『TEPPEN』レビュー
カプコンの人気キャラクターたちが多数登場するスピーディーなリアルタイムカードゲーム『TEPPEN』をレビューします。
戦略性の高い本格バトルに、「ストリートファイター」や「モンスターハンター」、「バイオハザード」に「デビルメイクライ」など、カプコンの人気キャラクターたちが重厚な演出で必殺技を繰り出す様は必見です!
制限時間5分のリアルタイムバトル
対戦はカード30枚のデッキで行われ、場に出して戦うユニットと使い捨てで効果を発揮するアクションカードを組み合わせ、相手のライフを0にすれば勝ちです。
基本的にターンの概念は無く、時間経過で溜まっていくMPを使用してカードを使用。
そして、各カードから伸びている矢印が反対側にたどり着けば相手に攻撃、ユニットがいればお互いに攻撃力分のHPが減らされます。
ド派手な演出のヒーローアーツ
デッキ作成時にはヒーローを設定し、対戦中はヒーローに応じてヒーローアーツという必殺技のようなものを使えます。
ヒーローアーツは、対戦中に使ったカードのMPに応じて溜まっていくAP(アーツポイント)を消費することで、何度でも発動可能です。
▲筆者愛用のヒーローアーツは、ウェスカーの黒き選別。コスト5以下のユニットを破壊することができる。条件こそあるものの、MPや手札の消費無く相手ユニットを破壊できる大変強力な効果だ!
カードの応酬!アクティブレスポンス
アクションカードを使った場合、一時的に進行が止まり、お互いにアクションカードの応酬を行うアクティブレスポンスが始まります。
ここではターン制のゲームのように、お互いが交互に次に使うアクションカードを決定。
どちらかが、カードを使わないことを選択したら、新しく発動されたカードから順に効果を解決していきます。
例えば、こちらが「攻撃力2以下のユニットを破壊する」というカードを使ったら、相手に「攻撃力を2上げる」というカードで対応され、条件を満たせなくなったこちらのカードは不発になるということもしばしば……。相手のデッキの傾向や使えるMPも考慮する必要があるので、駆け引き要素として非常に奥深いです。
4色のカードとヒーローの特徴をつかもう
各カードとヒーローは4つの色に分けられ、それぞれ特徴や得意な戦術が違います。
基本的には1色を決めてデッキを組みますが、コストの高いカードは使えなくなることと引き換えに2色3色でデッキを組むことも可能です。
ソロモードも充実
ストーリーモードなどのソロプレイモードも充実しています。
カプコンの人気キャラクターたちの交差するオリジナルストーリーを楽しめるのはもちろんですが、カードを集めるための報酬がたくさんもらえるというのも見逃せないポイント。
楽しみながらカードを集められるので、ぜひ序盤にプレイするのをおすすめします。
カードを集めやすく、本格的なバトルを楽しめる!
本作はリアルタイムの対戦ということで、雰囲気は「クラロワ」のようですが、マナコストの他に攻撃力と体力によって攻撃しあうユニットの様子は「ハースストーン」や「シャドウバース」のようでもあります。
このように、ある種の定番とも言える有名ゲームの要素も垣間見えますが、それが複数合わさることによって新たな化学反応を起こしているのが本作の魅力です。
また、まだ配信されたばかりのゲームということもあり、すくにデッキが組めるだけのカードが集められるかと思います。賞金制大会も控えておりこれからが楽しみなゲームなので、ぜひ気になっている方は早めにプレイしてみるのがおすすめです。
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