人以上のアイドルが登場しているので担当がきっと見つかる!
本作の最大の特徴とも言えるのが、登場アイドルの多さ。7周年を記念してつい最近も7人のアイドルが追加され、現在は190人以上が登場しています。
登場アイドルの多さに加えて、長くサービスの続いているゲームなので、登場カードも豊富。あなたもカード画像を眺めているだけでもお気に入りの子が見つかることでしょう。
ちなみに、筆者の担当アイドルは高森藍子なので、選挙の方はお願いします。
なお、デレマスのアプリとしては「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)」もあり、現在はそちらからデレマスに触れる方のほうが多いいかも知れないですが、「デレステ」ユーザーや今からデレマスにふれるという人には、『モバマス』を始めるのに今は良いタイミングです。
『モバマス』には直接アイテムやカードをやり取りできる機能があることに加え、第8回総選挙が開催中ということもあって、担当アイドルの宣伝に命をかけているPは多いので、これから『モバマス』を始めるという人には先輩Pたちが優しくしてくれることでしょう。
さて、イン・ザ・スカイフェスの衝撃、一度も参加することなかったマラソン、Rアイドルが応援に来て絶望した鯖、爆死したツアー、社長が大学に合格したことを機に解散となった所属プロダクション、うっかりスタドリを溶かしたフリトレ相場の魔術師、日課になった道場単騎凸、エナンザム、グラブルを始めとしたコラボ先のゲームのこと、高森藍子のダイマ……etc、『モバマス』の思い出は尽きませんが、紙面の都合上全ては語れません。とても残念ですがここで筆を置かせていただきます。