本当に怖いホラーゲーム5選!
「怖いもの見たさ」という言葉があるように、何故か人は昔から怖いものに惹きつけられるという稀有な特性を持つ生き物です。ホラーゲームというと真夏というイメージが強いですが、少し肌寒くなってきた頃にプレイするホラーゲームもまた一興なのではないでしょうか。
この記事では、筆者が本当に怖いと思ったホラーゲーム5選をご紹介していきます。怖いだけではなくゲームやストーリーとしても面白いゲームを選定していますので、気になった方はぜひプレイして、新たな恐怖体験をしてみてください。
少しずつ狂っていく日常『つぐのひ』
『つぐのひ』は、ゲームマガジンのアプリ
『ゲーマガ』内でプレイできるホラーゲームシリーズになります。『つぐのひ』のほかに、『つぐのひ〜幽闇の並葬電車〜』『つぐのひ〜ねこのひ怪奇譚〜』の3作品がプレイできます。
このシリーズの
最大の魅力はなんてことない日常が少しずつ狂気に侵食されていくところ。横スクロール型で見える画面が制限されていることを逆手に取った演出があからさまではない分、よりいっそう恐怖を引き立てていきます。
操作方法も基本はタップのみとなっており、簡単にプレイできるためホラーゲーム初心者の方にもおすすめです。
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映画化もされたアジアンホラーの傑作『返校Detention』
『返校Detention』は、 台湾では映画化もされたパソコンゲームが原作のホラーアドベンチャーゲームです。一時はSteamの売り上げランキングで世界第3位になり注目を集め、PlayStation4版、NintendoSwitch版などでも配信もされているなど、様々な方面から高評価を受けています。
1960年代の台湾の架空の学校を舞台にしており、ただ怖いだけではなく、歴史的な背景や謎解き要素も含まれたストーリーも大きな魅力の1つです。
独特な色合いの世界観もさることながら強いメッセージ性もあるため、プレイし終わったプレイヤーは怖さだけではない何か心に残るものを感じ取れるのではないでしょうか。
視覚ではなく聴覚で怖がらせる異色作『Dark Echo』
『Dark Echo』は、暗闇からの脱出を目指すという、
シンプルかつ独特なセンスが光るホラーゲームです。視覚で怖がらせるというホラーゲームが多い中、この作品はグラフィック化された
「エコーロケーション(反響定位)」という音の反響により周囲の状況を察知する能力を駆使して、死なないように各ステージを進めていきます。
何も見えない暗闇の中を音を頼りに進んでいく感覚は想像力を掻き立てられて、情報以上の恐怖を感じること間違いなしです。プレイする際はぜひヘッドフォンをつけて臨場感たっぷりにお楽しみください。
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FPS視点で360度見渡し可能『3D肝試し〜呪われた廃墟』
『3D肝試し〜呪われた廃墟』は、その名の通り3Dでリアルな肝試しが体感できるホラーゲームです。FPS視点で廃屋内を歩き回って、360度見回すことができるため、若干VRのホラーゲームを体験しているかのような感覚に近いです。
生活感のある廃墟の世界観がリアルで、3D音にも対応しているため、シンプルでありつつもめちゃくちゃ怖いです。ある程度覚悟してプレイしていても驚く演出も多く、純粋にスリリングな体験をしてみたいという方におすすめなゲームになります。
結局人間がいちばん怖い『やばたにえん』
『やばたにえん』は、
大人向けのホラー系脱出ゲームとなっており、可愛らしいドット絵ではあるものの、禍々しくグロテスクな世界観が特徴です。ただの脱出ゲームとはまた違った怖さがあり、タイトルだけの印象でプレイすると後悔することになるでしょう。
また、本作には5通りのエンドが用意されており、その中のあるエンドにたどり着くと驚愕の真実を知ることになります。霊的な怖さというよりも、人間の持つ狂気や憎悪などが浮き彫りになっており、少し趣向を凝らしたホラーゲームを遊びたいという方におすすめです。
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