「狩場サクリ」の対策カードを紹介!
『遊戯王 デュエルリンクス』のオンライン対戦において、孔雀舞とのマッチング率が高いと感じる方は少なくないでしょう。
それもそのはず、孔雀舞が使うスキル利用した、現環境においてトップクラスの強さを誇る「狩場サクリ」というデッキがあるからです。
また、現在開催されている世界大会予選でもよく見る相手なので戦わずして進むことはほぼありません。
そこで、今回は「狩場サクリ」対策としておすすめなカードを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「狩場サクリ」とは
「狩場サクリ」とは、孔雀舞のスキル「ハーピィの狩場」を使ったデッキです。
フィールド魔法「ハーピィの狩場」を発動した状態からデュエルを開始するスキルで、発動中に「ハーピィ・レディ」を召喚すると魔法・罠を破壊する効果を持ちます。
序盤は、相手の魔法・罠を破壊しながら手札・フィールドを整えていき、中盤から終盤にかけて「サクリファイス」の召喚を狙って勝利していきます。「サクリファイス」は、対策されない限り対処が難しく終始フィールドを制圧する強力なカードです。
そのため、強力なデッキゆえに相手に使用されると非常に厄介なデッキなので、後述するカードを入れて対策デッキを組んでいくようにしましょう。
対策の方針
序盤は、「ハーピィの狩場」でこちらの魔法・罠の破壊を狙ってくるので、いち早く破壊するのが重要です。さらに、「ハーピィの狩場」を破壊できれば、相手の手札・デッキにある「ハーピィ・レディ」の利用価値を下げられるので、一気に流れを掴むことができます。
また、「サクリファイス」は、イベントにより3枚まで確保できるカードなので、手札の準備が整いやすく簡単に召喚されやすいです。召喚を止めるカードではなく、効果を発揮させないカードで対策を取ることをおすすめします。
対策カード
魔法カード
ツイスター、燃えさかる大地
「ツイスター」や「燃えさかる大地」は、「ハーピィの狩場」を高確率で素早く破壊できる優秀な魔法カードです。
「ハーピィの狩場」を破壊してしまえば、デッキの機能が半分ほど損失するといっても過言ではないので、開始1ターン目で手札に握っているとデュエルを有利に進められます。
魔法除去、エネミーコントローラー
「魔法除去」は、「ツイスター」同様に「ハーピィの狩場」を破壊するのに適したカードです。
「エネミーコントローラー」は、2つ目の効果を使って「サクリファイス」の効果発動にチェーンして、コントロールを一時的に奪うようにしましょう。しかし、2つ目の効果を使う際、コストとして自身のモンスターを失うことになりますが、次の自分のターンで「サクリファイス」を攻撃力0の無防備状態にできるのでおすすめです。
罠カード
荒野の大竜巻、セキュリティー・ボール
「荒野の大竜巻」と「セキュリティー・ボール」は、「ハーピィの狩場」の効果で破壊されるのを目的とした罠カードです。破壊されることで、相手のカードを破壊できる(「セキュリティー・ボール」はモンスターのみ)ので、セットしておくだけで役に立ちます。
また、「荒野の大竜巻」は表側の魔法・罠を破壊(魔法&罠ゾーンのカードのみ)、「セキュリティー・ボール」は攻撃時の妨害にも使えるので、相手からしてみると非常に厄介なカードになります。
亜空間物質転送装置、ディメンション・ゲート
「亜空間物質転送装置」と「ディメンション・ゲート」は、一時的に自分のモンスターを除外して守ることができます。「サクリファイス」にモンスターを奪われることが一番の懸念点なので、効果発動にチェーンして効果対象を一時的に避難させましょう。これにより、効果対象を失った「サクリファイス」の攻撃力は0のままにできるので、次の自分のターンで簡単に戦闘破壊を狙えます。
モンスターカード
ハーピィ・レディ、ハーピィ・レディ1
「ハーピィの狩場」の効果は、敵・味方に関わらず召喚時に効果が強制的に発動します。そのため、自身が「ハーピィ・レディ」を召喚してしまえば、“「ハーピィの狩場」の効果で「ハーピィの狩場」を破壊”できるので、ハーピィモンスターを召喚するだけで対策が取れてしまいます。
トイ・マジシャン、ツインバレル・ドラゴン
「トイ・マジシャン」は、条件さえ満たせば特殊召喚、又は魔法・罠を破壊するトリッキーな効果を持ち、元々の攻守が高いのでバトルでも使えるモンスターです。
「ツインバレル・ドラゴン」は、召喚時に「ハーピィの狩場」を破壊する可能性を秘めています。破壊できるかどうかは完全に運次第ではありますが、元々の攻撃力が高いので戦闘においても活躍するカードです。
憑依するブラッド・ソウル、ビッグ・シールド・ガードナー
「憑依するブラッド・ソウル」は、リリースすると「サクリファイス」のコントロールを奪うことができるので、対策カードとしておすすめです。
「ビッグ・シールド・ガードナー」は、守備において圧倒的な役割を持ちます。さらに、「サクリファイス」に奪われたとしても攻撃力は100しかないので、相手にとっては対処に困るカードとなります。
デュエル中の動き
序盤は、前述したカードを使って「ハーピィの狩場」を破壊するのが先決。破壊すると、相手はこちらの魔法・罠の破壊手段が無くなると同時に、「ハーピィ・レディ」の利用価値を下げることもできます。
また、「セキュリティー・ボール」などをセットして、誘導的に破壊させれば相手のモンスターを破壊できるので対策の1つとして入れておくのもおすすめです。
「狩場サクリ」デッキは、「サクリファイス」の召喚をスムーズに行うために、「ソニックバード」や「センジュ・ゴッド」といったカードを召喚して準備を整えることがよくあるので、その都度破壊して少しでもライフを削っていきましょう。
「サクリファイス」を召喚された場合、必ずこちらのモンスターを対象とした効果を発動してくるので、「亜空間物質転送装置」などで対象を消して「サクリファイス」の動きを封じるのが重要です。
「サクリファイス」は、モンスターを奪えなければ攻撃力0の無防備状態になるだけなので、簡単に対処することができますよ。
対策は勝率上昇のカギ!
「狩場サクリ」は、オンライン対戦や現在開催中の世界大会予選の上位でもよくマッチングするデッキです。
対策カードは主に魔法・罠のセットから始まるので、今回紹介したカード以外も組み込んで相手に予測されにくい動きでデュエルを進めていきましょう。
今では、「ハーピィの狩場」を主軸とした派生デッキがいくつかありますが、対策カードはほとんど変わらないので一度取り入れてみてはいかがでしょうか。