【TGS2024】最大規模の開催となった東京ゲームショウ2024のブースレポート!印象的なブースを写真で振り返る

2024年9月26日(木)〜9月29日(日)に幕張メッセで「東京ゲームショウ2024」が開催。会場やブースの様子を写真で振り返ります。

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posted by kane at 2024/10/30 17:30

TGS2024イベントレポート

2024年9月26日(木)〜9月29日(日)に幕張メッセにて「東京ゲームショウ2024(TGS2024)」が開催。出展社数は985社、出展小間数は3,252小間、出展タイトル数は2,850タイトルといずれも過去最多で、TGS史上最大規模となりました。

会場には個性豊かなブースが並び、斬新なデザインや思わず足を止めたくなる演出で、ゲームの世界観をリアルに感じさせてくれました。

本記事では印象的だったデザインや展示の工夫を写真とともに振り返り、魅力をたっぷりと紹介します!
※会場は9月26日(木)ビジネスデイ1日目の様子です。

たくさんの写真で企業ブースを振り返り

5年ぶりの出展!「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」ブース

2019年以来5年ぶりの出展となった「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」ブースでは、PS5最新作10本の試遊PS5Proの展示などが行われました。

特に『モンスターハンターワイルズ』は「カプコン」ブースと合わせてシリーズ史上最大規模のとなる150台以上の試遊出展で、注目度の高さも実感できる展示でした。
▲朝早くから『アストロボット』などの最新作で賑わうブース
▲広々とした『モンスターハンターワイルズ』の試遊ブースは砂原やベースキャンプ風の展示
▲試遊ブースの近くでは武器やフィギュアの展示も
▲今作では喋ることでも話題になったオトモアイルーが可愛くお出迎え!

注目のモンハンが大盛況!「カプコン」ブース

カプコン」ブースでは、TGS2024の目玉タイトルでもある『モンスターハンターワイルズ』の日本初試遊台が中心の展示。正面右側には、トレーラーのメイン舞台となっている砂原をイメージした試遊スペースが広がっていました。

発表時から注目を集めた本作ですが、全日早々に整理券の配布が終了したようで、多くのプレイヤーで賑わっているブースでした。
▲期待の新作に熱中するプレイヤーがたくさん!
▲今作で移動をサポートしてくれる「セクレト」とハンターの等身大フィギュアを展示
▲ブースの正面左には配信やフォトイベントに使われる大きなステージも
▲裏には『ストリートファイター6』『MARVEL vs. CAPCOM』『モンスターハンターNow』など配信中の人気作もラインナップ

人気作集合で大賑わい!「セガ/アトラス」ブース

セガ/アトラス」ブースは、正面左から「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』『SONIC RUMBLE』『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』『ペルソナ5: The Phantom X』『メタファー:リファンタジオ』と人気シリーズから完全新作までズラリとラインナップ。隔たりなく繋がっており、各ブースの中でも“お祭り感”が強い展示でした。

多くのフォトスポットに人気キャラやコスプレイヤーも次々と登場し、いつ通っても賑やかなブースとなっていました。
▲海賊衣装で真島吾朗の等身大フィギュアが展示され、たまに「ミナト区系女子オーディション」「生キャバ嬢オーディション」のお姿も
▲ソニックシリーズの人気キャラも仲良くブースに登場
▲ペルソナ5はTGS前日に日本展開が発表されて早々に試遊台も登場
▲メタファーはシーカー等身大フィギュアのほか、試遊台の上で「王の巨顔」がプレイヤーを監視する緊張感漂う展示に

DB・SAOの2大タイトルで参戦!「バンダイナムコエンターテインメント」ブース

バンダイナムコエンターテインメント」ブースは、出展タイトルの『ドラゴンボール Sparking! ZERO』『ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリーム』で二分割して展示。

正面はメインモニターの両サイドに多数の小さなモニターでドラゴンボールのトレーラーを上映し、左には「孫悟空(超)身勝手の極意」の大スケールフィギュアがそびえ立ちます。

両タイトルとも多数の試遊台が設置されており、多くのユーザーで大盛り上がりのブースでした。
▲超デカい悟空は圧巻のスケール!
▲広いスペースで大画面のトレーラーをじっくり堪能
▲最大20人で挑戦するオンライン共闘プレイではレイドボスを倒せるか固唾を呑んで見守る…
▲正面右のモニターでは他タイトルのトレーラーが次々と上映され、知っているタイトルだと足を止めてしまう場面も

ゲーム舞台の没入感が高い展示!「コナミデジタルエンタテインメント」ブース

コナミデジタルエンタテインメント」では、正面真ん中のステージを挟んで右に『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』、左に『SILENT HILL 2』を展示。

世界最速のプレイアブル出展となった『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』は試遊スペースだけでなく、フォトスポットやトリックアートも設置されており、ゲームの舞台であるジャングルの世界観を楽しめる展示に。

また、『SILENT HILL 2』ではゲームの世界観を再現したスペシャルシアターで限定映像が上映されており、体験型の展示が特徴のブースでした。
▲試遊だけでなくフォトスポットにも行列ができており、ジャングルでのサバイバルステルスを体験
▲『SILENT HILL 2』のクリーチャー「バブルヘッドナース」は少々不気味に佇む姿も…
▲ビジネスデイ1日目に発表された『eBaseball™: MLB PRO SPIRIT』は大谷選手の装飾

ジオラマやフォトスポットの見どころ満載!「スクウェア・エニックス」ブース

スクウェア・エニックス」ブースは、正面のステージから右に『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』、左に『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』『FANTASIAN Neo Dimension』『ファイナルファンタジーXIV』を配置。

また、各作品のジオラマやフォトスポットなどが多く、試遊だけでなく写真を撮ってイベントを楽しめるような展示となっていました。
▲ドラクエ3は試遊スペースが広く、シリーズでも人気な作品のリメイクとあって気になる人も多い様子
▲「ロトの装備」の特別展示フォトスポットでは喜びの声も
▲「カンダタ」グリーティングは本ブースの人気スポットで、 一緒に写真を撮りたい人が続々と列に
▲FF14は迫力ある「砂の都ウルダハ」のジオラマにくわえて、キャラクターと撮影ができるAPフォトスポットも
▲ FANTASIANで冒険の手助けとなる豪華客船「ウズラ号」のジオラマ展示は、完成度が高く細部までじっくり見たい出来栄え
▲ロマサガの「皇帝の玉座」を再現したフォトスポット。座るごとに「第◯◯代皇帝」の数字が増える演出もあり、各々の雰囲気たっぷりの座り方も見どころでした

迫力のフィギュアでお出迎え!「コーエーテクモゲームス」ブース

コーエーテクモゲームス」ブースは正面中央に大きなモニターを配置し、左には『真・三國無双 ORIGINS』の「呂布」、右には『FAIRY TAIL2』の「ナツ」と「ルーシィ」の特大フィギュアが展示されていました。

また、試遊台のほかにグッズ・フィギュアのコーナーがあり、人気作の展示も楽しめるブースでした。
▲等身大の鬼神・呂布は迫力満点!
▲本作のキービジュアルをバックに決めるナツとルーシィ
▲ギルドのリクエストボードを再現したメッセージボードは真島ヒロ先生描き下ろしメッセージイラストを展示
▲アトリエシリーズ最新作で登場するユミアのフィギュアを世界最速展示!

3方向に世界を分割!「レベルファイブ」ブース

レベルファイブ」ブースでは正面の大型モニターで各タイトルのトレーラーを上映し、『レイトン教授と蒸気の新世界』『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』のブースを3方向に展開。

綺麗にブースが分割されており、それぞれのタイトルで世界観に合わせて試遊を楽しめる展示になっていました。
▲イナズマイレブンはサッカースタジアムのようなブースで初公開のモードを体験
▲長蛇の列を作るレイトン教授では本作をイメージしたスチームパンクな世界観でブースを演出
▲大きな竜と自然溢れる雰囲気でファンタジーライフの舞台を再現

巨大スクリーンで迫力の映像体験!「ネクソン」ブース

ネクソン」ブースは正面と横に広がる巨大LEDスクリーンで、出展タイトル『The First Berserker: Khazan』の映像を上映。ハイクオリティなグラフィックや戦闘シーンで道行く人の注目を集める展示になっていました。

また、大規模ブースながら出展タイトルが『Khazan』だけで、試遊ブースも含めて世界観を余すことなく再現していました。
▲横長のスクリーンは遠くからでも目を引く映像
▲試遊ブースは壁に囲まれてダークな世界観を再現

恒例のリアル10連ガチャが大盛り上がり!「Level Infinite」ブース

Level Infinite」ブースは配信中の『勝利の女神:NIKKE』、PCなどで配信予定である『EXOBORNE』『Dune: Awakening』の3タイトルで出展。

リアルイベントで人気を博しているNIKKEのリアル10連ガチャは、TGS2024では2段仕様に進化を遂げて、ゲーム内のガチャ結果と同じ構成になりました。

また、世界観を体現したシアターやスクールバスに乗り込んで最新映像も視聴できるなど、体感型の展示が多く見られました。
▲人気キャラのスタンドパネルも展示
▲日本初試遊のDuneは特別なシアターを設置
▲バスの中でEXOBORNEの最新映像を上映する一風変わった試み

巨大メカとツーショット撮影も!「Mecha BREAK」ブース

Mecha BREAK」ブースではゲーム内に登場する「鳴神」の巨大なハーフメカモデルを展示。鳴神とはツーショット撮影も可能でした。

試遊ブースを含めて全体的にSFテイストで統一されており、世界観と合わせてゲームを楽しめる展示になっていました。
▲雰囲気たっぷりの試遊ブースで没入感も高め
▲試合エリアは緊迫感が増すデザイン

カワイイ世界観を再現!「インフィニティ二キ」ブース

オープンワールドになったニキシリーズの最新作「インフィニティニキ」のブースは、舞台となるマーベル大陸を再現。

フォトスポットや試遊ブースで本作の可愛らしい世界観を再現しており、スタッフの方はエプロンやパステルカラーの衣装を着るなど、こだわりのブースになっていました。
▲座って写真も撮れるのでファンタジー世界に入り込める
▲パラソル、椅子、衣装など癒し空間でじっくり試遊

お客さんを巻き込むイベントやコスプレに注目!「JOYMOBILE NETWORK」ブース

JOYMOBILE NETWORK」ブースでは、『キノコ伝説』の特設ステージがひときわ目を引く展示になっていました。

ステージでは本作のキャラである「ランプの女神」の衣装を着たコスプレイヤーのほか、キノコ頭の被り物をしたセクシーなお姉さんも登場。

道行く人を巻き込んでクイズ大会なども行われ、中規模ながらインパクトを残すブースでした。
▲可愛い海賊衣装のランプの女神さん
▲思わず目を引くキノコお姉さん

巨大ボスバトルの試遊も好評!「VIC GAME STUDIOS」ブース

VIC GAME STUDIOS」は白を基調としたブースで、上に横長のスクリーンで『BREAKERS』のトレーラーを上映。

また、試遊コーナーがメインでトゥーンレンダリング技術によるアニメのようなゲームを楽しめました。
『BREAKERS』開発チームのインタビューはこちらから!
▲精巧な作りの「潜空艇」はじっくり鑑賞したい出来栄え
▲横長スクリーンでアニメ調の美麗な映像は見応えあり!

ゲーム環境もこだわる時代!ゲーミングライフスタイルコーナー

東京ゲームショウはゲームの試遊や展示だけでなく、ゲームに関わる様々な企業も参加しています。

その中でも人気を博していたのが、2023年より新設された「ゲーミングライフスタイルコーナー」です。

近年ではボイスチャットを利用するゲームやゲーム実況などの配信をする人も増え、快適なゲームライフを送れる環境にも注目が集まりつつあります。

そんなゲーム環境を整えるためのゲーミング家具や防音室などが展示されており、ゲーム好きなら見逃せないコーナーの1つでしょう。
▲防音室も様々な種類があり、ご近所さんを気にせずゲームを楽しむなら最適
▲今にも出撃しそうなゲーミングチェア
▲防音と高速回線でゲームに特化したゲーミングマンションで住まいから整える

モンハンコラボのコーディネートに注目!「ニトリ」ブース

今年で3回目の出展となる「ニトリ」は、「モンスターハンター」とコラボした家具でコーディネートされたコラボルームを展示。

そのほか、2人で楽しめるカップルルーム映え重視の配信ルーム、狭い場所でも楽しめるスペパ(スペースパフォーマンス)ルームなど、様々なニーズに応えるコーディネートで、自分の部屋と合わせてイメージしやすいブースでした。
▲ゲーム好きカップルが仲良く遊べる空間
▲白ベースで“映え”を意識したコーディネート
▲狭くても充実したゲーム空間を実現

カジュアルなゲーム環境を作る「イケア」ブース

3年ぶりの出展となる「イケア」は、カジュアルゲーマー向けの家具を展示。

リラックスして座れる椅子やクッション、ごちゃつきがちなデスク周りを丸っと収納できる家具など、生活にとけこむ展示が目を引きました。
▲ゴロゴロしながらゲームをしたくなるデザイン
▲デスクや椅子も一式で収納して部屋のコーディネートにも馴染む

パステルカラーで可愛いゲーム部屋の「Pixio」ブース

今年初出展の「Pixio」ブースでは、パステルカラーを基調としたゲーム部屋を展示。「ゲーミング〇〇」の定番といえば“黒基調でレインボーのライト”ですが、そんな常識を覆すような可愛らしい空間が演出されています。

ふんわり癒しのデザインは、昨今増加傾向である女性ゲーマーにも嬉しいコーディネートでしょう。
▲白&ピンクの可愛いゲーム部屋で穏やかに遊べるかも…?

試遊以外にも楽しめるブースがたくさん!

TGS2024のブースを振り返ってみると、各企業の凝ったブースやフォトスポットなど体験型の展示が多く見られ、ゲームの魅力を試遊だけでなく五感で感じさせる工夫や独自のアイデアに満ちていました。

特に大規模ブースはダイナミックな展示と大きなモニターで、思わずを足を止めてしまうような目を引くデザインになっていたと感じます。
また、中・小規模のブースでは出展タイトルの世界観に沿った展示や、インパクト重視の派手なデザインが注目を集めており、ゲームの世界により入り込める作りでした。
そのほか、ゲーム関連として紹介した「ゲーミングライフスタイルコーナー」以外にキーボードやマウスなどのゲーミングデバイスも多数出展されています。

ゲーム環境を整えるためのアイテムが各種揃っているので、より良いゲームライフを送りたい人も楽しめるイベントとなっているでしょう。

TGS2025は来年9月25日(木)〜28日(日)の開催が発表されており、来年はどのようなイベントになるのか楽しみです。