「凡骨バニラデッキ」
『遊戯王 デュエルリンクス』の攻略記事。
今回は、モンスターカードを「通常モンスター」だけ採用して、魔法カード「凡骨の意地」を生かした「凡骨バニラデッキ」をご紹介します。
使っているデュエリストをあまり見かけたことはないでしょうが、モンスター効果を使わないロマンのあるデッキでもあります。
また、あまりレア度の高いカードを入れなくても組めるため、構築難易度は高くありません。初心者の方でも組むことができ、ちょっと変わったデッキを使ってみたい人にもオススメです!
「凡骨バニラデッキ」とは
「凡骨バニラデッキ」とは、モンスターカードは「通常モンスターしか使わない」をコンセプトにしたデッキです。魔法カード「凡骨の意地」を生かして勝利するデッキとなっており、モンスター効果を使わなくても十分戦えます。
「凡骨の意地」を使い、大量の手札でデュエルを有利に進めていくことができる他に、「決戦の火蓋」や「ツーマンセルバトル」で、通常モンスターを大量展開して速攻で勝利することもできます。
ちなみに、「バニラ」とは、通常モンスターのこと。バニラアイスのように、何も入っていないシンプルなものという意味と、カードの枠がバニラアイスの色に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。
キーカード
凡骨の意地
メインとなるキーカードは、「凡骨の意地」です。
ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、カードをもう1枚ドローする事ができるカード。
永続魔法なので破壊されない限り効果が継続するため、通常モンスターカードしかデッキに入っていない場合、モンスターカードを引くとずっとドローすることができます。つまり、魔法カードか罠カードをほぼ確定で手札に加えることができる、ということになります。
しかし、「凡骨の意地」の入手方法は、「城之内克也」のレベル25報酬の1枚だけなのが欠点。
突撃指令
こちらもメインとなるキーカード「突撃指令」。
自分フィールド上に表側で存在する通常モンスターを1体リリースする事で、相手のモンスター1体を破壊することができるカードです。
自分のモンスターが破壊されてしまう時に使うのが多いと思いますが、相手の裏側守備表示モンスターも破壊できる為、非常に便利!
また、相手カードの効果対象にされた時に使うのもオススメです。
例えば、自分のモンスターに魔法カード「呪魂の仮面」を発動された時だと、相手の魔法カードは効果対象を失い不発に終わる上に、モンスターも破壊されてしまうので、相手はかなり損することになります。
メリットばかりのカードにも思えますが、発動条件に注意。「突撃指令」は、相手のフィールド上にモンスターが存在しないと使えません。
レアリティがSRと少し高めですが、最低でも2枚は入れておきたいところです。
ツーマンセルバトル
「ツーマンセルバトル」は、通常モンスターにだけ効果が適応されるカード。
使えば自分のターンが終了した時、場にモンスターを2体並べられることができます。
1ターン目に2体並べ、相手のターンに「突撃指令」を使っても、1体は場に残ってくれるのですごく安心!
初手にくればラッキーぐらいなので、デッキに入れるのは1枚にしておきましょう。
決戦の火蓋
「決戦の火蓋」も通常モンスターにだけ効果が適応されるカードです。
使うと、通常モンスターであれば召喚権を増やすことができるので、1ターンに大量展開していくことができます。
「ツーマンセルバトル」と似ている効果なので、使い分けると良いでしょう。
通常モンスター
下級通常モンスター
通常モンスターはなるべく攻撃力の高いモンスターを入れておきましょう。
現状「ジェリービーンズマン」が通常モンスターの中で、一番攻撃力が高いカードなので2枚は組み込んでおくと安心です。
次に攻撃力が高い「ミノタウルス」は、海馬瀬人のLv.30とLv.40の勝利報酬として、稀に入手できるので3枚入れておきたいですね。
「アックス・レイダー」などレアリティが高く、集められない場合は、レアリティが低く入手しやすい「王室前のガーディアン」や「満ち潮のマーマン」でも十分戦えるので初心者にもオススメです!
サポートカード
通常モンスター専用魔法カード
画像の魔法カード2枚も、通常モンスターにだけ効果が適応されるカード。
「砂塵の結界」はターン制限がありますが、通常モンスターは相手の魔法カードの効果を受けないという非常に強力なカードです。
「デルタ・アタッカー」は、最近カードトレーダーに追加された新カードで、発動条件こそ難しいものの、決まればワンキルも狙えるカードです。
通常モンスター専用罠カード
上記の魔法カードと同じように、罠カードにも通常モンスターにだけ効果が適応されるカードがあります。
「義賊の極遺書」は、戦闘ダメージを受けた相手は手札を捨てないといけないので、これで勝敗が決まる可能性も!
また、相手が攻撃してきた時に、「銀幕の鏡壁」などで攻撃力を下げて「義賊の極遺書」を使うと、高確率で成功するでしょう。その他にも条件が揃えば、相手の戦略を崩すことができるので、1枚デッキに入れてみるのもオススメです!
「凡人の施し」は、通常モンスターカードしかデッキに入っていない場合、便利なカード。デッキの回転がよくなるので、入れてみるのも良いでしょう。
強力な魔法・罠カード
通常モンスターに効果がないので、なるべく「エネミーコントローラー」「メタル化・魔法反射装甲」「銀幕の鏡壁」など強力な魔法・罠カードをデッキに組み込みましょう。入れるカードの特徴としてはモンスターの攻撃力アップ、または攻撃力ダウンできるカード。中でも「銀幕の鏡壁」は非常に強力!
他にも、表示を変更して攻撃を阻止するカードがオススメです。
デッキにおすすめのスキル
最もオススメなのは、欲しいカードを呼びこめるバンデット・キースの「スリカエ」。
他にも、どのデュエリストでも使える「バランス」や「ドローセンス:ローレベル」、または「リスタート」でいち早く「凡骨の意地」を手札に加えるのも良いでしょう。
「凡骨バニラデッキ」の運用方法
「凡骨バニラデッキ」では、「モンスター召喚」「魔法・罠カードのセット」をするだけで他に、変わった動きは必要としないのが特徴!初手にモンスターカード1枚はほしいですね。
モンスターが破壊されないのであればこちらから攻撃、破壊される可能性があれば相手からの攻撃を魔法・トラップで処理していく流れです。「凡骨の意地」を早い段階で使うことができれば、手札には数枚のモンスターカードと、魔法・罠カードが1枚ある状態を作ることができます。
ちなみに筆者は、1ターン目でフィールドにモンスターを2体召喚できる、「ツーマンセルバトル」と「決戦の火蓋」をデッキに組み込んでいます。いち早くフィールドにモンスターを並べれば、すぐにライフを削ることができ、速攻で決着を付けることが可能です。
また、「突撃指令」や「エネミーコントローラー」のリリースとして使ってしまっても、もう1体モンスターがフィールドに残っている状況が作れるのでこちらが有利!
どんなデッキにも対応できる万能「凡骨バニラデッキ」
1ターン目からモンスターを2体召喚でき、デュエルがすぐに終わることもよくあるので、オート周回用のデッキとしても向いています。
また、手札がない時や、なかなか勝負がつかない長期戦の場合でも、「凡骨の意地」が手札にくると、流れが変わります!ピンチの時でも逆転が狙える万能なデッキですし、他のデュエリストが使わないようなカードを入れるのもロマンがあっていいですよね!
他とは一味違うデッキでデュエルをしたい人は、是非一度「凡骨バニラデッキ」を組んでみてはいかがでしょうか。
「凡骨バニラデッキ」おすすめデッキレシピ
モンスターカード(10枚)
アックス・レイダー |
1枚 |
ミノタウルス |
3枚 |
ジェリービーンズマン |
2枚 |
満ち潮のマーマン |
2枚 |
王室前のガーディアン |
2枚 |
魔法・罠カード(10枚)
突撃指令 |
2枚 |
凡骨の意地 |
1枚 |
エネミーコントローラー |
1枚 |
ツーマンセルバトル |
1枚 |
銀幕の鏡壁 |
1枚 |
道連れ |
1枚 |
メタル化・魔法反射装甲 |
1枚 |
決戦の火蓋 |
1枚 |
義賊の極遺書 |
1枚 |
コンセプトデッキ一覧