全自動タマゴ孵化装置
『ポケモンGO(Pokémon GO)』には、カビゴンやラプラスなどレアポケモンが産まれるかもしれない"タマゴ"という要素がありますね。実際に道端で遭遇せずに、レアポケモンをゲットでき、且つそのポケモンのアメを大量に貰えるのは大変ありがたいです。
しかし、孵化させるにはタマゴ毎に設定されている距離分を実際に歩いたり、走ったりしなければなりません。これは原作のゲームと同じですね。
とは言っても、実際に10kmもの距離を稼ぐのは大変かと思われます。
BoomAppGamesのライターの中には、レアポケモンは欲しいけれども、ゲームの攻略が忙しいので歩け歩け大会に参加できない!と嘆いている人も……。
ということで、巷で話題の324円で作れる全自動タマゴ孵化装置を作ってみました。
作ってみよう
まずは百円均一へGO
324円という値段は、100円の商品3点に消費税がついた合計金額です。
察しがついているかと思いますが、この3点は全て100円均一で買うことができました。
そして、実際に購入したのがこれです。
▲電池で動く列車+レール×2
購入した電車は電池がないと動かないため、電池を持っていない人は電池も買っておきましょう。
そうなると324円以上かかりますが、それはそれこれはこれ。
組み立ててみよう
買ってきたものを組み立ててみましょう。
とは言っても、難しいことはありません。ただレールをくっつければいいだけです。今回買ってきたレールは、2点(計8本のレール)で循環する円を作ることができます。
▲レールを合体させると"円"に。
買ってきたものを組み合わせるのは、これで終わりです。
他にやることはありません。それでは実際に稼働させてみましょう。
稼働させてみよう
こんなおもちゃを使って、どうやって距離を稼ぐのかと疑問に思っているでしょうが、ただ電車にスマホを乗せて走るだけで"一応"距離を稼ぐことが出来ます。
一応と明記した訳は後ほど紹介しますが、まずはこのようにスマホと電車を固定します。
▲ベタつくのが嫌な人は、輪ゴムなどで固定してもいいでしょう。
そして、実際にレールの上を走らせるとこのようになります。
シュールな画ですね。
このように『ポケモンGO』を起動中のスマホを電車に乗せて、ひたすら走らせることで距離を稼ぐことができるらしいのです。
それでは、このまま放置して1時間ほど走らせてみました。
結果を見よう
1時間放置して稼いだ距離は、なんと30メートル!
はい、GPSの誤差かと思うほど、外に出て実際に歩いたほうが何倍も効率が良いですね。しかし、家から一歩も出ずに距離を稼ぐことができたということで、全自動タマゴ孵化装置の名目は保たれている……と思われます。
もう外に出る用事はないけれど、もう少し距離を稼いでおきたいという時にはいいのではないでしょうか。しかし、デメリットも存在します。そのデメリットを紹介しましょう。
デメリットを知ろう
駆動音がうるさい
これを許容できなければ、装置を使うこともできないのですが、電車のモーター音、そしてレールの上を走る音がうるさいです。
そのため、自分が寝ている時距離を稼ぎたい時は、寝室と別の部屋で稼働させたり、耳栓をして寝るなどの対策が必要でしょう。
バッテリーが減り続ける
『ポケモンGO』を普通にプレイしていても関わる問題ですが、こちらは放置しているため、バッテリーの減りの状況がわかりにくいです。
気がついたらバッテリーが無くなっていた、なんてことにならないように、放置する前は十分に充電したほうが良いかもしれません。
稼働する場所によって稼ぐ距離が異なる
何故、ただ円をぐるぐる回っているだけで距離を稼げるのかも不明なのですが、放置する場所によっても稼げる距離が異なります。
地上2階では、先ほど紹介した通り30メートルの距離を稼げたのですが、地上8階では10メートルも稼げませんでした。
10メートルが最低ラインなので、換算されていない可能性もありますが、高低差によって稼げる距離が異なるのはデメリットです。
まとめてみよう
ということで、全自動タマゴ孵化装置はいかがだったでしょうか。
この他にも、家庭に一台はあると思われる扇風機、全自動掃除機を使うという手もあるようです。自分だけの全自動タマゴ孵化装置を作って、レアポケモン量産トレーナーになるのも良いかもしれませんね。
とは言え、タマゴはポケストップからしか入手できないので、けっきょく外に出る必要がありますが。