「比翼にして連理」の効果を検証!
11月5日に追加された「オケアノス」にて、新登場したサーヴァント「アン・ボニー&メアリー・リード(以下:アン&メアリー)」。彼女たちの宝具「比翼にして連理」は、敵単体に自身のHPが少ないほど威力の高い超強力な攻撃を与えるという今までの宝具にはなかった性能だった。
しかし、どの程度減ると、どのくらい威力が上昇するのか明確になっていない。
そこで今回、HPの減少割合と威力上昇の比例関係を調べてみた!
検証スタート!
検証条件
使用サーヴァント | アン&メアリー Lv.60(宝具ランクアップ済) |
装備概念礼装 | カレイドスコープ Lv.20 |
使用スキル | なし |
検証マップ | ゲルマニア「黒い森」 |
対象モンスター | Lv.50 キメラ |
実際に宝具を打ってみた
HP:満タン
HPが減っていない時の宝具の威力は「51,301」。
スキルも何も使ってない状態でこれなら、まずまずといったところではないだろうか。
今回は、HPが減っていないこの数値を基本とするぞ!
HP:残り約8割
「68,366」のダメージ。
HPが満タンの時を基本とした威力の倍率は「1.33倍」。
早速説明通りの効果が現れてきた。
HP:残り約6割
「70,469」のダメージ。
HPが満タンの時を基本とした威力の倍率は「1.37倍」。
確かに高くなってきてはいるが、劇的に強くなっているわけではないようだ。
HP:残り約5割
「73,203」のダメージ。
HPが満タンの時を基本とした威力の倍率は「1.43倍」。
残りHPが半分になり、先ほどまでの停滞から、少し脱却できているような数値になってきた。
HP:残り約4割
「77,464」のダメージ。
HPが満タンの時を基本とした威力の倍率は「1.51倍」。
威力が1.5倍になり、まだ上昇の余地は残していそうだが、この辺りになると敵の通常攻撃一発で沈むこともありえるので、実践で使うには引き際か?
HP:残り約2割
「88,573」のダメージ。
HPが満タンの時を基本とした威力の倍率は「1.72倍」。
残りHP約2割。最後に、瀕死の状態を検証してみた!
瀕死
「101,867」のダメージ。
HPが満タンの時を基本とした威力の倍率は「1.99倍」。
最後の最後に、大台の10万ダメージを突破!
威力倍率も、基準値の約2倍に!
検証を経て
宝具「比翼にして連理」は、HPが満タンの状態を基準とするなら、瀕死の時最大約2倍の威力を発揮することがわかった!
しかし、瀕死状態を意図的に作り出すには、宝具を打てずに沈むことも考慮しなければならないため、高火力を期待しての運用は中々難しいかもしれない。
ただし、概念礼装の「黒の聖杯」や「不夜の薔薇」を使えば、敵の攻撃に依存することなく、瀕死状態を作り出せる。運用例を紹介しよう!
「黒の聖杯」使用例
「黒の聖杯」は、自身の宝具の威力を60%アップするメリットと、毎ターンHP500減少状態を付与するデメリット、2つの効果がある。
このデメリットを使用し、宝具を放ちたい相手までに軽微のダメージを与えられつつ、500ずつHPを減少させていけば、目的までにはHPがいい具合に減少していることだろう。NP上昇のスキルや、回避、無敵状態を付与できるスキルを持つサーヴァントと一緒に連れて行きたい。
「不夜の薔薇」使用例
「不夜の薔薇」は、装備キャラにガッツ状態を付与(HP500回復)※する概念礼装だ。
装備しているキャラが沈んだ時、自動的に発動されるので、通常攻撃をしつつ敵が沈めてくれるのを待つだけだ。NP上昇のスキルを持つサーヴァントと一緒に連れて行きたい。
※一度死んでも生き返る状態(この場合、HP500の状態で回復)。
宝具を打つならHPが半分になってから!
威力の倍率をグラフにしてみた!
検証中の項目には出していなかったが、検証は約1割刻みくらいで行っていた。
グラフを見てみると、HPが9割から8割に減少した時の上昇率は顕著だが、それ以降の倍率は上昇こそしてるものの伸びは緩やか。しかし、半分以下になると、その伸びも加速度的に高くなっていく!
同じ条件でもスキルの有無やコマンドの順番で威力が変わり、この倍率通りにいかないかもしれないが、この宝具のポテンシャルを発揮するには、HPが半分以下の時に発動するのが無難ではないだろうか。
しかし、「アン&メアリー」を入手したら、ロマンを求めて是非とも瀕死状態で放ち、高火力宝具を体験してみて欲しい!