グラマラスボディに食い込む紐ビキニに釘付け！頬を赤らめるむちむちレースクイーンが登場！今月も100万円GETチャンスがスタート

ゴールラインを超えた後もレースは終わらない。次こそは勝つために。一歩でも多く進むために。会いたい人に会うために。それぞれが自分のレースを再開させる。エンジンを切った後でもクラリスの胸の高鳴りは止まっていなかった。それをもたらしたのは、やはりお嬢様によるものか、あるいは――。その答えは彼女が走り続けた先で見つけるものである。

やがて、リュドミラは気付く。「私は何をしているのだろう…？」初めてのレースに興奮し、あまつさえ部下たちの前で恥も外聞もなくはしゃぎ回るその姿は自戒を重んじるいつもの彼女とはかけ離れていた。深い悔恨に顔を赤く染めながらも彼女はつぶやく「でも、また、ここに来たいものだな…」

洗脳されている間にやったことの責任をエルミナに求めるのは酷だろう。
赤竜騎士団も彼女の過去の罪状について詳しく追及する気はない。
それでも、眠れない夜には思考が当時の記憶に引き寄せられてしまう。彼女は今でも殺めてしまった者たちを一人残らず鮮明に覚えている。
その恐怖で歪む表情、その血で濡れる自分の刃。かけがえのない誰かの命を奪ってしまったというおぞましい感覚。
意思があろうがなかろうが、自分が人殺しであることには変わりはない。
子供たちを助けたり、新たな仲間と共に正義を成したりしたところでエルミナの罪は消えないかもしれない。
それでも彼女は立ち上がる、忌まわしきグル・グリムが望んでいるものとは真逆の世界を作るために。