ポケモンは2016年で生誕20周年!
『ポケモンGO(Pokémon GO)』がリリースされた今年・2016年は、初代ポケットモンスターの赤・緑が発売されてから20周年の記念すべき年です。
第一世代の赤・緑・青・ピカチュウ(黄)、第二世代の金・銀・クリスタル、第三世代の……と続き、今年11月には第七世代のサン・ムーンが発売予定。
メインシリーズのポケットモンスターにも大注目ですが、まだまだ『ポケモンGO』の勢いは留まることを知りません。
公式から新機能を追加するのとアナウンスもあります。
新機能と言えば、メインシリーズも代を重ねる毎に、次々と画期的な新しい要素が追加され、プレイヤーを飽きさせませんでした。
『ポケモンGO』も同じように、プレイヤーを飽きさせないために、メインシリーズで追加されたような画期的な機能を追加してくるかもしれません。そうなると、これからのアップデートは、過去のメインシリーズがヒントに?
ということで今回は、メインシリーズ第六世代までの特徴を紹介して、『ポケモンGO』に実装されるのであれば、こんな感じになるはずという妄想を繰り広げていきます。
ポケットモンスターの略年表
それぞれの世代の特徴を紹介する前に、メインシリーズが販売された年と、それぞれのタイトルがどの世代に該当するのかを紹介。
年 | タイトル | 世代 |
1996 | 赤・緑・青 | 第一世代 |
1998 | ピカチュウ |
1999 | 金・銀 | 第二世代 |
2000 | クリスタル |
2002 | ルビー・サファイア | 第三世代 |
2004 | エメラルド |
2006 | ダイヤモンド・パール | 第四世代 |
2008 | プラチナ |
2010 | ブラック・ホワイト | 第五世代 |
2012 | ブラック2・ホワイト2 |
2013 | X・Y | 第六世代 |
2016 | サン・ムーン | 第七世代 |
※リメイク版は外しています。
新シリーズが販売されてから1~2年後にマイナーチェンジ版が発売、そのまた1~2年後に次の世代のシリーズを販売というのが通例っぽいです。
こうしてみると、コンスタントに新シリーズをファンに提供しているので、ゲーム内の特徴以外にも飽きさせない工夫がされていますね。
けれど、2013年に販売された「X・Y」はマイナーチェンジ版はなく、間に「ルビー・サファイア」のリメイク版をはさみますが、2016年に発売する「サン・ムーン」が次回作ということになっています。
こうなると、俄然サン・ムーンに期待が高まりますね。
さて、それではそれぞれの世代ごとの特徴をご紹介していきます。
赤・緑・青・ピカチュウ(黄)
記念すべき第一世代。
以降販売されるどのシリーズも、この世代がベースになっており、様々な類似点が見受けられます。
いくつか例をあげると、
・ポケモン図鑑を埋めること。
・ポケモンリーグを制覇し殿堂入りすること。
・最初に選ぶ3匹は、ほのお・みず・くさポケモンの中から1匹。
・伝説や幻のポケモンといった貴重なポケモンがいる。
・どちらか一方のバージョンにしか生息しないポケモンがいる。
このようなものがあげられます。
舞台は日本の関東地方をモデルに作られたカントー地方で、この世代に登場するポケモンは全部で151匹。
これらポケモンのベースとなった第一世代と『ポケモンGO』との共通点は、以下のリンクで紹介していますので、ご興味があったらご覧ください。
金・銀・クリスタル
第二世代の金・銀は、世界が滅亡すると予言されていた1999年に発売され、その1年後にマイナーチェンジ版のクリスタルが登場しました。
ポケモン初のカラー作品であり、近畿地方と一部の中部地方と四国も含んでいるジョウト地方が舞台。
殿堂入りをすると、前作の舞台カントー地方にも行き来できるようになり、一部容量の都合で削られてしまっていた箇所はありますが、カントー地方で冒険した感動が蘇り、前作からのプレイヤーは歓喜したものです。
どれほどの驚きと感動かがいまいちわからない人は、ドラ◯エⅢでバラ◯スを倒した後に、Ⅰの舞台・アレ◯ガルドに降り立った時のようなイメージと思ってください。
新要素
登場するポケモンは100匹増えて、全部で251匹。
そして、後継のシリーズに影響を及ぼす、画期的な新要素が続々実装されました。
例をあげると、
・ポケモンのタマゴ
・色違いポケモン
・なつき度
・ポケルス
・時間や曜日の概念
・「はがね」と「あく」タイプ
・ポケモンにどうぐを持たせることが可能に
・モンスターボールの種類が追加
などなど、細かな点をあげるともっとありますが、あげ続けるとキリがないのでこのくらいにしておいて……。
さて、中には『ポケモンGO』と馴染みの深い要素もありますね。
『ポケモンGO』との共通点
ポケモンのタマゴ
例にあげた中で一番馴染み深いのは、「ポケモンのタマゴ」でしょう。
第二世代から全てのポケモンに性別が設定され※1て、異なる性別のポケモンを一緒に「ポケモン育て屋※2」に預けると、ポケモンのタマゴが発見される※3ようになりました。
タマゴを孵化させるには、『ポケモンGO』と同じく一定数距離を稼がないといけないため、ゲーム内の自転車に乗って孵化作業に勤しんだ思い出があります。
※1:メタモンなど性別が存在しないポケモンもいます。
※2:預けるとポケモンのレベルを上げてくれる施設。
※3:相性が悪いと発見されないこともあります。
色違いポケモン
『ポケモンGO』にも、色違いポケモンが存在するとの噂があります。
あくまで噂なので、確定情報ではありません。しかし、第二世代内の出現率は非常に低い1/8192と言われており、もし本当に実装されていたとしても、自力で遭遇するのは至難の業かもしれませんね。
時間・曜日の概念
また、時間や曜日の概念も『ポケモンGO』にあるとの噂があります。
その噂の根拠として、昼と夜では出現するポケモンの種類が違うのと、特定のポケモンが大量発生する通称「ポケモンの巣」の中身が、週替りで変更されていることがあげられます。
正確な規則性がわかれば、もっと簡単にポケモンをゲットできるかもしれませんね。
『ポケモンGO』への追加予想
なつき度
第二世代では、ポケモンを手持ちに入れて連れ回すと「なつき度」が上がる要素が追加されました。なつき度は特定のポケモンの進化や、イベントの発生に関連性があるステータスです。
ポケモンを連れて歩くという点は、『ポケモンGO』とも共通ですね。
そのため、歩いた距離に応じて手持ちポケモンのなつき度が上がるという要素は、実装されてもおかしくはないと思います。
もし実装されるとしたら、"このトレーナーはいいトレーナーだからみんなも来いよ!"などと、なつき度が上がったポケモンが呼びかけてくれ、同種族のポケモンと遭遇しやすくなったりとかでしょうか。
ポケルス
追加予想2点目は、「ポケルス」についてです。
ポケモンを遊んでいたプレイヤーの中にも知らない人がいるかと思いますが、ポケルスとはバトル終了後3/65536の確率でポケモンが感染してしまう謎の病気です。
ポケルスに感染すると、入手する「きそポイント(努力値)」の数値が2倍になり、ポケモンを育成しやすくなります。そのため、病気と言ってもマイナスにはならず、むしろポケルスに感染しているポケモンをトレードに出すと喜ばれたりします。
『ポケモンGO』には、努力値という要素がおそらくありませんが、トレーナーXPは……しあわせタマゴがあるので、ポケモンのCPに関するボーナス要素が、後々実装されるかもしれませんね。
ポケモンにどうぐを持たせることが可能に
第二世代から、ポケモンに道具を1つ持たせられるようになりました。
持たせるどうぐによっては戦闘中に効果があるので、戦略の幅が広がり、一気にポケモンバトルの奥が深くなりました。
また、ポケモンの中には、特定のどうぐを持たせて通信交換することが進化条件のポケモンもいるので、この特殊な進化条件のポケモンが登場すれば、自ずとどうぐを持たせるシステムも実装されるかもしれませんね。
また、持たせたポケモンがバトルに参加し勝利すると、獲得賞金が2倍になる「おまもりこばん」というどうぐもあります。これを『ポケモンGO』に当てはめると、持たせたポケモンがジムバトルに勝利すると、"名声を半減、もしくは倍増させることができる"とかでしょうか。
なんであれ、実装されればまた一つ楽しみが増えそうです。
モンスターボールの種類が増加
第一世代で、ポケモンを捕まえるボールと言ったら、モンスターボール、スーパーボール、ハイパーボール、マスターボールの4種類ですが、第二世代からは一気に7種類のボールが追加されました。
釣竿でつれるモンスターが捕獲しやすい「ルアーボール」、逃げるポケモンに有効な「スピードボール」、ポケモンの体重が重ければ重いほど捕獲率が上がる「ヘビーボール」などなど、個性的なボールが増え、捕まえるポケモンによって使用するボールを変えるという戦略も必要になりました。
『ポケモンGO』では、マスターボールを除いた3種類が現在実装中ですが、水辺に出現しやすいポケモンなど、生息地の偏りがあると噂があるので、環境に適したボールを使うことが後々求められる時がくるかもしれません。
第三世代以降
さて、第一世代と第二世代の特徴をご紹介しました。
『ポケモンGO』には未実装ですが、追加されそうな要素もありそうでワクワクしますね!
第三世代以降は、後ほど別記事でご紹介させていただきますので、もう暫くお待ちいただければと思います。
それでは!