※「R-1ぐらんぷり2020」にて、野田クリスタルさんが優勝したことを記念して、2020年1月4日(土)の「野田ゲー」特集記事を再投稿!
なんだかすごい事になりそうだ!
お笑い芸人の野田クリスタルが作ったゲーム、通称「野田ゲー」。しかしながら、いきなり「野田ゲー」と言われてもピンと来ないと思うので「野田ゲー」を語る前に、まず野田クリスタルという人物について少しばかり掘り下げます。
彼はマヂカルラブリーというコンビを組んでおり、M-1グランプリ2017では決勝にも進出している実力も折り紙付きのお笑い芸人でありがなら、かなりのゲーム好きとして知られています。そんなゲーム好きが高じてプログラミングもできるようになり、そんな彼が独自の視点で作っているゲームが「野田ゲー」です。
ここ1〜2年ほどテレビ東京「勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~」や日本テレビ系列「ウチのガヤがすみません!」などのバラエティ番組で取り上げられたりし、徐々に世の中に浸透してきています。
この記事では、そんな今までリリースしている「野田ゲー」とその魅力を紹介していきます。
「野田ゲー」関連のライブも精力的に開催中
▲2019年12月28日(土)には、よしもと∞ホールにて、野田ゲーのイベントライブも開催。ちなみに優勝者は一般人のお客さんになり、当日は相当な盛り上がりを見せた模様。野田クリスタル本人のTwitterでは、次もやる感じの雰囲気をプンプンに醸し出しているので、ぜひ次があれば実際に見に行ってみるのも有りかもしれません。最新情報は本人のTwitterなどからチェックしてみよう。
現在ダウンロードできる「野田ゲー」一覧
組体操合戦
『組体操合戦』は、現在リリースしている野田ゲーの中でも一番の新作。そして、他の野田ゲーとはちょっと変わった経緯でリリースしているのも特徴です。と言うのも、
テレビ東京「勇者ああああ」内で取り上げられた野田ゲーを見ていた一般の企業の方から
「この野田ゲーを製品化したい」という要望を
「勇者ああああ」公式Twitterに送ったところ、本当に実現し、リリースしたタイトルになります。
番組内でも一押しとして紹介され、
複数の人物のパーツを合体させて組体操を作っていくという程よいゲーム性で、なかなか中毒性のあるものに仕上がっています。一般の企業を通していることもあり、完成度もめちゃくちゃ高いので、
野田ゲー入門者にも胸を張っておすすめできます。
関連動画
愛方探し
『愛方探し』は、吉本のイケメン若手芸人たちの中から自分の愛方を見つけるドキドキ恋愛・芸人シミュレーションゲームで、野田クリスタル自らシナリオも書いており、「クレームは全て僕のDMにお願いします」とのこと。
実際にゲームに登場している芸人と近い距離にいる野田クリスタル自身がシナリオを書いていることもあり、台詞がまるでフルボイス(フルボイスではない)かのように脳内再生されます。攻略対象の芸人もニューヨーク屋敷、ラフレクラン西村、ランパンプスよっちゃん、西村ヒロチョなどという絶妙なチョイスもGood。野田クリスタルの新たな才能の一面を感じられます。
関連動画
ブロックくずして
『ブロックくずして』は、ブロック崩しのボールを邪魔しないようにデッカチャンが避けまくるゲームです。ブロック崩しは自動で行われていき、プレイヤーはデッカチャンを操作するという、この発想こそ野田ゲーの真髄が詰まっているような気がします。
そして、このデッカチャンはボールが当たるとでっかくなります。一応3機からスタートするのですが、実質2回当たればゲームオーバーとなり、この理不尽さが魅力です。野田クリスタル本人がプレイしている関連動画も面白いので、ぜひ見てみてください。
関連動画
ボルダリング姉さん
『ボルダリング姉さん』は、本人曰く「本当にゴミみたいなゲーム」と言っており、クオリティはお察しレベルですが、野田ゲーの原点のような雰囲気が楽しめます。
色々とツッコミどころだらけで、Apple Storeにも「僕ならやらない」と書いてあり、怖いもの見たさという意味で気になったならダウンロードしてみたらいいのではないでしょうか。
関連動画
寿司
『寿司』は、寿司を握り、相手の寿司をガードしながら寿司を出すゲーム。マヂカルラブリーの漫才の中やライブでもやっていたことがあり、マヂカルラブリーファンならそこそこ知られているゲームです。そして、なんか似たゲームを小学生ぐらいの頃にやっていたような気がする、不思議なノスタルジーに溢れるタイトルになっています。
ルール説明の最後には「やればわかる」と書いてあり、本当になんとなくルールを読んでやってればわかります。マヂカルラブリーのファンなら1回はやってみたくなるゲームですね。
まだまだある未リリースの「野田ゲー」
野田ウォーク
▲野田ゲー風位置ゲー。
マッチョあつめ
▲野田クリスタルと言えばマッチョ。マッチョと言えば野田クリスタル。
野田クリスタルのYouTubeチャンネルを見てみると、まだまだリリースしていない「野田ゲー」はたくさんあるようです。次の『組体操合戦』のようなアイディアの原石も散らばっているので、ゲーム会社の皆さんチャンスかもしれません。
今年はすごいことになりそうだ!