★5アサシン達の活躍場所
「ジャック・ザ・リッパー」「謎のヒロインX」「酒呑童子」これらに共通しているのは、『Fate/Grand Order(FGO)』にて★5アサシンとして実装されていること。
今回は、これらの性能比較を実施。
気になるポイント毎に、活躍できそうなサーヴァントを紹介。
単純火力
単純に
ATKのステータス値を比べると、
酒呑童子が11,993でトップ。
スキルも含めると、《霧夜の殺人[A]》で自身の
Quickのみという制約はあるがジャック、次点で《鬼種の魔[A]》で味方の攻撃力と自身の宝具威力をアップ可能な酒呑童子。
謎のヒロインXは、対〔セイバー〕または〔アルトリア顔〕に限って特攻を発揮するが、上記2騎に比べるとやや
汎用性が低い。
クリティカル攻撃の発生率を含めると、スター発生率が高いサーヴァントがトップになるが、その詳細は「
スター発生率」の項目にて紹介。
生存力
こちらも、単純なHPのステータス値では、酒呑童子が12,825でトップ。
とは言え、ATKにも言えることだが、数値的には五十歩百歩。
スキルを考慮すると、敵全体に確率で魅了&防御力ダウンの《果実の酒気[A]》、ガッツ付与の《戦闘続行[A+]》を持つ酒呑童子が変わらず強い。
謎のヒロインXは、1ターン後に敵全体にスタンを確率で発動という《支援砲撃[EX]》を持つが、1ターン待たずして魅了を付与する酒呑童子のほうが使い勝手は良さそう。
2騎よりも生存力に長けているのは、自身に〔回避〕付与の《霧夜の殺人[A]》を持つジャック。また、《外科手術[E]》でHP回復、《情報抹消[B]》で敵のバフ効果を打ち消し、さらにクリティカル威力ダウンで被ダメージを抑えることに定評がある。
NP獲得率
どのサーヴァントもArtsだけでなく、QuickとEXのhit数が多いので、Artsを初手に持ってきたNPボーナスだけでなく、Quick単体でもNPが溜まりやすい。従って、単純にArts2枚持ちの酒呑童子と謎のヒロインXが有利というわけではない。
実際、Artsが1枚しかないジャックでも、NP系の概念礼装のサポート無しに、100%まで溜めることは容易。
そして、実際の獲得量で比べると、ジャック>謎のヒロインX>酒呑童子、とArtsが1枚しかなくとも、ジャックがトップと思われる。
とは言え、NP獲得状況はクリティカルやコマンドカードの配布状況に依存する。そう考えると、どのサーヴァントも遜色ないNP獲得量だろう。
スター発生率
やはり、通常コマンドカードだけでQuickチェインが可能なジャックが、安定してスターを供給できるだろう。
ただし、瞬間的な供給量で言えば、謎のヒロインXが頭一つ抜けている。
まず、保有スキル《直感[C+]》をレベルマックスにすれば、無条件でスターを14個獲得出来る。また、《銀河流星剣[C]》を使用すれば、敵がセイバークラスの時という制約はあるが、スター発生率を超アップさせる。超アップした時の恩恵は多大で、目に見えてその効果がわかる。
誤解がないように補足しておくが、謎のヒロインXは通常時でもアサシンらしいスター発生率を誇る。
スター発生率アップのクラススキル《コスモリアクター[A]》と、Quick性能アップの《騎乗[EX]》を取得しているので、元々の発生率は比較的高い。また、宝具【無銘勝利剣】も単純にスターの獲得量が多い。
3騎の中で、遅れをとるのは酒呑童子。
それでも、他のサーヴァントよりも高いスター供給率なのだが、ジャックと謎のヒロインXに比べると見劣りするのは否めないだろう。
単騎運用
ここで比較したい単騎運用とは、他のサーヴァントのサポートなどが無くても、
単身1騎のみで戦い抜ける性能を持っているかどうか。
HPは五十歩百歩なので、保有するスキルで比較。
謎のヒロインXは、1ターン後敵全体へスタンを
"確率で"付与する《支援砲撃[EX]》を保有するが、1ターン後+確率という点で
安定性に欠ける。
安定性と言えば、即時敵全体へ
"確率で"魅了を付与する《果実の酒気[A]》を持つ酒呑童子にも同じことが言える。こちらは、《戦闘続行[A+]》によるガッツで復活できるので、行動阻害スキルよりも耐久面では安定する。
ダメージをくらう心配がないという点では、自身に〔回避〕付与の《霧夜の殺人[A]》を持つジャックは
一番安定性が高い。「
生存力」の項目でも触れたが、他の《外科手術[E]》と《情報抹消[B]》も耐久性スキル。
ということで、保有している
スキルが全て耐久力に繋がっているジャックは、単騎運用でも力を発揮するだろう。そして、他の2騎にも言えることだが、スターの自給自足が出来るので、攻撃面でもクリティカル頻度の高さを加味すれば
火力は申し分ない。
サポート運用
スターの供給源としてのサポートは、前述したように
ジャックが頭一つ抜けている。
敵の行動を阻害して、味方全体のダメージ量を抑えるサポートは、「
単騎運用」の項目でも解説した通り、
謎のヒロインXと酒呑童子が担えるが、どちらも安定性に欠ける。
残ったサポートは、味方全体の火力を底上げする要素。
その役割は、酒呑童子が適切。
《果実の酒気[A]》は敵への魅了付与は確率だが、確実に
防御力を低下させ、与ダメージ量をアップさせる。それだけでなく、宝具の効果で敵へ様々なデバフ効果を付与するので、
その後の戦闘が確実に有利になる。
また、《鬼種の魔[A]》にて味方全体の攻撃力のアップも可能で、サポート面では酒呑童子が心強い働きをするだろう。
特化性の有無
アサシンクラスは、基本的に対ライダー戦で運用すると思うが、
その他のクラスでも活躍できるだろうか。その点について、この項目で比較解説。
まず、どのサーヴァントも相性の悪い
キャスタークラスには向かない。その他に差別化するとしたら、
〔セイバー〕特攻状態スキルを持つ謎のヒロインXが、この3騎の中では対セイバー戦で役に立つ。また、
〔アルトリア顔〕であれば宝具による与ダメージがさらに大きくなるので有効。
特攻の話題で忘れてはいけないのが、ジャックの宝具【解体聖母】。この宝具は、自身に1ターン
〔女性〕特攻を付与するので、キャスター以外の〔女性〕であればどの場面でも活躍できる。宝具のダメージだけに特攻がのるわけではないので、同じターンなら通常攻撃にも特攻が付与されるのが強み。宝具初手のブレイブチェインは、大きなダメージを与えるだろう。
酒呑童子は、前述した2騎のように、場面に特化した火力を持ちあわせていないが、「
サポート運用」に長けているので汎用性は高い。
まとめ
まず、酒呑童子と他の2騎は、全体Arts宝具か単体Quick宝具で、そもそもの活躍の場が違う。また、スキル性能も似通っているわけではないので、場面に応じて使い分けが可能。
装備させたい概念礼装も汎用性があり、被ることはないため複数同時に運用することも出来るだろう。ただし、複数運用するとスターが溢れ出ることになるので、少々勿体無い。
敵の属性、構成に見合ったサーヴァントを連れていこう。
サーヴァント性能評価
セイバー
アーチャー
ランサー
ライダー
キャスター
アサシン
バーサーカー
エクストラ