これまでの『ポケモンGO』を振り返ろう!
7月22日(金)に日本でリリースされて以降、たちまち社会現象化し、いまだに根強い人気を誇る『Pokémon GO(ポケモンGO)』。2016年11月には、日経トレンディが毎年発表している「ヒット商品ベスト30」の1位にも輝きました。そんなこともあり、まさに今年は『ポケモンGO』の年と言っても過言ではない2016年だったのではないでしょうか。
今回はそんな、リリースされるやいなや大ブームを巻き起こした『ポケモンGO』の歴史を振り返っていきます。
2015年9月:『Pokémon GO』初公開映像がYouTubeで配信
大々的に『ポケモンGO』が広まったのは、やはりこの映像からだと思います。当時は「あのポケモンがリアルで楽しめるのか!?」と非常にワクワクしたのを覚えています。
ちなみにこの映像が公開されてから既に1年以上が経っていますが、改めて今見てみるとプレイヤー同士のポケモン交換やミュウツーを倒すイベントなど、まだまだ実装されていない部分もありますね。今後これらがどんな形で実装されるのかも注目していきたいところです。
2016年3月:日本でフィールドテストが開始
最初のフィールドテストは2016年3月、ここ日本で開始されました。
先の映像が公開されてからおよそ半年、この時やっと『ポケモンGO』の存在が実感として感じられるようになってきた気がします。筆者もフィールドテストに参加したくて、テスターに応募しましたが残念ながら選ばれず。しかし徐々に近付いてくるリリースの予感に胸が高鳴ったのを覚えています。
2016年7月:アメリカ、他2カ国で先行サービス開始
最初の正式リリースは、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国でした。その後もヨーロッパの多くの国で続々とリリースラッシュを続けました。
この時は「なんで日本じゃないんだ」とも思いましたが、他の国でリリースされたということは日本のリリースも近いということ。そして、日本でもリリースされる前からテレビ番組等で特集が組まれるなど、注目度の高さが目立ちました。
2016年7月:ついに日本でリリース!
そして、7月22日、
日本で遂に『ポケモンGO』がリリース!
レビュー記事はこちら世界の国々と同様に日本でもたちまち社会現象となり、近所の公園にいけばスマホ片手に探索をしているポケモントレーナーに溢れていました。また、近所のポケストップにルアーモジュールを設置すれば、ポケモントレーナーたちがぞろぞろと集まってくるということも珍しくありませんでした。
リリース当初に話題になったことと言えば、
最初のポケモンをピカチュウにする方法や
イーブイの進化先を指定する方法でしたね。こういった
隠し要素も『ポケモンGO』を盛り上げるのに一役買ったのではないかと思います。
▼関連記事最初のチュートリアルでピカチュウをゲットする方法を紹介!イーブイの進化先を指定する方法を紹介!
2016年9月:史上最速で1000万DL突破&トレーナーが歩いた距離を発表
日本でのリリースから数日後、『ポケモンGO』が
史上最速で1000万ダウンロードを突破。『Clash Royale』が持つ
9日間の記録を2日上回る
7日間での達成は、まさに『ポケモンGO』の勢いを象徴する出来事でした。
その後、Nianticは
『ポケモンGO』公式サイトにて、8週間で5億DL達成し
約46億kmの距離を歩いたと発表しました。この46億kmというのは地球から冥王星との距離になるとのこと。あまりに途方もない数字に驚きを通り越して、
どこまでこの距離が伸びていくことになるのか、非常に気になるところでしたが、12月には追加で驚きの発表もありました。
なんと12月7日には、トレーナーの歩いた距離の合計が
87億kmに達しました。これは地球を20万周以上、飛行機を使っても1000年かかるような距離とのこと。そして、トレーナーが捕まえたポケモンの数の総計は880億匹以上、1日あたり
約5億3千3百万匹のポケモンを捕まえられた計算となるようです。
2016年9月:「Pokémon GO Plus」発売!
2016年12月:ついにApple Watchで楽しめるように!
Apple Watch用『ポケモンGO』でできること
・ゲーム内の歩数などがApple Watchのアクティビティのデータとして追加。
・近くに出現したポケモンを通知。
・ポケモンのタマゴをかえすための距離のカウント。
・相棒ポケモンがアメを見つけるために一緒に歩いた距離のカウント。
・近くにあるポケストップが通知され、回すことでどうぐを手に入れることが可能。
・タマゴがかえったとき、メダルを手に入れたときに通知。
現在はポケモンを捕まえることはできないらしく、スマホと併用して使うのが良さそうですね。
計り知れない『ポケモンGO』の経済効果
世界中での経済効果もさることながら、ポケモンの生まれた国である日本でも任天堂株が一時ストップ高になるなど、「ポケモノミクス」と呼ばれる現象が巻き起こりました。
ゲーム内での変化については、「これまでの『ポケモンGO』の歴史を振り返ろう!【後編】」で紹介していきますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。