日本の夏は高温多湿、古来より日本人は涼しくなれる方法を模索してきました。その答えのひとつが「ホラー」。言わば「血の気を引いて体温を下げる」というもので、エアコンや扇風機が生まれたこの現代でも、人はホラーの涼しさから逃れられずにいます。
今もまた、ホラーの手招きに抗えない素直な好奇心をお持ちの人が、この記事を読んでいる事でしょう。そんなアナタにプレイしてほしいホラーゲームがあるんですよコレが...
ヒヤッとするかくれんぼ『みぃつけたぁ』
まずは軽いジャブという事で大好評のホラーカジュアルゲーム
『みぃつけたぁ』をご紹介。
特にキャラクターを操作したりする必要は無く、ポイントは
「人形が現れたらタップして隠れる」というだけです。非常に簡単なゲームであり、「お化けとか怖すぎる!」という人でも比較的落ち着いてプレイできるでしょう。
尚、こちらは本サイトの動画レビュー企画
【河嶋まいこのゲームしまいこ!~第8回〜】でも紹介しています。
霊を祓い、秘められた真実を暴け『呪人』
日本テイストの恐怖が光るのが本作
『呪人』。
ほんの少し霊感が強いだけの女子高生「藤原さくら」を操作して部屋を探索し、霊を倒しつつストーリーを進めていくというホラーアドベンチャーとなっています。比較的ライトなゲームですが、廃墟の雰囲気がよく出ていて十分恐怖できる作品となっています。
こちらも本サイトの動画レビュー企画
【河嶋まいこのゲームしまいこ!~第7回〜】で紹介しています。動画で確認したい人はぜひ見てみてね!
Amazonから恐怖をお届け『Lost within』
本作
『Lost within』は、サイコホラーを堪能したい方にオススメです。
物語の舞台は、取り壊しが予定されいてる廃病院「ウェザビー療養院」。取り壊し前に人がいないか確認しにきた「ピアソン保安官代理」は、この病院の真実と、その成れの果てである
“住人”たちと対峙することになります。
このゲームの特徴は幽霊とかお化けではなく、人の怖さが描かれているということ。
「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗き返している」という言葉が表すように、人の罪を知る事は何より恐ろしい事なのかもしれません。
『Lost within』のレビュー記事はこちら
その男を見てはいけない『SlenderMan's Forest』
皆さんは「SlenderMan」という男をご存知でしょうか?彼はひょんな事から製作された架空のキャラだったのですが、人々の間で一人歩きをはじめ、様々なところで恐怖される存在となりました。要は海外の「都市伝説」ですね。その特徴は長身で細身、顔がなく、「見たら死ぬ」というもの。ヒェッ...
本作は「SlenderMan」を避けつつ紙切れを一定枚数拾うというゲームなのですが、道中にふと現れる「SlenderMan」がとにかく不気味です。彼は定期的にプレイヤーの進行先に現れるようになっています。ただ立っているだけなのですが、「見続ける」と...
「見てはいけないものの、見ていないと移動されてまた出会ってしまう」という二律背反の恐怖を、ぜひ味わってください。
振り返らないで『Don’t Look Back』
世界各国様々な神話でよく出てくるのが「黄泉の国では振り返ってはいけない」という設定。それをモチーフに作られているのが本作『Don’t Look Back』です。
妻を失った男が黄泉の国へ魂を取り返しに行くのですが、ポイントは折り返し地点で妻と出会った後、《一度でも後ろにいる妻を見てしまう=振り向いてしまう》とゲームオーバーになるという事です。俗に言う「死にゲー」なんですが、死んでもすぐ直前からのスタートとなるので、根気よくやればクリアできるはずです。
そして...ゴールにたどり着いたあなたは、『Don’t Look Back』という言葉にこめられた本当の意味を知るでしょう。色々考えさせられるホラーゲームです。
高額バイトにご用心『Five Nights at Freddy's』
夏といったら短期バイト!8月も第2週ですがまだまだバイトはありますよ。しかし楽に稼げる仕事なんてないという事を忘れないでください。特にピザ屋の深夜警備バイトにはご注意を。
本作『Five Nights at Freddy's』は、ピザ屋の深夜警備バイトをするだけというとっても簡単なゲームです。「マスコットのきぐるみたちが全力で殺しにくる」ということを除けば...監視カメラの映像などを頼りに殺戮マスコットたちの行く手を阻み、恐怖の深夜バイトを完遂しましょう!
発売後から着々と人気をつけ、つい最近、最新作である『Five Nights at Freddy's 4』が発売されました。さらには映画化もするとか...この作品はナンバリングが進めば進むほど怖くなるので、気に入った方はぜひ続編を購入して、更なる恐怖に身を投じてみて下さい!