「★5 スカサハ」VS「★3 クー・フーリン」師弟対決
12月9日(水)から期間限定で開催されている「スカサハピックアップ召喚」にて、入手できる初の★5ランサー「スカサハ」は、すでに実装されている「★3 クー・フーリン」の師匠にあたる人物だ。※
同じクラスで同じような宝具を持つ師匠が起用されたら、弟子は用済みになるのかだろうか、いやそんなことはない。
今回は、そんな二人のランサーをステータスやスキルの違い、そして宝具威力から比較!
※「スカサハピックアップ召喚」期間中に出現している「スカサハ体験クエスト」にて師弟関係について言及しているので、お見逃しなく!
ステータスから比較
まずは両者の最終的なステータスから比較!
ランク | レベル | 真名 | 最大HP | 最大ATK |
★3 | Lv.70 | クー・フーリン | 9593 | 7239 |
★5 | Lv.90 | スカサハ | 14825 | 11375 |
★4 | Lv.80 | エリザベート | 11870 | 9122 |
比較対象に「★4 エリザベート」も追加したが、やはり★5ランクだけあって、ステータスの面では圧倒的に「スカサハ」が優秀だ。
最大HPは全サーヴァント中3位、最大ATKは少し下がって4位とどちらも高水準の位置に属する。
ただ、プレイしている人ならわかっている通り、ステータスの優劣だけでサーヴァントの性能が決まるわけではない。「スカサハ」の最大HPの約7割くらいしかない「クー・フーリン」のHPだが、スキルの使いようによっては、「スカサハ」よりも長く戦場で活躍できる可能性がある。
ということで、次は両者のスキルを比較してみよう!
スキルから比較
まずは両者のスキルを紹介!
「スカサハ」スキル
スキル名 | 効果 |
魔境の智慧[A+] | 自身にさまざまな効果をランダムで付与※ |
原初のルーン | 味方単体のクイックカード性能をアップ(1ターン) |
神殺し[B] | 自身に[神性]特攻状態&[死霊]特攻状態を付与(1ターン) |
※ランダムに付与される効果はこちらの記事で詳しく紹介。
「クー・フーリン」スキル
スキル名 | 効果 |
戦闘続行[A] | 自身にガッツ状態を付与(5ターン) |
矢避けの加護[B] | 自身に回避状態を付与(3回)&防御力アップ(3ターン) |
仕切り直し[C] | 自身の弱体状態解除&HP回復 |
比較
スキルの効果を見るだけで明らかなのは、「スカサハ」のスキルは全て攻撃に関係してるのに比べ、「クー・フーリン」のスキルは全て生存率を上げるスキルということだ。
「スカサハ」も《魔境の智慧》の効果で「回避」を付与することはできるが、効果は1ターンだけであり、絶対に攻撃されるターゲット集中時や全体宝具発動時ではないと不発に終わる時がある。
その点、「クー・フーリン」の回避は3回と発動ターンに攻撃されなくても効果が持続し、ダメージを無効にする恩恵を確実に受けられる。さらに、《仕切り直し》でHPを回復させたり、《戦闘続行》によりガッツ状態を付与すれば、HPの値以上に戦場に居続け、活躍してくれるだろう。
さて、スキルを駆使すれば、師匠以上に長生きするかもしれない「クー・フーリン」だが、攻撃の面ではどうだろうか。さすがに通常攻撃ではATKが高い「スカサハ」が有利だが、宝具の威力だけを考えると、入手しやすい「クー・フーリン」は宝具レベルを上げやすいという優位性がある。
次は、両者の宝具威力検証結果を紹介!
宝具から比較
まずは両者の宝具を紹介!
真名 | 宝具名 | 効果 |
クー・フーリン | 刺し穿つ死棘の槍 | 超強力な攻撃 中確率で即死効果<OCで確率UP> 防御力ダウン(3ターン)<OCで確率UP> |
スカサハ | 貫き穿つ死翔の槍 | 超強力な攻撃 中確率で即死効果<OCで確率UP> 敵単体にスタン付与 |
※どちらも単体攻撃。
※OC:オーバーチャージ
師弟関係にあるだけあって、漢字は多少違うが「ゲイ・ボルク」と読み方は同じである(師匠は「ゲイ・ボルク・オルタナティブ」)。そして、どちらも即死効果を付与し、攻撃威力が「超強力な攻撃」となっている。
宝具の発揮値がどのように計算されているかは不明だが、この師弟で似通っている宝具、宝具レベルは違うがどちらのほうが強いのだろうか。
今回は、入手しやすい利点から宝具を重ねることのできる「クー・フーリン」の宝具Lv.5と、入手しにくいが最大ATKが「クー・フーリン」の1.5倍もある「スカサハ」の宝具Lv.1で威力を比較してみた。
比較スタート!
使用サーヴァント | クー・フーリン Lv.55 | スカサハ Lv.38 |
装備概念礼装 | カレイドスコープ Lv.20 | 虚数魔術 Lv.27 |
ATK(概念礼装装備時) | 6162 | 6133 |
宝具ランク | Lv.5 | Lv.1 |
使用スキル | なし |
検証マップ | ぐだぐだ茶器集め 地獄変 ~大焦熱地獄~ |
対象モンスター | 業炎竜 Lv.52 |
まずは、両者のATKを概念礼装で同じように調整して、上の表の条件で宝具の威力を検証。
左下の画像が「クー・フーリン」の宝具を打った時、右が「スカサハ」の時。
▲クー・フーリン/スカサハ
「スカサハ」のレベルを上げて再度チャレンジ
ATKが大体同じの時は、宝具レベルが高い「クー・フーリン」に軍配が上がった。しかし、師匠の真骨頂は高いステータスにある。ということで、「スカサハ」のレベルを上げて宝具を打ってみた。
レベル | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 |
ATK | 7047(7833) | 8124(8910) | 9211(9997) |
ダメージ | 35,993 | 44,495 | 47,744 |
※ATKの括弧内は「カレイドスコープ」を装備した検証時のATK。
念のためLv.70の時も打ってみたが、Lv.60の時に「クー・フーリン」の発揮値を抜かすことができたので、宝具レベル5と宝具レベル1でも、ATKの差が3000ほどあれば宝具の威力を上回ることができると思われる。
「クー・フーリン」のレベルを最大まで上げてもATKの上限は7239なので、「スカサハ」のATKが1万を越えるLv.80以降は、威力だけを見るなら、弟子の宝具レベルが最高の5でも、師匠の威厳を保てるようだ。
しかし逆に考えると、★3の宝具でもレベルを上げれば、★5の宝具と競い合えるということなので、「クー・フーリン」の優秀さが際立った結果だった。
「★5 スカサハ」VS「★3 クー・フーリン」総評
今回は師弟対決ということで、「スカサハ」と「クー・フーリン」を比較してみたが、結果的には弟子の「クー・フーリン」の優秀さが際立った。
もちろん、ステータスの差は大きく、高火力でガンガン押していくなら師匠である「スカサハ」のほうが使い勝手はいいだろう。しかし、未知の敵に挑む時などは生存能力が高い「クー・フーリン」のほうが活躍できるかもしれない。
結論としてはどちらも強く、対アーチャークラスなら師弟どちらも連れて戦うのもあり。パーティのコスト上限や編成条件などで一人しか連れて行けない時も、状況に応じて使い分けられるだろう。